秋の乾燥した空気となり快適な時期となりました。日よっては不安な時もあり雨具や防寒具は必要です
天気・気温
山と周辺の状況
■天候と自然
9/19 曇 13.5℃(5:30)。
鳳凰山や富士山は見えているものの、時折雨がパラパラと降ってきます。
西風も強く吹き抜け、不安定なお天気です。
一昨日から七丈小屋を拠点にして、1合目から9合目までと登山道の分岐点に道標を設置する作業が、北杜山守隊の皆様の手によって行われました。重い標柱を担ぎ上げての設置作業、大変お疲れ様でした!
9/18 晴 14.8℃(6:00)。
すっきりとした青空が広がる七丈小屋です。
カラッとした爽やかな風が吹き抜けて、日中も快適に過ごせる季節になってきました。
麓はまだ暑さが残りますが、山の上は季節の移り変わりを感じます。
昨日は中秋の名月。
第2小屋のテラスからは風情のある美しい月を眺める事ができました。
満月は今日なので、今夜も晴れればきれいな月をおがめそうです。
9/17 曇 14.8℃(5:30)。
深夜から明け方にかけては細かい霧雨のような雨が降っていましたが、夜が明けると雨は上がり所々に青空が覗いています。
台風の影響なのか、今週から来週にかけてはスッキリしないお天気が続きそうです。
お出かけ前に天気予報を良くご確認ください
9/16 晴 17.0℃(6:30)
山頂方面に青空が広がり良いお天気です。
午後からお天気下り坂となりますので早めの行動で楽しまれてください。
北杜山守隊による登山道整備が黒戸尾根で本格的に始まりました。
先週は七丈小屋に連泊していただいて五合目の整備作業を行いました。
急峻な狭い道の浸食が進み、太い木の根っこが道を塞いだり通行の妨げになっていましたが今回の作業で安全に上り下りできるようになりました。
三日間に渡る作業、大変お疲れ様でした!
9/15 雨 15.3℃(5:30)
現在小屋周辺では小雨がぱらぱらと降っています。
上空に雨雲がかかっていますが麓は見えているので日の出の光が綺麗に見えています。
黒戸尾根の道標設置作業も進行しており、先週のヘリ空輸で七丈小屋に上げられた4〜6合目の道標を弊社代表花谷が歩荷で担ぎ下ろしました。
1本あたり18キロあるそうで3本で54キロ。
刃渡りより上部では急峻な険しい道が続く黒戸尾根、幅のある長ものを担いで行動するのは困難なはずですが、さすが登山家は違いました。終始涼しい顔で笑い話を交えながら歩荷を楽しまれたようです。
9/14 晴 12.8℃(5:00)
七丈小屋では朝晩涼しく快適な日々が続いています。
本日も快晴の朝を迎えて登山日和の連休がスタートしました。
一昨日からエコパークの方々が小屋周辺のゴミ清掃活動で七丈小屋に来てくださりました。
昭和時代に投棄されそのまま放置されていたゴミの回収です。
中にはブラウン管テレビもあり驚きを隠せません。
回収されたゴミの量も凄まじく11月のヘリ空輸時に麓へ下ろす計画です。
清掃活動ありがとうございました!
■クマの目撃情報 (7月情報)
※仙丈ヶ岳周辺、仙水峠、双子山周辺でクマの目撃情報があります
黒戸尾根でもクマを見掛けたというお話も最近聞きました。
熊鈴やラジオを鳴らす等して、自分の存在をアピールしてクマに遭遇しないようお気を付けください
登山道の状況
■甲斐駒ヶ岳 黒戸尾根
(登山道の要所の画像が公式Instagramにあります。ホームページからも参照できます)
9/19 黒戸尾根に支障の連絡なし。周辺登山道も大きな支障の連絡なし
■マウンテンタクシー 2024
「JR小淵沢駅」と南アルプスと八ヶ岳方面への「登山口」とを結ぶシェア型登山タクシー
運行予定 6月15日(土)~11月15日(金) の毎日 事前予約必要
予約 受付開始中
詳しくはこちら
https://www.mountaintaxi.jp/
■下山後の交通手段の注意 北沢峠→広河原はいかれません
北沢峠から広河原を結ぶ南アルプス市営バスは現在運行されておりません。
北沢峠に下山をされても、バスで芦安や甲府方面には出られません。ご注意ください。
北沢峠から伊那市の南アルプス林道バスに乗り、仙流荘を経由して高遠、伊那、茅野方面には抜けられます。
■2024年(令和6年)南アルプス林道バス
北沢峠行きは、路線名変わり「南アルプスクイーンライン」となりました。
仙流荘周辺が「戸台パーク」としてリニューアル
南アルプス林道バスの発着場所及びバス停が仙流荘前に移転
ほか、戸台パークまでのアクセス、マイカーの駐車場、運行期間など
詳しくは以下を参照下さい
https://www.inacity.jp/kankojoho/sangaku_alps/minamialps/minamialps_jikokuhyo.html
■日帰り黒戸尾根往復 参考情報(8/6)
今シーズン入山者数制限等が設けられて何かと話題の富士山ですが、今日は主に日帰りで黒戸尾根の往復を考えておられる皆様に参考情報を。
富士山の登山ルートは一般的には山梨側に1ルート、静岡側に3ルートあります。
1番登山者数の多いのは山梨側の富士吉田ルートですが、ダントツに登山者数の少ないのが静岡側の御殿場ルート。
五合目の標高が他の3ルートよりも1000m程低く、歩行距離も最短の富士宮ルートの約2倍と、富士登山のルートの中では1番ハードなルートです。
登山口から山頂までの標高差、歩行距離が、富士山御殿場ルートと甲斐駒の黒戸尾根は数字の上で類似しています。
標高差は、富士山御殿場ルートが約2300mに対して黒戸尾根は約2200m
歩行距離は、富士山御殿場ルートは片道約10km、黒戸尾根は約9kmと、ほぼ同じです。
データ上はほぼ同じですが、黒戸尾根には富士山にはないハシゴ場や鎖場、手足を使ってよじ登る岩場があり、危険度や技術的難易度は黒戸尾根の方が高いように感じます。
日帰りするには、コースタイムに対して7~8割くらいの速さで12時間行動出来るくらいの体力とスピードを身に着けてからの方が安心安全かと思います。
この夏日帰りでの黒戸尾根からの甲斐駒にチャレンジしてみようという方は、トレーニングを積んで是非挑戦してみてください。
登山装備
3000m級山岳の秋の登山装備が基本
雨具&防寒具必携。
注意点
余裕をもった計画で最新情報をチェックしていただき、対応できる装備でお出かけください。
■登山計画書について(重要)
必ず登山計画書を提出し、計画内容をご家族やご友人と共有の上、登山をお願いいたします。
■麓の山小屋 アグリファームむかわ
登山の前泊なら送迎可(要相談)
※詳細は 甲斐駒ヶ岳七丈小屋ホームページにリンクがあります
お知らせ
■甲斐駒ヶ岳七丈小屋
https://www.kaikoma.info/
※必ずホームページを見て、利用下さい。
ご予約とお問い合わせ 090-3226-2967
■通年営業中
詳しくはこちら
https://www.kaikoma.info/2023summer
夏営業中
七丈小屋の公式サイトからのオンライン、電話での予約どちらも可能
オンライ予約の場合→事前カード決済、
電話予約の場合→宿泊当日小屋で現金支払
グリーンシーズンの黒戸尾根に是非お越しください!
詳しくはこちら
https://www.kaikoma.info/2024summer
・給水
日帰り、通過の方も利用可(有料100円)
■情報発信
登山道情報や小屋の情報など、日々の発信は公式Instagramに集約させますので、ぜひフォローをお願いします。
またこちらは公式Facebookとも連動しております。
公式Instagram
https://www.instagram.com/kaikoma.kuroto/
公式Facebook
https://www.facebook.com/kaikomagatake
■売店から
各種記念品など販売
(デザイン切り絵作家後藤郁子さん)オリジナルTシャツ、黒戸尾根手てぬぐい1本1500円、オリジナルステッカー
※オンライショップでもお求めいただけます。
■七丈小屋のスタッフ(通年)を募集中
詳しくは下記のサイトをご覧ください。
https://first-ascent.co.jp/info/post-6156/
昨年の今頃の様子は?
ミックス部分あり、アイゼン底付き箇所あり慎重に。12本爪アイゼン+ピッケル必要。万全の装備で2024.12.12
昨夜降雪。小屋まではチェーンアイゼンで。小屋から山頂は前爪アイゼン+冬山装備必要2024.12.19
今朝曇天に小雪。昨日山頂へは一部膝ラッセル。小屋~上は前爪アイゼン+冬山装備必要(防寒油断禁物)2024.12.26
厳しい寒さ防寒油断なく。小屋~上は前爪アイゼン+ピッケル必要。営業日注意(2/17~4/17金土日)2025.01.09
昨日降雪後強風でトレース消失、吹溜りあり。小屋~上は前爪アイゼン+ピッケル必要。営業日注意(2/17~4/17)2025.01.16
冬山装備と体調を整え冬の黒戸尾根を楽しまれてください。営業日注意(2/17~4/17は金土日のみ宿泊可)2025.01.23
甲斐駒ヶ岳 七丈小屋周辺の過去の様子
甲斐駒ヶ岳 七丈小屋
- 現地連絡先:
- 090-3226-2967
- 電話番号:
- 090-3226-2967
- 連絡先住所:
- 山梨県北杜市須田町若神子新町1205-25




