後立山縦走（扇沢－鹿島槍ヶ岳－五竜岳－唐松岳－白馬三山－蓮華温泉）

日帰り

（北アルプス・御嶽山）

2019.07.24（水）～2019.07.27（土）

パーティ： 1人 (Koh39 さん )

Koh39さん

行程・コース

天候

連日、11時頃までは概ね晴れ、以降はガス

利用した登山口

扇沢　蓮華温泉　

登山口へのアクセス

バス

この登山記録の行程

【1日目】
扇沢(08:35)・・・柏原新道登山口(08:44)[休憩 17分]・・・種池山荘(11:48)[休憩 47分]・・・爺ヶ岳南峰(13:09)[休憩 8分]・・・赤岩尾根分岐（冷乗越）(14:15)・・・冷池山荘(14:26)

【2日目】
冷池山荘(05:12)・・・布引岳(06:00)・・・南峰(06:41)[休憩 13分]・・・北峰分岐(07:14)[休憩 1分]・・・鹿島槍ヶ岳北峰(07:20)[休憩 4分]・・・北峰分岐・・・八峰キレット(08:22)[休憩 18分]・・・口ノ沢のコル(09:28)[休憩 48分]・・・五竜岳(12:25)[休憩 18分]・・・五竜山荘(13:22)[休憩 1分]・・・最低鞍部(14:10)[休憩 8分]・・・唐松岳頂上山荘(15:24)

【3日目】
唐松岳頂上山荘(05:30)・・・唐松岳(05:43)[休憩 23分]・・・不帰キレット(07:44)[休憩 8分]・・・天狗平(09:36)[休憩 4分]・・・鑓温泉分岐(10:08)[休憩 7分]・・・鑓ヶ岳(10:46)[休憩 63分]・・・杓子岳分岐(12:46)[休憩 7分]・・・村営頂上宿舎(13:55)

【4日目】
村営頂上宿舎(05:55)・・・白馬山荘・・・白馬岳(06:22)[休憩 7分]・・・三国境(06:55)・・・小蓮華山(07:29)・・・白馬大池山荘(08:31)[休憩 9分]・・・天狗ノ庭(09:27)[休憩 5分]・・・蓮華温泉(10:37)

コース

総距離: 約39.9km

累積標高差: 上り約5,250m; 下り約5,196m

コースタイム: 標準30時間40分; 自己23時間54分; 倍率0.78

高低図

標準タイム比較グラフ

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登山記録

行動記録・感想・メモ

信濃大町駅前から路線バスを使い扇沢入り。木曜ということで有料駐車場はがらがらだが、柏原新道入口の無料駐車場は満車状態。登山指導所で登山届はコンパスでと告げると「ありがとうございます」と。お互い楽ですね。8年ぶりの柏原新道ですが、なんとなく覚えているものでした。石ベンチで小休止し、その先に若干の雪渓上トラバースがあり。ガスも濃くなり急登で種池山荘へ。山荘のベンチで昼食後、ガスの中をひたすら爺ヶ岳経由で冷池山荘へ。学校登山で使われるのは種池山荘がメインなので、こちらは平日はほぼゆったりと過ごせます。翌朝、予定時刻より早く朝食供食となり、出発も予定の50分ほど早く。（これがそのあととても助かることになるとはその時はつゆしらず）布引山を経由し、鹿島槍ヶ岳南峰へ。ここでザックにしまっていたヘルメットを装着し、初めての八峰キレットへ。とその前に北峰をピストンして。キレット小屋を眼下に岩場を下降し小屋のベンチで小休止し、口ノ沢のコルから登り返し。北尾根の頭を過ぎたハイマツ帯でライチョウの親子（メス一羽、子供4羽）と遭遇。その後も五竜岳山頂までにオス2羽、山頂では砂浴び中のオス1羽にも。薄いガスで展望のない山頂からの下りでまたオス1羽が登山道に居座っており、申し訳ないけど追い立てて通してもらいました。五竜山荘が見え、予定通りにここに泊まろうかと入口をみると、ふとん1枚に2名の見込み。。ちょうど出てこられた従業員に確認すると申し訳なさそうにとても混んでますと。白岳からは学校登山の集団もこちらへ降りてきており、意を決して唐松岳頂上山荘へ向かうことにした。（決断できたのは早立ちできていたおかげ）最低鞍部までは快調に下り、牛首への登りにあえいで（ここでもオスのライチョウ2羽に遭遇）、ようやく唐松岳頂上山荘へ。こちらも本館は学校登山貸し切りで一般客は皆北館でしたが、まだゆったりとした状態で、こちらへ長躯して正解でした。（もちろん、体力と天候を見極めたうえでの判断です）三日目でようやく朝日を目にすることができましたが、雲が多く、初めてみる不思議な出方でした。朝食を終えて出発。唐松岳山頂より、２度目になる不帰ノ嶮。今回も渋滞なく短時間で通過。そのあとの天狗尾根への登り返しはさすがにきつく天狗山荘の水場と雪渓で人心地です。その後鑓ヶ岳にてゆっくり昼食をとり、ガスの出てきた中を杓子岳山頂経由で白馬岳頂上宿舎へ。前回は山頂にも近く、展望もよい、白馬山荘でしたが、今回はこちらを選択。わりと空いていて快適でした。翌朝はゆっくり朝食をとってから出発。白馬山荘から白馬岳山頂まではこの4日間でもっとも混雑していました。団体が多かったのでそそくさと山頂を後にするも途中でしばらくの間は団体のペースでの歩行を余儀なくされることもありましたが、快調に白馬大池まで下り、小休止。あとは静かな蓮華温泉への道を下りますが、ところどころ岩のすべりやすいところもあり要注意でした。