紅葉前線は七合目付近まで下りてきています

天気・気温

山と周辺の状況

暦の上では『寒露』を過ぎる頃、露が冷気によって凍りそうになる頃という時期なんですが、いつの間にあの暑いから秋になったのでしょうか。何年か前ですが10月14日に初雪が降り、大山寺から見た時に2合目付近まで真っ白になっていて、ストーブが無いととても過ごせない時がありました。しかもその年は11月3日にも大雪になり、6合目で50cmぐらい、8合目で腰のあたりまでラッセルをした覚えがあります。だんだん年を経てくると暖冬と言われ続けてその当時ほどの積雪は見られなくなりましたが、油断しないでください。

あの暑かった夏から秋を飛び越えて一気に冬に入りそうな気配ですが、山頂付近では草紅葉が始まっており、今日現在で七合目付近まで紅葉前線が下りてきています。ただ今年は梅雨明けから夏場にかけての降水量が極端に少なく、紅葉する前に樹木の葉が焼けてしまっている現象が見られます。樹木自体が生きていくために十分な光合成で栄養分が蓄積できない時に葉を枯らして落としてしまい、来年に備える訳です。

登山道の状況

大山の登山道は、とくに問題箇所はありません。

登山装備

これからの時期はひと雨降るごとに、平均気温が下がってきますので、服装や装備には注意してください。また「秋の日はつるべ落とし」と言われるように日が暮れるのが非常に早くなっています。ヘッドランプと予備の電池や充電量もチェックしておいてください。

お知らせ

日本山岳ガイド協会認定登山ガイド　（自然公園指導員）　久保昌之
電話 090-7999-2931（携帯）

★Facebook「くぼまさゆき」にて山のよもやま話、夏山登山道含めて大山山系の山々の情報を不定期に更新していますのでぜひご覧ください。
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登山に関するお問い合わせはもちろんのこと、ガイドに興味がある方など資格取得に向けてお手伝いもさせていただきます。気軽にお問い合わせください。

昨年の今頃の様子は？

大山はようやく冬の様相になってきました。アイゼンは前歯のついた10本または12本をご用意ください。2024.12.12

8合目辺りから山頂避難小屋までの間に目印の青色ポールを整備しました。目印ポールを目指して登山してください2024.12.23

ここ数年の中では雪の多い年となっています。予報で悪天候になるのが予測される場合、決して無理をしないでください。2025.01.10

大山プロガイド協会周辺の過去の様子

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