行程・コース
天候
晴れのち曇り一時小雨
利用した登山口
登山口へのアクセス
バス
その他:
<往路>
JR 上野原駅 (08:06) →富士急バス→ (08:30) 井戸
<復路>
元郷 (15:47 頃) →西東京バス→ (16:07 頃) JR 武蔵五日市駅(増発便)
この登山記録の行程
井戸バス停(08:31)・・・車道分岐(08:36)・・・軍刀利神社(08:53)・・・軍刀利神社分岐(09:43)・・・三国山(09:50)[休憩 5分]・・・生藤山(09:59)・・・連行峰(10:29)・・・山の神(10:52)・・・醍醐丸(11:22)[休憩 8分]・・・市道山(12:40)[休憩 8分]・・・臼杵山(14:11)[休憩 5分]・・・元郷(15:39)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
コース定数:34
適当な強度の尾根歩きを楽しみたいということで、距離と上り累積標高差から今回のコースを選んだ。井戸から市道山までは概ね想定通りのコースだったが、市道山から元郷までは急勾配区間が長く、予想外に消耗することとなった。
<井戸~三国山>
井戸行きのバスには十数人の登山客が乗っていたが、自分以外全員が終点の1つ手前の石楯尾神社前で降りてしまった。こちらからも三国山方面に登れるようである。自分は予定通り終点井戸で下車した。井戸バス停には工事現場にあるような仮設トイレがあり、水道もあった。バス停から集落を奥のほうに歩いていくと、黒田川が狭まって車道が谷の反対側に曲がっていく。ここから谷の上流に歩いていく。舗装された普通自動車が1台ようやく走れる程度の車道をしばらく上っていくと、軍刀利(ぐんだり)神社である。ここから先は未舗装となる。奥の院で車道幅の道は終わり、登山道となる。人工林の中に九十九折りの道が続く。大きな倒木があり道がふさがれている箇所があったが、迂回する踏み跡が出来ている。倒木のすぐ先に南北への分岐がある。どちらを経由しても三国山に行けるが今回は南側を選ぶ。稜線にでると、佐野川峠方面からの道と合流する。軍刀利神社からここまで誰とも会わなかったが、稜線上では前後に登山者が見える。合流点から三国山まではすぐである。三国山の南から東へ向かう巻き道があるが、ここは頂上に向かう。三国山は名前の通り、山梨県、神奈川県、東京都の三都県境である。
<三国山~生藤山~茅丸~醍醐丸>
東京都と神奈川県の境界となっている尾根で、首都圏自然歩道となっている。良く整備されていて、登山者も比較的多かった。生藤山・茅丸・醍醐丸の西にあるピークには巻き道があるが、今回はピークを通っている。醍醐丸の西にあるピークを通る登山道はヤマケイオンラインの登山地図には記載がなく、南側の巻き道を通ったように描かれている。茅丸(1019m)は今回のコースの最高地点である。山ノ神~大ゾウリ山付近の自然林はなかなか美しかった。
<醍醐丸~市道山>
比較的勾配が穏やかで、植生も自然林が中心で、今回一番楽しく歩けた区間である。醍醐丸から刈寄山方面の分岐まで特に目印となるようなものもなかったが、飽きることなくあることができた。744m峰の先辺りからか登山道の西側に未舗装車道と思われる道があったが、地理院地図には記載がない。造成したばかりにも見えた。
<市道山~臼杵山>
市道山のすぐ北で笹平方面の道が分岐する。この先は木の根や岩が露出した急坂が何ヵ所かにあり、手を使わないと歩けない箇所もあった。基本的に尾根沿いなので道が解らなくなることはなかったが、踏み跡がはっきりしない箇所もある。鞍部の標高は630m程であり、臼杵山(842m)への登り返しは200m以上になる。計画段階ではあまり意識していなかったが、醍醐丸(867m)と標高は大差ない。人工林が多く、細尾根の区間を除き展望もあまりないため、黙々と歩き続けた。市道山付近で1組3人と出会って以降、元郷まで他の登山者とは会わなかった。
<臼杵山~元郷>
後は下りるだけということで、気楽な気持ちで臼杵山を後にした。臼杵山は双耳峰であり、先の頂上の標識があるのは南峰である。一旦下って北峰に上る手前で荷田子方面への道が分岐する。北峰の上でも荷田子方面への道が分岐する。北峰には臼杵神社がある。ここから先元郷まで500m以上下ることになるのだが、とにかく勾配が急で、一歩一歩足元を確認しながら進む箇所が多くなる。ロープが張ってある箇所もある。特に後半の人工林の中は根が露出している箇所も多く、躓かない様に注意深く進んだ。臼杵山から元郷までのコースタイムは50分だが、自分は結局80分以上を要した。疲労のせいもあるかもしれないが、根本的に技術が足りないのかもしれない。コースタイムの設定が厳しすぎる気もする。元郷バス停横には商店があり、飲み物の自動販売機がある。
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