【2024年版】登山+山麓観光の欲張りプラン! ゴールデンウィークに登りたい山 山と旅行編

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ゴールデンウィークは山に登りたい。せっかく遠出するなら、山麓の観光も楽しみたい。そんなあなたに、登山と旅行を両方楽しめるプランを6つ紹介します。

目次

笹原が広がる稜線を歩き歴史を感じる素朴な橋へ剣山(つるぎさん)+奥祖谷二重かずら橋

徳島県/1955m
剣山観光登山リフト西島駅~大剣(おおつるぎ)神社~次郎笈(じろうぎゅう)~剣山~西島~剣神社・見ノ越/日帰り  計3時間30分

剣山山頂からは美しい稜線が続く

四国山地東部の、山深い場所にそびえる剣山。道路網が発達した現在は、手軽に高山気分を味わえる登りやすい山として人気が高い。たおやかな稜線が続く光景は、心を穏やかにしてくれる。

剣山観光登山リフトの西島駅を下りたら、正面の鳥居を潜って大剣神社へ。お塔岩を御神体にした大剣神社に参拝したら、右へ下ると湧き水がある。この水は、一口飲むと10歳若返るといわれる御神水だ。そこから剣山の中腹を進み、鞍部に出たらまずは正面の次郎笈をめざそう。森林限界を越えて雄大な景色の中を登れば、剣山を一望する次郎笈の山頂に着く。

引き返して鞍部を直進し、剣山の頂上へ。ここもさえぎるものがなく、三六〇度を見渡す。木道を左へ進み、一段下ると剣山頂上ヒュッテ。さらに下って西島に戻ったら、歩いて見ノ越に向かおう。剣神社に参拝し、階段を下れば登山終了だ。

麓には奥祖谷(おくいや)二重かずら橋がある。登山口から車で10分ほどなので、立ち寄るといいだろう。(文・写真=木元康晴)

次郎笈から見た剣山
約800年前、平家一族が剣山での訓練に通うため架設したといわれている奥祖谷二重かずら橋

MAP&DATA

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山麓の観光プラン

つる性の植物を編み込んで作ったかずら橋は、素朴ながらも四国を代表する観光スポット。西祖谷にある「祖谷のかずら橋」が有名だが、剣山登山口から車で10分の奥祖谷二重かずら橋もみごと。かつて平家一族が、「平家の馬場」と呼ばれた剣山に通うために架けたとされる橋を再現したもの。9~17時、550円、4~11月は無休。

見ノ越には、小規模ながらも食堂が設置されたレストハウス「霧の峰」などがある。8~17時、不定休。また奥祖谷二重かずら橋の前にある丸石パークランドでも食事は可能で、アメゴ定食、名物の祖谷そばなどのご当地グルメを味わえる。8~18時、年中無休。

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ゴールデンウィークに登りたい山

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