行程・コース
この登山記録の行程
【1日目】
新穂高温泉(04:45)・・・笠新道登山口(05:45)・・・わさび平小屋(06:05)[休憩 10分]・・・小池新道登山口(06:35)・・・秩父沢出合(07:20)[休憩 10分]・・・シシウドが原(08:50)[休憩 15分]・・・鏡平山荘(10:05)[休憩 25分]・・・弓折乗越(11:45)[休憩 20分]・・・双六小屋(13:10)
【2日目】
双六小屋(04:50)・・・双六岳(06:15)[休憩 5分]・・・三俣蓮華岳(07:25)[休憩 10分]・・・三俣山荘(08:20)[休憩 50分]・・・鷲羽岳(10:20)[休憩 5分]・・・ワリモ北分岐(11:20)・・・岩苔乗越(11:30)・・・徒渉点(12:20)[休憩 10分]・・・三俣山荘(13:15)[休憩 40分]・・・双六小屋(16:00)
【3日目】
双六小屋(04:40)・・・弓折乗越(05:30)[休憩 5分]・・・鏡平山荘(06:20)[休憩 20分]・・・シシウドが原(07:50)・・・秩父沢出合(08:40)[休憩 10分]・・・小池新道登山口(09:30)・・・わさび平小屋(09:50)[休憩 15分]・・・笠新道登山口(10:20)・・・新穂高温泉(10:40)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
当初9月末に予定していた山行ですが、相次ぐ台風の影響で小屋閉め前のこの時期になってしまいました。
12日は平湯温泉の「穂高荘倶楽部」で仮眠泊。13日4時に新穂高温泉に車で向かい登山者用無料駐車場に駐車。星が良く見えており好天の期待が膨らむ。
駐車場の混雑を危惧していたがかなり空きがあって予定より早く5時前に登山口を出発。ワサビ平小池新道と順調に歩を進める。紅葉はワサビ平からシシウドヶ原のあたりが見頃といった感じ。槍・穂の稜線を眺めつつ弓折乗越の急登もクリアし双六小屋のテント場へ。13時過ぎにテント場到着。このころから雲も出て気温が下がりとても寒くなってきた。ビールで乾杯と行きたいところだったが熱燗に変更。夜は満天の星空で翌日の好天を期待したが朝起きてみるとガスの中。予定を30分遅らせ5時前に出発、双六の頂上はガスに加え強烈な風、体感温度は完全に氷点下。晴れていれば快適な稜線歩きのところを強風に吹かれながら三俣蓮華へ。このころから少しづつガスが切れてくる。三俣山荘で美味しいコーヒーにケーキを食べながら外を眺めていると鷲羽岳の山頂が見え始めたため予定通り鷲羽へ向けて進むことにする。徐々に雲は切れて360度の素晴らしい眺めが広がる。しかし相変わらず風が強く長居はせずに先へ進む。ワリモ岳では岩陰に荷物をおろしゆっくりと景色を楽しんだ。ワリモ岳は山頂が登山道から外れておりマイナーな感じではあるが眺めがよく好きな場所の一つです。岩苔乗越から黒部源流に下るが源流付近で友人とはぐれそうになり焦った。気をつけなければいけないと肝に銘ずる。もう一度三俣山荘に寄ってジビエカレーを頂いた。レトルトだが鹿肉は適度な歯ごたえがありとても美味しかった。個人的には下山後に新穂高で食べたカレーより良かったように思う。双六へ戻る途中で少し雪が降って気温も下がって翌朝にはマイナス5℃と冷え込んだ。モンベルの♯5のシュラフではダウンジャケットを着込んでも寒くて目が覚めた。
最終日は霜柱を踏みしめて稜線へ。槍・穂が見えておりご来光を期待したが直前で雲がかかり日の出を拝むことは出来なかった。鏡平では昨日までの強風は嘘のように無風で何度か来たことがあるがこんなに綺麗に鏡池に映る逆さ槍を見たのは初めてだった。小池新道の下りは無風で静寂の中、紅葉を楽しみつつ下山した。
年内はこれが最後の山行です。今年は春の八ヶ岳・夏の大キレット・今回の黒部源流と充実した山行が楽しめました。50を過ぎて年々体力の衰えを感じてますが、冬の間にしっかり鍛えて来春の山行に備えたいと思います。
フォトギャラリー:15枚
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
登山靴 | バックパック | スタッフバック | スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス | ヘッドランプ |
傘 | タオル | 帽子 | グローブ | サングラス | 着替え |
地図 | コンパス | ノート・筆記用具 | 腕時計 | カメラ | 登山計画書(控え) |
ナイフ | 修理用具 | ツエルト | 健康保険証 | ホイッスル | 医療品 |
虫除け | 熊鈴・ベアスプレー | ロールペーパー | 非常食 | 行動食 | テーピングテープ |
トレッキングポール | GPS機器 | ストーブ | 燃料 | ライター | カップ |
クッカー | カトラリー |
みんなのコメント