【インタビュー】どう使ってます?ヤマタイム。『関東周辺 美味し愛しの下山メシ』著者・西野さんに聞いてみた

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ドラマ「下山メシ」の原案となった山と溪谷刊行の『関東周辺 美味し愛しの下山メシ』。著者の西野淑子さんに、普段どのように「ヤマタイム」を使ってご自身の山行に役立てているのかなど、ご本人に聞いてみました!

構成・聞き手=中島タツヤ(以下、ナカジマ)

目次

祝!「下山メシ」ドラマ化

ナカジマ今回は、小社刊行の『関東周辺 美味し愛しの下山メシ』の著者・西野さんにご協力いただきました。西野さん、よろしくお願いします。さてまずは、遅ればせながらですが「下山メシ」ドラマ化、おめでとうございます。2024年11月から12月にかけての放送でしたが、界隈ではかなり話題になったかと思います(ドラマ化にあたっての経緯などは「下山メシ、ドラマになるってよ。〜連載『下山メシのよろこび』原案者のひとりごと~」参照を)。

西野そうですね、やはり志田未来さん演じる主人公が、私の好きな店で、おいしそうに、幸せそうに食べる食事シーンが印象的でしたね。実は、奥多摩フードコートの回に、こっそり登場させていただいたんですよ。

〉西野さん

ナカジマそうだったんですね!全然わからなかった・・・。毎回の登場人物のキャラも際立っていておもしろかったです。ぜひシーズン2も期待したいです。ちなみに西野さんは、下山メシのお店は下調べしていく感じなんですか?

西野じつは特に下調べしないんですよ。ここ、よさそう!という自分のセンサーに引っかかった所に入ります。

ナカジマえ?そうなんですか?それはすごい・・・。これまでで特に印象深いお店があったら教えていただけますか?

西野難しい質問ですねぇ。もう全部!と言いたいんですが、うーんそうだなあ、丹沢大山(おおやま)の「塚本みやげ店」さんかな。ケーブルカー乗り場の手前の「こま参道」にお土産屋さんがたくさん並んでいるんですが、そのうちの一軒です。一見普通の土産店なのに食堂のスペースもあって、豆腐料理をいただけるんですよ。後は、埼玉県飯能にある「長寿庵」さん。こちら、蕎麦屋さんなのにオムライスが人気メニューです(笑)。

〉塚本みやげ店
店先に大山名物“大山こま”などのお土産が並ぶ「塚本みやげ店」(撮影=西野淑子)

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