深い谷を登り返してたどり着いた「ポ村」、団結して助け合って生きている姿に心を動かされる 前日に目的地であるポ村に、谷を挟んで対岸まで到着した稲葉さん一行。翌朝、深い谷を登り返して到着した村では、人々は明るい表情で暮らしていた。かつて「ほろびゆくポパー」と紹介された場所は、水が輝き、人々は団結して暮らしているのだった。 2023.11.27
地図にない道をルートファインディングしかながら進む。遥か先にようやく見えてきた目的地「ポ村」 人もまばらなドルポの最奥地は、地図に道もなくルートファインディング技術が頼りだ。地元の人々の踏跡を見ながら「ポ村」をめざして進んでいく。はるか先に、ようやく見えてきた目的地だが、その距離はまだまだ遠い。 2023.10.11
ドルポ最西北部の「ポ村」をめざして旅立ちの朝、ヤギの解体でエネルギーをチャージ ネパール国内の慧海ルートをたどり、ついにチベット(中国)との国境に立った稲葉さん。この遠征の最大の目的を達成した後は、時間の残す限り、ドルポ内を散策する。地図には記載されていない名もなき村を訪ねながら、秋も深まるドルポ内を巡っていく。 2023.10.05
国境から二サルへ下山、慧海ルートのネパール側の探索は終了。古いゴンパを訪れ、思いを巡らす 国境クン・ラ、そして標高6028mのイェメルンカンを訪れ、慧海ルートのネパール側の探索を終了した稲葉さん。タッチの差で悪天候を避けることができた幸運に感謝しながら、再び二サルに戻り、ドルポの人と文化を感じる旅へと身を置く。 2023.08.07
国境の峠「クン・ラ」で祈りを捧げ、いよいよ標高6028mのイェメルンカンへ―― キャンプ地から目指すのは、中国(チベット)との国境のクン・ラ、そして台形の山・イェメルンカン(6028m)。この地へと導いてくれた慧海師、そして恩師たちに感謝の祈りを捧げながら、行程を進めていく。 2023.08.03
ドルポの最奥のニサルから、さらに奥のチベット国境をめざす。慧海師の日記の記述との一致に興奮の夜を過ごす ドルポの最奥地の1つ、ニサルにたどり着いた稲葉さんは、さらに奥へと足を運んでいく。慧海日記の記述と比べながら進んでいくと、まさに慧海師の記述そのままの景色が現れる。120年前の師の旅に思いを馳せながら、ドルポの最奥の地を全身で感じるのだった。 2023.08.01
慧海ルートの核心部へ――。聖地シェー山の先へと足を進め、ニサルにて思いを巡らせる 植村直己冒険賞を受賞した稲葉香さんの2016年の冒険も佳境へ。ドルポの最奥地に入り、さらに核心部へと進む。 2023.05.22
ドルポ最大の聖地、シェー山に到着。周回巡礼の想い出と共に、シェー三大ゴンパを訪れる いよいよ、ドルポ最大の聖地であるシェー山の山麓へと辿り着いた稲葉さん一行。旅の途中、ずっと気になっていたシェー山の頂の「何か」について尋ねたり、古い寺院を訪ねたりして、シェー山での河口慧海の足跡をたどるのだった。 2022.07.27
高度を上げて標高5110mのセラ・ラ峠を越え、ドルポ最大の聖地シェー山を視界に入れる 前回、長い行程の末、なんとかドゥンターまで到着した稲葉さん一行は、さらに歩みを進めて、標高は5000mを越える最奥へと足を進める。そして視界には聖地「シェー山」が入ってきくるのだった。 2022.04.22
黄金に輝く大麦が眩しいティンキュー、そしてシーメンを進み、ドゥンター村に到着 僧侶・河口慧海の足跡をたどり、ドルポ核心部へと足を進める稲葉香さん。今回のルポでは、ティンキュー村で映画「キャラバン」で知られる画家のテンジン・ヌルブ氏の生家を訪ねたのちに、美しい大麦畑が広がっているシーメン、そしてコマ~サルダン~ドゥンターと進んだ様子を紹介する。 2022.04.20