一昨日夜に標高400m以上で降雪があり、見渡す山並みは白くなりました。積雪や凍結がありアイゼン必携です。
天気・気温
山と周辺の状況
一昨日夜から、昨日朝にかけて雪が降りました。昨日の朝はJR奥多摩駅周辺は積もるほどの積雪になりませんでしたが、標高400m以上の山には、それなりに降ったようで、見渡す山並みは一様に白くなっています。
例年、滝の凍結が楽しみな時期ですが、今年の現状は凍結が少ないようです。
登山道の状況
登山道は、積雪や凍結がありアイゼン必携です。
ルートによりトレースは期待できますが、全くないルートもあります。
今後は凍結に注意。見た目には、雪や凍結がないように見えても、凍結しているところもあります。落ち葉の下が凍結していることもあります。北面の登山道では特に慎重に。
・高水三山 1/22の積雪は5cm程度。軽アイゼン程度が必要です。
・車道や歩道を歩いて登山口に行く場合、舗装路がツルツルに凍結していることがあります。
●川苔山
・踊平~獅子口小屋跡間は大規模な土砂崩落があるため、当分の間通行止め。
・大ダワ~足毛岩間の登山道は、登山道崩壊のため通行止め。
・古里駅~ズマド山北側分岐間は倒木があり大変危険なため通行止め。ズマド山北側分岐から川井駅方面へのルートをご利用ください。
その他の詳しい登山道の情報はこちら
http://www.okutama-vc.com/%E7%99%BB%E5%B1%B1%E9%81%93-%E9%81%93%E8%B7%AF%E7%8A%B6%E6%B3%81%E4%B8%80%E8%A6%A7/
登山装備
雪や凍結に対応できる冬のハイキング装備、ルートによっては本格的な登山装備が必要です。
寒さも一層厳しくなっているため、防寒対策も万全にお願いいたします。手袋や帽子は必携です。
軽アイゼン(ルートによっては6本爪を推奨)、スパッツ、ストック(I型グリップ)は雪に対応するため必要です。
ヘッドライト・地形図・コンパス・レインウェアなどの入山の必要装備も忘れずに。
注意点
余裕をもったスケジュールで登山しましょう。
まだ日暮れが早い時期です。特に山中は里より早く暗くなります。
奥多摩の登山口はどこも標高が下がるにつれ人工林が多くなり、落葉しない針葉樹林帯は、早い時間から真っ暗になります。急激に気温も下がります。午後3時台までには下山を終えるスケジュールで登山しましょう。安全のためヘッドライトも忘れずに。
車道も凍結が見られますので冬用タイヤでお越しください。
お知らせ
ビジターセンターの山岳情報コーナーには、登山の基礎から情報があります。登山を始めたい方、初心者の方も、ぜひお気軽にご利用ください。
●イベント 申込は往復葉書にて
奥多摩倉沢谷、氷結の冬景色と自然観察
開催日2/16(日)。応募〆切1/31
詳しくはこちら http://www.okutama-vc.com/%E3%82%A4%E3%83%99%E3%83%B3%E3%83%88/
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