背中の汗がヤバい! 夏山で大活躍する通気性に優れたバックパック10選【2024年夏】

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いよいよ夏山登山の最盛期に突入。そこで高温多湿の日本の山歩きに欠かせないバックパックの通気性に着目。最新の素材や機構により、汗や蒸れから背中を解放してくれる高機能なバックパックを紹介しよう。

文=鈴木志野

目次

*紹介している商品はメンズまたはユニセックスモデルです。

[オスプレー]
ダウンバーストシリーズ

通気性だけでなく防水性も求めるなら

オスプレー ダウンバーストシリーズ
オスプレー ダウンバーストシリーズ

ここに注目!

防水バックパックは背面構造がシンプルなことが多いが、「ダウンバースト」は背面の快適性も重視した注目のモデル。抜群の通気性と背負いやすさを実現するのはエアスピードサスペンションと呼ばれる構造で、テンションのかかったメッシュパネルが背中とバックパックとの間に空間をつくり、空気の流れをスムーズに。ショルダーベルトやヒップベルトにもメッシュを採用。写真の36L以外にも26Lタイプもある。

SPEC

価格 41,800円(税込)
容量 36L
サイズ ワンサイズ
(背面長46〜56cm)
重量 1,530g
カラー バビロニカイエロー(写真)、ダークチャコールグレー
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[カリマー]
オースターシリーズ

背中の筋肉をサポートしながら空間をつくるエアスペース構造を搭載

カリマー オースターシリーズ
カリマー オースターシリーズ

ここに注目!

2024春夏コレクションに新登場した抜群の通気性のよさで注目の「オースター」。背面の両サイドに配置されたメッシュパネルが背中の筋肉(脊柱起立筋)をしっかりとサポートしながら、左右から空気の流れを生み、体からの熱を上部に逃すエアスペース構造を採用する。写真の25L以外に30Lもラインナップ。

SPEC

価格 24,200円(税込)
容量 25L
サイズ S(背面長42cm)、
M(背面長46cm)
重量 1,110g(S)、1,130g(M)
カラー チャコール(写真)、セレスチアルブルー、ブラック
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[グレゴリー]
ズールシリーズ

通気性を確保しながらフィット感がさらに向上した人気モデル

グレゴリー ズールシリーズ
グレゴリー ズールシリーズ

ここに注目!

ロングセラー「ズール」(ウィメンズモデル名はジェイド)シリーズから昨年発売になったアップデートモデル。背中とバックパックの間に空間をつくるテンションのかかったパネルやハーネスの通気孔により、自由に空気が流れる通気性を確保。またサイドにメッシュパネルがついたことでフィット感と荷重分散が向上し、背負い心地もより快適に。写真の45L以外にも20〜65Lまで展開。

SPEC

価格 33,000円(税込)
容量 43L(SM/MD)、
45L(MD/LG)
サイズ SM/MD、MD/LG
*背面長は約89mm調整可能
重量 1,560g(SM/MD)、
1,61 0g(MD/LG)
カラー ボルケニックブラック(写真)、フォリッジグリーン、ハローブルー
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[ドイター]
フューチュラシリーズ

最大25%発汗を抑えるエアコンフォートシステムを採用

ドイター フューチュラシリーズ
ドイター フューチュラシリーズ

ここに注目!

ドイターの中で通気性に優れたモデルといえば「フューチュラ」シリーズ。アーチ状のフレームに張られたメッシュパネルを本体から浮かせることで空間をつくり、空気の循環を促し、最大25%発汗を抑える。さらにこのエアコンフォートシステムは発汗サーモグラフィーテストで同社比較品と比べ約3度の表面温度の低さも実現。写真の26Lのほかに23L、27L、32L、36L、40L、50L、60Lもラインナップ。

SPEC

価格 26,400円(税込)
容量 26L
サイズ ワンサイズ
重量 1,400g
カラー アトランティック×インク(写真)、グラファイト×シール
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[ホグロフス]
リムエアラック24

張りの強さを調整可能なテンションメッシュ構造がドライをキープ

ホグロフス リムエアラック24
ホグロフス リムエアラック24

ここに注目!

軽量トレッキング用のカテゴリー「リムシリーズ」の中でも、特に通気性に優れるのがこのモデル。軽量の中空アルミチューブが左右に張られた背面はテンションの強さが調整可能なメッシュ構造になっており、自在に空気の通り道をつくり、いつでもドライをキープ。またショルダーハーネスと中抜きしたウエストベルトも通気性のいい立体メッシュ構造で速乾性に優れる。

SPEC

価格 29,700円(税込)
容量 24L
サイズ ワンサイズ
重量 930g
カラー デザートイエロー/サニー(写真)、ターンブルー/ノルディックブルー、トゥルーブラック/マグネタイト
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[マウンテンハードウェア]
PCTシリーズ

ロングトレイルをサポートするトランポリンバックパネル搭載

マウンテンハードウェア PCTシリーズ
マウンテンハードウェア PCTシリーズ

ここに注目!

ロングトレイル用の大型バックパックシリーズ「PCT」。長時間・長期間使い続けられる耐久性と快適性を追求し、背面には全面にトランポリンバックパネル構造を採用。体とバックパックの密着を防ぐので、常にドライな状態を保てる通気性を確保する。体の動きに合わせて可動する機能を備えたヒップベルトも通気性を考慮した仕様になっている。写真の55L以外に70Lもある。

SPEC

価格 39,600円(税込)
容量 55L
サイズ S/M(背面長41〜48cm)、
M/L(46〜53cm)
重量 1,876g(S/M)、
1,884g(M/L)
カラー ブラックスプルース(写真)
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[マムート]
リチウムシリーズ

立体成形とエアチャンネル構造で快適な背負い心地を実現

マムート リチウムシリーズ
マムート リチウムシリーズ

ここに注目!

マムートを代表する人気シリーズ「リチウム」。立体成形の3D EVAフォームと空気の通り道が確保されたエアチャンネル構造が背中の通気性を確保し、汗や蒸れを効果的に排出しドライな状態をキープする。さらにショルダーベルトやヒップベルトにも通気性のいい素材を採用。写真の15L以外にも20L、25L、30L、40L、50Lをラインナップする。

SPEC

価格 16,50 0円(税込)
容量 15L
サイズ ワンサイズ
重量 720g
カラー サファイアブラック(写真)、プラチナブラック、ブラック、ウッズブラック、ホットレッドブラック
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[ミステリーランチ]
ブリッジャーシリーズ

無数の穴と特徴的な形状のパッドが空気の流れをつくりだす

ミステリーランチ ブリッジャーシリーズ
ミステリーランチ ブリッジャーシリーズ

ここに注目!

35〜65Lまで登山スタイルに合わせて選べる「ブリッジャー」。バックパネルやハーネス類には無数の穴を設けたダイカット・オープンセルフォームを採用。さらに腰から背骨に沿った太い溝により空気の流れが生まれ、高い通気性を確保。また背負った際に腰部分にできる空間が背面の溝と相まって蒸れを逃してくれる。写真の55Lのほかに35L、45L、65Lも展開。

SPEC

価格 50,600円(税込)
容量 55L
サイズ S、M、L
*背面長は無段階調整が可能
重量 2,400g
カラー ハマス(写真)、デルマー
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[ミレー]
ワナカシリーズ

波打つEVA背面パネルが空気の通り道を確保し動きをサポート

ミレー ワナカシリーズ
ミレー ワナカシリーズ

ここに注目!

ミニマルな装備での軽快なハイクに最適な軽量バックパックシリーズ「ワナカ」。通気性に関しては、体と接する面積を減らすために波打ったEVAの背面パネルが空気の通り道を確保。さらに体の動きに対してパネルが追従しやすい構造になっているので、機動性もよく、快適な山歩きをサポートしてくれる。写真の20L以外に10L、30Lもそろう。

SPEC

価格 20,240円(税込)
容量 20L
サイズ ワンサイズ
(背面長46cm)
重量 720g
カラー サファイア(写真)、ドリテ、マラクージャ
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[モンベル]
レラパックシリーズ

剛性のある金属フレームとメッシュパネルで風を通し蒸れを逃す

モンベル レラパックシリーズ
モンベル レラパックシリーズ

ここに注目!

アイヌ語で風を意味するReraを名前の由来とする「レラパック」シリーズ。背面にモンベル独自のV.B.P.(ベンチレーション・バックパネル)システムを搭載。背中に直接触れるパネルと本体との間に剛性の高い金属製フレームで空間をつくることで風が通り、蒸れにくさを実現。さらにショルダーハーネスとウエストベルトにも通気性のいいメッシュ地を使用している。写真の30L以外に25Lもある。

SPEC

価格 20,570円(税込)
容量 30L
サイズ ワンサイズ
(背面長53cm)
重量 1,140g
カラー グリーン(写真)、ネイビー、レッド
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詳細を見る(ウィメンズ)

目次

登山ギアカタログ

登山の必需品からプラスアルファのアイテムまで、注目の最新登山ギアを紹介します。

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