行程・コース
天候
17日の嵐の収束を待って18日に入山、しかし19日は日出とともに天候悪化、強風と雨&アラレとなりました
利用した登山口
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
沢渡大橋までマイカーで入り、バスの乗り換えで1時間待ち、、、ぐったり
この登山記録の行程
【1日目】
上高地バスターミナル(13:10)・・・河童橋(13:15)・・・岳沢小屋(15:15)
【2日目】
岳沢小屋(03:15)・・・岳沢パノラマ(04:20)・・・紀美子平(05:30)・・・前穂高岳(06:00)・・・紀美子平(06:30)・・・最低コル(06:50)・・・奥穂高岳(08:20)・・・穂高岳山荘(08:45)・・・ザイテングラート取付(09:50)・・・涸沢(10:45)・・・本谷橋(11:30)・・・横尾(12:40)・・・徳沢(13:40)・・・明神(14:20)・・・河童橋(14:55)・・・上高地バスターミナル(15:00)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
初日は午後入山し、岳沢小屋までのアプローチ。
背後の前穂が圧倒的な存在感でそびえています。
翌朝は早朝3時にスタート、寝静まったテント村の中を重太郎新道に取り付きます。
重太郎新道は岩場の急登、前穂と明星の稜線を目指して高度を上げていきます。
やがて薄雲の向こうで夜明け、オレンジの炎がぼんやり揺れているようです。美しかった夜明けも一瞬、乗鞍の向こうにあった積乱雲がグングン近づいてきます。穂高に雲が覆いかぶさるとともに風雨ともに強まっていきました。
6時に前穂高に登頂した時は雨粒多めの霧程度。
前穂から紀美子平まで降りたところで19日未明に吊尾根で遭難事故を起こした学生パーティとすれ違い。辛いだろうが、それでも次頑張れ!
吊尾根では滑落者の救助が続行中、落石を起こさないよう厳重に注意され、懸命な遭難救助活動を無事の救出を祈りながら見送り、緊張感を高めながら前進。
天候はと言うと尾根半ばにして完全な雨に。要求にとっては危険な状況です。
気付くと吊尾根も終り、ガスがより濃密となってまともに写真も撮れない奥穂山頂に立ちました。
何も見えませんが、ついに辿り着いたと言う達成感が体に満ちてきます。
穂高岳山荘は嵐を避ける登山客でゴッタガエしていましたので、食事を軽く取り下山開始。横尾に着く間際にようやく天候は回復。帰り道で美しい明神を拝むことができました。
次は穂高の山頂から美しい景色が見れるように、また来たいと思います。