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今がいい山、棚からひとつかみ
山はいつ訪れても、さまざまな楽しみ方ができるが、できるなら「旬」な時期に訪れたいもの。山の魅力を知り尽くしたYAMAYAたちが、今オススメな山を本棚から探してお見せします。
白馬岳を蓮華温泉から往復。マイカー登山で混雑を避け、下山後は露天風呂を堪能する
夏山シーズン中、北アルプスの人気の山は混み合う。白馬岳に登るなら、大雪渓やロープウェイからのコースが人気だが、マイカー利用なら蓮華温泉からのルートは少し混雑を避けることができる。下山後の温泉入浴も楽しめるオススメなルートだ。
1.5kmも続く滑床を歩く大雪山・クワウンナイ川遡行。季節限定の癒しと奔流の沢と水を堪能する
沢登り経験者なら、短い北海道の夏を「クワウンナイ川遡行」で楽しんでみてはいかがだろうか? もちろん十分な経験と装備が必要な場所だが、ハーネスなしでもトライでき、約1.5kmも続く滑床を歩ける「癒しと奔流の沢」として知られる場所だ。
北アルプス入門にオススメの燕岳。急登、景観、高山植物、山小屋、アルプスらしさが詰まった場所
「初めて日本アルプスに行くなら?」と聞かれれば、まず真っ先に挙がる場所が北アルプス・燕岳。急登を登り詰めるとアルプスらしい景観と高山植物が広がる。居心地の良い山小屋で過ごす。山を堪能できる多くの条件が揃っている。
北アルプス・五色ヶ原――。急峻な鬼岳雪渓、ザラ峠を越えて標高2500mの天空の花園へ
北アルプス北部、立山~薬師岳の縦走路に本格的な夏山シーズンが訪れる7月下旬。まだ残雪が残り手強い場所もあるが、その縁には色とりどりの高山植物が咲き乱れる。立山室堂の喧騒を抜けて五色ヶ原へと向かえば、そこはベストシーズンの迎えた天空の花園が待っている。
憧れの白馬三山~不帰ノ嶮、高山植物が最も美しい7月に人気ルートを堪能しよう
白馬大雪渓を登りつめ、白馬岳から不帰ノ嶮を進んで唐松岳へと縦走するルートは、登山愛好者なら一度は経験したい憧れのルートだ。夏の間ならいつでもベストシーズンだが、せっかくなら一番山が美しい7月中旬頃はいかが?
北海道の原風景が広がる十勝連峰・原始ヶ原へ――、花の百名山・富良野岳から縦走
「原始ヶ原」、そんな魅力的な名前の場所が、十勝連峰・富良野岳の南麓に広がる。北海道の雄大な山々に抱かれた標高1000m付近に広がるり、その名の通り原始的な風景が広がっていて木道さえ整備されていない。
盛夏の強い日差しにヤマユリが揺れる神奈川県・弘法山。木陰に涼みながら心地よい汗を流す
照りつける強い日差しの中、近郊の低山でも夏山を満喫できる場所がある。丹沢の山麓から連なる、標高300mにも満たない弘法山は、盛夏に咲くヤマユリが登山道沿いに咲き、心と体を癒やしてくれる。
山開き直後の南アルプス・北岳――、固有種キタダケソウ、大樺沢の雪渓歩きなど魅力がいっぱい
日本第2の高峰である南アルプス・北岳は、例年、6月下旬に入山口の広河原までの道路が開通して登山シーズンが始まる。その瞬間は一段と輝く時期で、固有種のキタダケソウの開花、百花繚乱の高山植物、雪渓歩きと、たくさんの山の魅力が詰まっている。
貴重なヒメサユリ咲く浅草岳へ――、鬼ヶ面山コースの豪快な断崖絶壁を歩く
新潟県と福島県の県境、豪雪地帯で知られる浅草岳は、6月も下旬に差し掛かる頃になって、ようやく登山道の雪が消える。そしてその頃は、この地域周辺だけに咲く準絶滅危惧種のヒメサユリが稜線を彩る。美しいブナの新緑や豪快な断崖絶壁――、美しい風景が堪能できる。
期間限定の三笠新道へ! 大雪高原温泉沼めぐりから、ヒグマが出没する前だけ通れる三笠新道で高根ヶ原・緑岳へ
春の訪れの遅い北海道・大雪山系でも、6月に入れば雪融けが進み、入山できるようになる場所も増えてくる。例年、6月10日頃から入山できるようになる大雪高原温泉からは、大雪高原温泉沼めぐりコースを経て、この時期限定で三笠新道へと進むことができる。
6月の入笠山――、100万本のスズランをはじめ類を見ないほどの花の宝庫に巡り会える場所
梅雨入り前後の時期は、花が咲き誇り、新緑が美しい山が多く目移りしてしまう。そんな中で、南アルプスの北端に位置する入笠山は、ゴンドラで標高1800m近くまで登れる手軽さに加え、他に類を見ないほどの花の宝庫に巡り会える場所だ。
夏の賑わい前に、残雪残るエメラルドグリーンの白馬大池へ ~白馬大池、白馬乗鞍岳、船越ノ頭、栂池自然園~
北アルプス・白馬周辺に本格的な登山シーズンが訪れるのは雪が融ける梅雨の時期が開けてから。しかし、雪になれた登山者なら6月初旬~中旬はオススメだ。白馬大池はエメラルドグリーンに輝き、たくさんの高山植物が顔を出す。
圧巻のミヤマキリシマの大群落! 6月初旬~中旬、九重連山の平治岳・大船山は鮮やかなピンク色に染まる
6月初旬~中旬の九州はミヤマキリシマが美しい季節だ。ミヤマキリシマはツツジの一種で、火山活動が終息した山に咲き、阿蘇山、九重山、雲仙岳、霧島山で多く見られる。その中でも、九重連山の平治岳や大船山は、とくにミヤマキリシマの群落が美しいことで知られる。
丹沢・仏果山に、初冬の風物詩「シモバシラの氷華」を探しに行こう!
よく晴れた冬の寒い朝、寒さを我慢して冬の景色を探しに行ってみるのはいかがだろうか。例えば丹沢・仏果山は、素晴らしい展望とともに、「シモバシラの氷華」に出会える。
ダイヤモンド富士にシモバシラの氷華――、冬至からクリスマス時期は高尾山がアツい!
12月下旬、街はクリスマスやお正月を迎えて華やいでいるものの、1年で最も昼間の時間が短い時期、山に登る気分ではない時期かもしれない。しかし、都民の憩いの場である高尾山は、このときこそ登るべき山と言えるだろう。
初冬の鈴鹿・鈴北岳、御池岳をのんびりテント泊山行。霧氷で化粧した早朝の山頂を満喫する
霧が発生した朝に気温が氷点下まで下がると、落葉した枝に付いた水滴は凍りつき、「霧氷」という神秘的な風景を見せてくれる。三重県・滋賀県県境にそびえる鈴北岳・御池岳、初冬の早朝には美しい霧氷を体験できるかもしれない。
陽だまりハイクと遅い紅葉を鎌倉アルプスで楽しむ。相模湾、富士山の眺望と史跡巡りも満喫
寒さが一段と厳しくなる時期、陽だまりを受けた遅い紅葉を味わいながら、風情豊かな史跡散策を兼ねたハイキングをするのはいかがだろうか? 晴れた鎌倉アルプスの尾根を歩けば、眼下に秋色の市街と、その先に富士山や相模湾を望める。
室生山地最高峰の倶留尊山で晩秋を堪能、枯野にススキの穂が輝く曽爾高原、池ノ平の絶景
緑の草原だった場所は、すっかり枯野となってしまうが、この枯野が広がる風景もまた趣がある。三重県と奈良県の県境にそびえる倶留尊山は、ススキの穂が黄金色に輝き、晩秋の風情が楽しめる。
加治丘陵(入間市)――、心地良い里山、ユニークな童話の世界、紅葉並木を駅から駅までハイキング
日中の太陽の光は弱く・短い晩秋、長時間の行動となる登山はなかなか難しい時期に差し掛かる。そんなときはアクセスの良い、近郊の山に行くのがおすすめ。西武池袋線の駅から駅まで歩け、遅い紅葉も楽しめる加治丘陵はいかがだろうか。
チャンスを逃すと次はいつ登れるかわからない? 前掛山と日本百名山・浅間山の秋に会いに行こう
日本百名山のひとつ、浅間山。2018年8月に噴火警戒レベルが引き下げられ、前掛山まで登山ができるようになったのは、記憶に新しい。今回は、地域の自然、文化などの魅力創出・発信に取り組んでいる「こもろ観光局」に、浅間山のおススメコースと秋の魅力を教えてもらった。
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(日本気象協会提供:2019年8月19日 11時00分発表)
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