甲斐駒ヶ岳 | 甲斐駒ヶ岳 七丈小屋

水分を多く摂って熱中症予防をしながら初夏の黒戸尾根を楽しんで下さい。高山植物も開花しています

夕方は北アルプス方向に沈む美しい夕日が見られました(2025.06.26 甲斐駒ヶ岳 七丈小屋)
夕方は北アルプス方向に沈む美しい夕日が見られました(2025.06.26 甲斐駒ヶ岳 七丈小屋)
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

天気・気温

06/20(金) 07:00 晴 17.3℃

山と周辺の状況

■自然ほか (画像は公式インスタから見ることができます)
6/20 晴 7時17.3度
本日は、冷たい風が吹き抜ける気持ちの良い朝です。
小屋の上をガスが流れていく様を見ていると、夏を実感します!
昨日も多くのお客様にご利用頂きました。
今日も満室で、賑やかな一日となりそうです!
皆様、梅雨の晴れ間の甲斐駒ヶ岳を楽しまれていて小屋番も嬉しい気持ちになります!
引き続き、水分を多く摂って熱中症予防をしながら初夏の黒戸尾根を楽しまれてください
大好評の宇宙ブルーイングのクラフトビールですが、在庫残り僅かとなっております!!
是非この機会にお試しください しっかり冷やして、お待ちしております

6/19 快晴 朝6時半16.5度
昨日は平日にも関わらず、多くのお客様で賑わいました!
快晴と快適な気温で、皆様山頂を存分に堪能されたようです。
本日も、朝から気温が高く、空は濃い青に包まれています
黒戸日和が続きます!是非小屋で冷たい飲み物を飲んで、初夏の黒戸尾根を満喫されてください。
標高の低い箇所は気温が高いと思いますので、水分をしっかり摂って、熱中症に気をつけてお越しください!

6/18 快晴 朝6時半で16.6度
本日は朝からスッキリと晴れ渡り、気持ちの良い朝です!
日差しは強く小屋にいても暑く感じるほどです。
小鳥とともにセミも鳴き始め、夏だなぁと感じます。
水分をたくさん摂って、熱中症に注意してお越しください!
こんな暑い日にぴったりな、ビール、コーラ等を取り揃えてお待ちしております!

6/17 晴 朝6時14度。気持ちの良い風が吹いております。
今朝は、山頂方面はどんよりとした雲に覆われているものの、甲府方面の視界が開けていて素晴らしい雲海を拝む事が出来ました。まさに大河のようで、素晴らしい時間でした。
ここ数日の天気の傾向は早朝のみ晴れて9時前にはガスってしまうというパターンが多いです。
山頂での景色を堪能するには、無理なく小屋泊で早朝に山頂をアタックするのがおすすめです!
引き続き、雨具や防寒着を忘れずに、初夏の黒戸尾根を楽しまれてください!
小屋でお待ちしております!

6/16 晴 06:00 14.4度。久しぶりに青空が出て、気持ちの良い風が吹き抜けています
小屋の窓も全開放し、とても爽やかな朝です!
気温もロンT1枚でちょうど良い感じで、まさに初夏といったところです。
暑すぎず、寒すぎず、まさに登山にはぴったりな気候となりました。
山頂ではひんやりとした空気と暖かい日差しで贅沢な時間が過ごせることでしょう!
夏本番前の黒戸尾根は、日も長く快適に山頂を目指せます!
この機会に是非、お楽しみください。
冷たい飲み物を用意してお待ちしております!

6/15 雨 05:30で13.1度。昨日はお昼頃から雨が降り始め、夜には土砂降りの雨となりました。
深夜は大粒の雨が小屋の屋根を叩き、何度も目が覚めました。
今朝も、時折り土砂降りの雨になっており山頂を目指す予定だったお客様も登頂を断念されました。
引き続き、梅雨の黒戸尾根が続きますが、雨の黒戸尾根は苔や樹木がみずみずしくとても美しいものです。
森がしっとりと輝くような、静寂の黒戸尾根を楽しまれてください。
雨装備や、タオル、着替えなど、装備を万全に揃えてお越しください。

6/14 雨 06:00 13.3度。日が差し込んでいるものの、小雨が降り続く朝です。
不思議と視界は良く北アルプス方面や鳳凰三山は見えております。
今、黒戸尾根では五合目近辺から イワカガミ イワカガミ が見頃を迎えております。
険しい岩場にびっしりと可憐な花を咲かせております。
昨日入山時には岩の割れ目から花を咲かす イワカガミ イワカガミ に勇気をもらえました。
関東も梅雨入りしすっきりしない日が続きますが、そんな日だからこそ足元の花々に目を向ける登山を楽しんでみてはいかがでしょうか?
雨対策をしっかり準備したうえ、花の黒戸尾根をお楽しみください

登山道の状況

■甲斐駒ヶ岳 黒戸尾根 
(登山道の要所の画像が公式Instagramにあります。ホームページからも参照できます)

6/20 黒戸尾根に大きな支障の連絡はありません

登山装備

基本は3000m級山岳の夏山登山装備

注意点

余裕をもった計画で最新情報をチェックしていただき、対応できる装備でお出かけください。

■登山計画書について(重要)
必ず登山計画書を提出し、計画内容をご家族やご友人と共有の上、登山をお願いいたします。
※山梨県の条例により南アルプスに冬期(12月1日〜3月31日)登山は登山計画書の提出が義務化されました。

■麓の山小屋 アグリファームむかわ
登山の前泊なら送迎可(要相談)
※詳細は 甲斐駒ヶ岳七丈小屋ホームページにリンクがあります

■マウンテンタクシー 
2025年 運行予定  6月14日(土)~11月16日(日) の毎日 要予約
2025予約受付け 6/2 12時~
料金、ルート、時間など詳細は以下を参照
https://www.mountaintaxi.jp/

■2025年(令和7年)南アルプス林道バス
北沢峠行きは、路線名変わり「南アルプスクイーンライン」となりました。
南アルプスクイーンライン(北沢峠線)
4月25日~5月31日まで 戸台口~歌宿まで運行
6月1日~11月15日(予定)まで 戸台口~北沢峠まで運行
詳しくは以下を参照下さい
https://www.inacity.jp/kankojoho/sangaku_alps/minamialps/minamialps_jikokuhyo.html

お知らせ

■甲斐駒ヶ岳七丈小屋
https://www.kaikoma.info/

※必ずホームページを見て、利用下さい。
ご予約とお問い合わせ 090-3226-2967

■情報発信
登山道情報や小屋の情報など、日々の発信は公式Instagramに集約させますので、ぜひフォローをお願いします。
またこちらは公式Facebookとも連動しております。

公式Instagram
https://www.instagram.com/kaikoma.kuroto/

公式Facebook
https://www.facebook.com/kaikomagatake

■毎日営業中 夏営業となりました
・テント泊、小屋泊利用にあたり 以下を必ず公式ホームページを参照下さい

・予約方法など
https://www.kaikoma.info/reservation-calendar

■2025年夏山シーズンの予約 受付中
予約など詳細は小屋公式ホームページを参照下さい

■クラフトビール販売
日本全国にファンがいる国内でも最強のプリュワリーである、うちゅうブルーイングの限定コラボビールを含む4種類です。
購入していただいたお客様にはもれなくポストカード1枚お渡しています
詳しくは公式インスタ 5/27を見て下さい

■小屋前にてコーラ、ポカリの冷やし売りを始めました!
南アルプスの天然水でキンキンに冷えてます
山頂から降りて来てからの、冷えたジュースは本当に最高です
料金箱も設置しておりますので、立ち寄りのお客様もセルフでご利用頂けます!
長く険しい黒戸尾根のオアシス…是非ご利用ください!

■ポイントカード
七丈小屋ではご希望される方にポイントカードをお配りしています。
一度だけではなく、何度も足を運んでいただいて黒戸尾根をもっと好きになっていただこうと考案したカードです
10ポイントで1泊宿泊サービス、ワンドリンクサービスやクーポンサービスもあります。
期限はありませんので、ご希望の方はスタッフにお声掛けください

■七丈小屋のスタッフ(通年)を募集中
詳しくは下記のサイトをご覧ください。
https://first-ascent.co.jp/info/post-6156/

昨年の今頃の様子は?

ミックス部分あり、アイゼン底付き箇所あり慎重に。12本爪アイゼン+ピッケル必要。万全の装備で2024.12.12

昨夜降雪。小屋まではチェーンアイゼンで。小屋から山頂は前爪アイゼン+冬山装備必要2024.12.19

今朝曇天に小雪。昨日山頂へは一部膝ラッセル。小屋~上は前爪アイゼン+冬山装備必要(防寒油断禁物)2024.12.26

厳しい寒さ防寒油断なく。小屋~上は前爪アイゼン+ピッケル必要。営業日注意(2/17~4/17金土日)2025.01.09

昨日降雪後強風でトレース消失、吹溜りあり。小屋~上は前爪アイゼン+ピッケル必要。営業日注意(2/17~4/17)2025.01.16

冬山装備と体調を整え冬の黒戸尾根を楽しまれてください。営業日注意(2/17~4/17は金土日のみ宿泊可)2025.01.23

甲斐駒ヶ岳 七丈小屋周辺の過去の様子

  • 朝日浴びる小屋前の様子。
  • 山頂への途上で
  • 小屋~山頂 九合目下のルンゼ部も雪が適度に着いて歩きやすそうです(撮影 登山者様)
  • 小屋~山頂 一部夏道をたどる箇所では、少し緊張するトラバースもありますので十分お気をつけください(撮影 登山者様)
  • 山頂方面の様子
  • いよいよ黒戸尾根にも本格的な冬が来たなと実感
  • 風も強めで地吹雪発生
  • 刃渡り以降は足首前後の積雪量
  • フカフカの新雪で、アイゼンの効きも悪く、なかなか難しいコンディション
  • 刃渡りの上でクマの足跡
  • 11/21の小屋前の様子  11/18夜降雪し翌朝マイナス8.8℃。
  • 昨日は一日中快晴でしたが、気温がとても低く先日降った雪はほとんど溶けずに残りました

甲斐駒ヶ岳 七丈小屋

現地連絡先:
090-3226-2967
電話番号:
090-3226-2967
連絡先住所:
山梨県北杜市須田町若神子新町1205-25

地図で見る
https://www.kaikoma.info

施設の詳細を見る

関連する山

山梨県 / 赤石山脈北部

甲斐駒ヶ岳 標高 2,967m

 全国に駒ヶ岳を名のる山は20座を超えているという。その中で最も高いのが甲斐駒ヶ岳である。作家の宇野浩二は、『山恋ひ』の中で、「山の団十郎」と絶賛した。ふもとから仰いだその山姿は、正にその名に価する高貴な山容をもって迫ってくる。  太古、武御雷命(たけみかずちのみこと)が生んだ天津速駒(あまつはやこま)という白馬がいた。羽があって空中を飛んでおり、夜になると、甲斐駒ヶ岳の頂上で眠ったとのこと。これが命名の由来といわれている。  また、天平3年(731)には、甲斐国から朝廷に、身が黒色、尾が白い馬が献じられた。その馬に乗って聖徳太子が甲斐駒ヶ岳を往復したとか。ふもとを巡る川は、それにちなんで尾白(おじら)川と呼ぶ、などの伝説も残っている。  それはともかく、かつては駒ヶ岳講の名において、白装束の講中登山の山であった。開山したのは、信州・諏訪の小尾権三郎(弘幡行者)で、文化13年(1816)6月15日、20歳のときであった。しかし、文化11年編『甲斐国志』には、すでに「山頂巌窟ノ中ニ駒形権現ヲ安置セル所アリ」と記しているので、その真偽のほどは分からない。  登拝路のメインルートであった黒戸尾根上に残る、おびただしい信仰のモニュメントの数々を目にすると、そんな歴史上の小さな矛盾は消し飛んでいくような気がする。  かつては、白崩山の異称さえあった、真っ白な花崗岩とハイマツの緑に覆われた山頂からの眺めは、さすがに一等三角点の本点だけのことはある。この三角点のやぐら(覘標(てんびよう))は明治24年7月10日に建てられ、同年7月14日に標石を埋めた。同年9月12日から25日まで観測が行われている。南アルプス三大急登の1つに数えられる黒戸尾根を、重さ90kgもある標石を担ぎ上げた先人の苦労には頭が下がる。  甲斐駒ヶ岳は、伊那の人たちは東駒ヶ岳と呼んでいる。目と鼻の先に見える山に、他国の名を冠するほど人間はお人好しではない。  さて、甲斐駒ヶ岳を巡ってたくさんの花崗岩の岩壁がある。この一帯に集中的に挑みルートを開拓していったのは、主として東京白稜会のメンバーであった。1949年から1970年にかけてのパイオニア・ワークは、一頭地抜きん出ている。この会の代表であった、恩田善雄氏の「甲斐駒ヶ岳―わたしの覚書き」は、甲斐駒周辺の地誌、登攀記録、山名の由来、伝説などを網羅したものである(未刊行)。  登山コースは尾白川渓谷から黒戸尾根経由で山頂まで9時間。南西の北沢峠からは双児山、駒津峰を越えて約4時間の登りで山頂へ。

山梨県 長野県 / 赤石山脈北部

駒津峰 標高 2,752m

山梨県 長野県 / 赤石山脈北部

双児山 標高 2,649m

赤石山脈北部周辺の山です。

ユーザーの登山記録から

周辺の山岳最新情報