行程・コース
天候
曇時々晴
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
・小袖乗越の駐車場に駐車したかったので、都内北区の自宅を4時に出発。
・小袖乗越の駐車場は、40台程度停められるとのこと。6時前に着いたときは15台程度が停まっていた。ほとんどは前日から山に入った泊まり組の模様。日帰りはほとんどいなかった。
東京方面からの最寄りの高速ICは圏央道・日の出ICだが、距離的には大回りなので、中央道・八王子ICで降りてもバイパス道が空いているので問題ない。
この登山記録の行程
小袖乗越(05:52)・・・堂所(06:59)[休憩 9分]・・・七ツ石小屋(07:42)[休憩 4分]・・・七ツ石山(08:04)[休憩 8分]・・・ブナ坂・・・雲取奥多摩小屋・・・小雲取山・・・雲取山(09:22)[休憩 43分]・・・小雲取山・・・雲取奥多摩小屋・・・ブナ坂・・・堂所(11:30)[休憩 5分]・・・小袖乗越(12:25)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
・東京都・埼玉県・山梨県の県境に位置し、東京都最高峰2,017mの雲取山。最短距離である丹波山村の小袖乗越登山口からでも往復20km弱のロングトレイルであることが日帰り山行のハードルを上げているものの、登山コース自体は整備が行き届いており、斜度も緩やかで登りやすい。
・日帰り山行には、小袖乗越登山口にマイカーで出来るだけ早く到着することがお勧め。JR奥多摩駅からバスで小袖乗越の下に位置する鴨沢に向かうと、どうしても到着するのが遅くなるので、行動時間が短くなってしまう。
・GW10連休最終日のこの日は、登山客は非常に少なかった。多くが山中宿泊組だった模様で、登山途中に下りてくる人とのすれ違いがほとんどで、この日に登る人はあまり見かけなかった。
・小袖乗越登山口(標高約750m)から100mほど林道を歩き左側の山道へ。約1,300mの標高に位置する堂所までは緩やかだが展望の利かない登山道が延々と続く。緩やかなので、さっさと通過。
・堂所を越えてしばらく歩くと、左側の展望がひらけてくる。左後方には大菩薩嶺。七ツ石小屋経由で七ツ石山に登る道がこのコースで一番斜度がある。七ツ石山の西側中腹を巻いて雲取山方面に続くブナ坂までショートカットするコースもあるが、七ツ石山頂上からは雲取山に続く稜線である石尾根や雲取山山頂がきれいに見えるので、是非登ることをお勧めしたい。
・七ツ石小屋や七ツ石山に至る道には分岐が多数ある。標識は立っているので迷いづらいが、しっかりとルートを確認したい。事前にルートを頭に入れるとともに、分岐で地図を確認することがベスト。
・七ツ小屋を過ぎて登り切ると、石尾根コースに到達。七つ石山山頂からは、石尾根コースの稜線が雲取山まで続く景色を見ることができる。
・ブナ坂は七ツ石山と雲取山の鞍部になっている。稜線を歩く石尾根コースは、約1,700mの標高にあるにも関わらず、登山道は非常に広く、斜度のほとんどない歩きやすい道。雲取山を正面に、左側には奥秩父山系が広がっており、このコースのハイライトであろう。この日は天気があまり良くなかったが、亜晴れた日には富士山も望めるとのこと。ヘリポートや奥多摩避難小屋(閉鎖中)を越えて暫く歩くと、雲取山への最後のアプローチである。
・雲取山頂上からは、東側は都心方面、西側は奥秩父山系、南アルプス方面を望むことができる。結構広い頂上なので、昼食や休憩にお勧め。
・復路は来た道をほぼ折り返し。他方、七ツ石山には登らず、巻き道へ。山肌に細い道が這っているので、慎重に。
・先週に西丹沢でウォーミングアップをしたからか、前日にビールを飲まなかったからか、この日の足取りは軽く、順調に下山。堂所から小袖乗越までの道は歩きやすいことは先に述べた通りだが、途中何カ所か道が狭く、崖に切り立っている箇所があり、「滑落事故多発」の看板が。2018年にも日帰り登山客の滑落事故が夕方に2件起きているらしい。ロングトレイルで日没になり、疲れている中で気持ちだけが焦って降りてしまうと、比較的なだらかなだけに、かえって危険度が高いと思われる場所が幾つか所在するので要注意である。
・もえぎの湯は奥多摩駅近くの日帰り温泉施設。JAFのカードで100円引き。少し水温が熱いのと若干狭いが奥多摩方面の登山の疲れを癒やすのに最適。車だと少し分かりづらい場所にある。
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