行程・コース
この登山記録の行程
御嶽山駅(08:50)・・・裏参道分岐・・・神代欅・・・随身門(09:04)・・・御岳山(09:09)[休憩 5分]・・・長尾平(09:20)・・・綾広ノ滝(09:39)・・・鍋割山分岐(10:04)・・・大岳山(11:09)[休憩 15分]・・・鋸山(12:46)[休憩 10分]・・・鞘口山(14:02)・・・御前山避難小屋・・・御前山(15:35)・・・分岐・・・惣岳山(15:54)・・・サス沢山(16:47)[休憩 3分]・・・奥多摩湖(18:13)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
コース定数:37
いつも通り適当な尾根歩きができるであろうコースということで選んだ。ただ今回は暑さのせいか脚がなかなか前に進まず、辛い山行となった。
<御岳山へ>
ケーブルカーの御岳山駅から頂上までは舗装された道を進む。山道というよりは参道といったほうが良いだろう。山上の集落を抜けた後階段を上って武蔵御嶽神社本殿を目指す。山頂は本殿裏側の大口真神社付近と思われるが、良く解らなかった。
<御岳山~大岳山>
武蔵御嶽神社本殿から階段を下りたところで、大岳山方面に分かれる。ここからは山道である。大岳山方面の道は鍋割山山頂経由の道と山麓を行く道があるが、今回は山麓を行く。山道とはいえ途中養沢川と出合うまではほぼ水平で道幅も広く、タイヤの跡も見られた。実際何かの配達をしているようなバイクに乗った人とすれ違った。養沢川の谷を登りだすといよいよ道幅が狭くなってくる。大岳山に近づくと岩場も現れ、一部手を補助的に使って登ったほうが良い場面も現れる。大岳山頂は南側に開けているが、天気が良くなく富士山は見えなかった。なお養沢川の手前と大岳山荘跡の手前には水場がある。
<大岳山~鋸山>
大岳山周辺は岩場もあるが、しばらくすると勾配の少ない自然林の中を行く道が続く。今回一番気持ちよく歩けた区間といえる。鋸山の手前で御前山方面への縦走路から分岐すると、鋸山という名前にふさわしく岩場の道を登っていく。鋸山山頂は樹木に囲まれ展望はない。
<鋸山~御前山>
鋸山から御前山方面へは一旦北に下りてから西に向かう道があるはずだが、山頂の道標には御前山と大岳山が同じ南向きの矢印に書かれている。ここは現地の標識を尊重して南に戻ることにする。しばらく大岳山方面に戻り、縦走路と合流したところで西に折り返す。しばらくすると北に分岐する道があり、鋸山の名前もあった。やはり鋸山から北側を回る道もつながっているのか。損した気分だ。大ダワで舗装林道と交差する。暑さのせいか明らかに歩行速度が遅かったのと、遠くで雷が鳴っていたため、ここで下山するか若干迷うが、結局先に進むことを選んでしまった。大ダワからは登り基調ということもあり明らかに疲労が溜まっていった。また樹林帯だったのでほとんど影響はなかったものの若干雨に降られた。雨のせいか御前山付近ではハエに集られる。御前山手前から境橋方面に下山することも考えたが、所要時間的に小河内ダムまで行くのと変わらないため結局小河内ダムまで向かうこととした。
<御前山~小河内ダム>
御前山からはほぼ一方的に下りである。結構急な勾配で、足元が粘土質で湿っている箇所も多いため、なかなか足が前に進まない。一部区間では道沿いに張ってあるロープを頼りにしながらゆっくり下っていく。下りの長さにうんざりしてきたころサス沢山の展望台からは奥多摩湖が展望でき、下山の励みとなった。体力的にも精神的にもつらい中、ようやく小河内ダム南側にある公園に到着し、無事下山できた。
今回のルートは過去に歩いたルートと比較して難しいわけではないが、暑さのせいか脚が前に進まず、異常に時間がかかる結果となった。大ダワの時点で判断材料は揃っていたのだから、撤退すべきであったと反省している。
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