甲斐駒ヶ岳 | 甲斐駒ヶ岳 七丈小屋

本日台風の影響で朝から肌寒い雨。週末は台風一過で良い天気になりそう。朝夕肌寒くなってきました

7:30現在も晴天で、遠くに聳える北アルプスが肉眼でしっかりと確認出来ます(2025.09.25 甲斐駒ヶ岳 七丈小屋)
7:30現在も晴天で、遠くに聳える北アルプスが肉眼でしっかりと確認出来ます(2025.09.25 甲斐駒ヶ岳 七丈小屋)
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天気・気温

09/05(金) 06:00 雨 13℃

山と周辺の状況

■自然ほか (画像は公式インスタから見ることができます)
9/5 朝の天気は台風の影響で雨となっています。
気温は朝6時で13℃と肌寒くなっています。

 先日のヘリで欠品していた北杜のクラフトビールが再入荷しました
七丈小屋では「うちゅうブルーイング(高根町)」さんと「万珍醸造(明野町)」さんのビールを置かせてもらっています。
今回はうちゅうブルーイング3種、万珍醸造2種を取り揃えました。
しかも今回は【BREWER‘S CHOICE】も入荷。
それぞれのブルーワーさんに、「山でこれを飲んでほしい」という一本を選んでもらいました
それぞれ数量限定での販売です。
ぜひ七丈小屋で北杜のクラフトビールをお楽しみください!!
またそれぞれタップルームが小淵沢と明野にありますので、合わせてお楽しみいただければと思います!

9/4 朝6時 13.6℃。
現在の天気は曇りですが、予報ではお昼頃から雨になる予報です。

今朝は天候が崩れる前にスタッフが山頂まで行ってきました。
ダイナミックな雲の動きを楽しんだようです。

しかし台風15号の影響で、明日はまとまった強い雨の予報となっています。
時間帯によっては強風を伴うことも考えられます。
勢力が小さくても台風です。無理な登山はお控えください。
ご予約も今日明日は全てキャンセルとなりました。
山中にいる方は、今日中に下山、または安全な場所まで移動しておいてください。

週末は台風一過でいい天気になりそうです。皆様のお越しをお待ちしております。

9/3 気持ちいい朝になりました
秋らしい空、そして気温は朝5時で12.5℃と肌寒いです。
天気はいいですが、台風が近づいているせいか風が出てきました。
今日から金曜日までは台風の影響を受けそうです。
天気予報を受けて、金曜日までの予約が減り始めています。
今回の台風は小さいながらも、金曜日は本州を横断する予報になっています。
今後も天気予報を見極めて、登山計画を立てていただければと思います。

9/2 快晴 5時過ぎで13.3℃ だんだん肌寒くなってきました。
昨日はヘリ荷上げの日でした。
朝から1便上がったものの、あっという間に雲が湧き上がってきて2便目は小屋に届かず持ち帰り。
しばらく待機ののち、午後3時ごろから作業を再開していただき、無事に全ての荷物が上がりました
いつもながら安定した輸送を行ってくださっている、アカギヘリコプターの皆様に感謝申し上げます。
またちょうど居合わせた登山者の皆さま、ご協力ありがとうございました。
ヘリ輸送は山小屋の要と言っても過言ではありません。
これからも安全作業に留意していきたいと思います。

9/1 晴 朝6時14.5℃
今日はこれからヘリ荷上げの予定です。
天気はいいのですが、残念ながら靄がかかっていて麓が見えません。
うまく飛んでくれるといいのですが。。。
しかし登山の皆さまには最高の景色を楽しんでいただけると思います
今日も良い一日を

8/31  朝5時で15℃。心地の良い快晴
昨日は満室で賑やかな週末でした。
またトレイルランニング、クライミング、縦走、沢登りと、皆さまそれぞれのスタイルで楽しまれていました。
アクティビティの多様さも甲斐駒ヶ岳の魅力ですね。
さて、今朝も見事なご来光でした。
若干雲が高めで、七丈小屋では5時20分に日の出を迎えています。
ここ数日は雲の湧き上がりが緩やかになっていて、午後になっても比較的遠くまで見通せます。
今日も気温が上がりそうです。
しっかり水分を摂りながら行動してください。

8/30 朝6時で16.8℃でした。
さて、今日は皆様に新作のお知らせです
欠品中だったプレミアムバッジが新デザインで入荷しました
各地の山小屋でも大人気。
mauveの山本葵さんが、ハンドメイドでひとつひとつ作った真鍮製の作品です。
1.七丈ピンバッジ
潔い漢字デザインです。七の上には雷鳥さんがいます。
見れば見るほど味があるデザインでじわります。
2. イワカガミ イワカガミ ピンバッジ
甲斐駒ヶ岳を象徴する花は、何と言っても イワカガミ イワカガミ
小型で額縁に入った標本のようなデザインです。
スーツやジャケットの胸元にも合わせられる大きさです。
3.二本剣キーホルダー
キーホルダータイプで実用的にデザインしてもらいました。
黒戸尾根九合目烏帽子岩の二本剣。
黒戸尾根のハイライトと言えるでしょう。
以上3点が、週明けのヘリに先んじて昨日歩荷で新入荷!一点2500円です。
早速昨日もお買い求めいただきました
ぜひ黒戸尾根登山の記念にお買い求めください

■日の出前出発計画の皆さまへ、お弁当のご案内
メインのいなり寿司は酢飯が食欲をそそります
屋外はもちろん、ご出発前に小屋内で召し上がっていただいくことも可能です。
一つ一つ手作りした自慢のお弁当ですので、引き続き是非ご活用くださいませ。
(基本的に前日まで食事プランの変更も可能です。 ネット予約もしくはお電話にてどうぞ)

登山道の状況

■甲斐駒ヶ岳 黒戸尾根 
(登山道の要所の画像が公式Instagramにあります。ホームページからも参照できます)

9/5 台風通過中
台風前には黒戸尾根の通行に大きな支障の連絡はありませんでした

登山装備

基本は3000m級山岳の夏~秋の登山装備
晴れれば熱中症対策必要 気温低下しており防寒装備必要
天候の急変多発、雨具必携

注意点

余裕をもった計画で最新情報をチェックしていただき、対応できる装備でお出かけください。

■登山計画書について(重要)
必ず登山計画書を提出し、計画内容をご家族やご友人と共有の上、登山をお願いいたします。
※山梨県の条例により南アルプスに冬期(12月1日〜3月31日)登山は登山計画書の提出が義務化されました。

■麓の山小屋 アグリファームむかわ
登山の前泊なら送迎可(要相談)
※詳細は 甲斐駒ヶ岳七丈小屋ホームページにリンクがあります

■マウンテンタクシー 
2025年 運行予定  6月14日(土)~11月16日(日) の毎日 要予約
料金、ルート、時間など詳細は以下を参照
https://www.mountaintaxi.jp/

■2025年(令和7年)南アルプス林道バス
北沢峠行きは、路線名変わり「南アルプスクイーンライン」となりました。
南アルプスクイーンライン(北沢峠線)
4月25日~5月31日まで 戸台口~歌宿まで運行
6月1日~11月15日(予定)まで 戸台口~北沢峠まで運行
詳しくは以下を参照下さい
https://www.inacity.jp/kankojoho/sangaku_alps/minamialps/minamialps_jikokuhyo.html

お知らせ

■甲斐駒ヶ岳七丈小屋
https://www.kaikoma.info/

※必ずホームページを見て、利用下さい。
ご予約とお問い合わせ 090-3226-2967

■情報発信
登山道情報や小屋の情報など、日々の発信は公式Instagramに集約させますので、ぜひフォローをお願いします。
またこちらは公式Facebookとも連動しております。

公式Instagram
https://www.instagram.com/kaikoma.kuroto/

公式Facebook
https://www.facebook.com/kaikomagatake

■毎日営業中 夏営業となりました
・テント泊、小屋泊利用にあたり 以下を必ず公式ホームページを参照下さい

・予約方法など
https://www.kaikoma.info/reservation-calendar

■2025年夏山シーズンの予約 受付中
予約など詳細は小屋公式ホームページを参照下さい

■小屋前にてコーラ、ポカリの冷やし売りを始めました!
南アルプスの天然水でキンキンに冷えてます
山頂から降りて来てからの、冷えたジュースは本当に最高です
料金箱も設置しておりますので、立ち寄りのお客様もセルフでご利用頂けます!
長く険しい黒戸尾根のオアシス…是非ご利用ください!

■ポイントカード
七丈小屋ではご希望される方にポイントカードをお配りしています。
一度だけではなく、何度も足を運んでいただいて黒戸尾根をもっと好きになっていただこうと考案したカードです
10ポイントで1泊宿泊サービス、ワンドリンクサービスやクーポンサービスもあります。
期限はありませんので、ご希望の方はスタッフにお声掛けください

■七丈小屋のスタッフ(通年)を募集中
詳しくは下記のサイトをご覧ください。
https://first-ascent.co.jp/info/post-6156/

昨年の今頃の様子は?

ミックス部分あり、アイゼン底付き箇所あり慎重に。12本爪アイゼン+ピッケル必要。万全の装備で2024.12.12

昨夜降雪。小屋まではチェーンアイゼンで。小屋から山頂は前爪アイゼン+冬山装備必要2024.12.19

今朝曇天に小雪。昨日山頂へは一部膝ラッセル。小屋~上は前爪アイゼン+冬山装備必要(防寒油断禁物)2024.12.26

厳しい寒さ防寒油断なく。小屋~上は前爪アイゼン+ピッケル必要。営業日注意(2/17~4/17金土日)2025.01.09

昨日降雪後強風でトレース消失、吹溜りあり。小屋~上は前爪アイゼン+ピッケル必要。営業日注意(2/17~4/17)2025.01.16

冬山装備と体調を整え冬の黒戸尾根を楽しまれてください。営業日注意(2/17~4/17は金土日のみ宿泊可)2025.01.23

甲斐駒ヶ岳 七丈小屋周辺の過去の様子

  • 朝日浴びる小屋前の様子。
  • 山頂への途上で
  • 小屋~山頂 九合目下のルンゼ部も雪が適度に着いて歩きやすそうです(撮影 登山者様)
  • 小屋~山頂 一部夏道をたどる箇所では、少し緊張するトラバースもありますので十分お気をつけください(撮影 登山者様)
  • 山頂方面の様子
  • いよいよ黒戸尾根にも本格的な冬が来たなと実感
  • 風も強めで地吹雪発生
  • 刃渡り以降は足首前後の積雪量
  • フカフカの新雪で、アイゼンの効きも悪く、なかなか難しいコンディション
  • 刃渡りの上でクマの足跡
  • 11/21の小屋前の様子  11/18夜降雪し翌朝マイナス8.8℃。
  • 昨日は一日中快晴でしたが、気温がとても低く先日降った雪はほとんど溶けずに残りました

甲斐駒ヶ岳 七丈小屋

現地連絡先:
090-3226-2967
電話番号:
090-3226-2967
連絡先住所:
山梨県北杜市須田町若神子新町1205-25

地図で見る
https://www.kaikoma.info

施設の詳細を見る

関連する山

山梨県 / 赤石山脈北部

甲斐駒ヶ岳 標高 2,967m

 全国に駒ヶ岳を名のる山は20座を超えているという。その中で最も高いのが甲斐駒ヶ岳である。作家の宇野浩二は、『山恋ひ』の中で、「山の団十郎」と絶賛した。ふもとから仰いだその山姿は、正にその名に価する高貴な山容をもって迫ってくる。  太古、武御雷命(たけみかずちのみこと)が生んだ天津速駒(あまつはやこま)という白馬がいた。羽があって空中を飛んでおり、夜になると、甲斐駒ヶ岳の頂上で眠ったとのこと。これが命名の由来といわれている。  また、天平3年(731)には、甲斐国から朝廷に、身が黒色、尾が白い馬が献じられた。その馬に乗って聖徳太子が甲斐駒ヶ岳を往復したとか。ふもとを巡る川は、それにちなんで尾白(おじら)川と呼ぶ、などの伝説も残っている。  それはともかく、かつては駒ヶ岳講の名において、白装束の講中登山の山であった。開山したのは、信州・諏訪の小尾権三郎(弘幡行者)で、文化13年(1816)6月15日、20歳のときであった。しかし、文化11年編『甲斐国志』には、すでに「山頂巌窟ノ中ニ駒形権現ヲ安置セル所アリ」と記しているので、その真偽のほどは分からない。  登拝路のメインルートであった黒戸尾根上に残る、おびただしい信仰のモニュメントの数々を目にすると、そんな歴史上の小さな矛盾は消し飛んでいくような気がする。  かつては、白崩山の異称さえあった、真っ白な花崗岩とハイマツの緑に覆われた山頂からの眺めは、さすがに一等三角点の本点だけのことはある。この三角点のやぐら(覘標(てんびよう))は明治24年7月10日に建てられ、同年7月14日に標石を埋めた。同年9月12日から25日まで観測が行われている。南アルプス三大急登の1つに数えられる黒戸尾根を、重さ90kgもある標石を担ぎ上げた先人の苦労には頭が下がる。  甲斐駒ヶ岳は、伊那の人たちは東駒ヶ岳と呼んでいる。目と鼻の先に見える山に、他国の名を冠するほど人間はお人好しではない。  さて、甲斐駒ヶ岳を巡ってたくさんの花崗岩の岩壁がある。この一帯に集中的に挑みルートを開拓していったのは、主として東京白稜会のメンバーであった。1949年から1970年にかけてのパイオニア・ワークは、一頭地抜きん出ている。この会の代表であった、恩田善雄氏の「甲斐駒ヶ岳―わたしの覚書き」は、甲斐駒周辺の地誌、登攀記録、山名の由来、伝説などを網羅したものである(未刊行)。  登山コースは尾白川渓谷から黒戸尾根経由で山頂まで9時間。南西の北沢峠からは双児山、駒津峰を越えて約4時間の登りで山頂へ。

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駒津峰 標高 2,752m

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双児山 標高 2,649m

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