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2019年9月/前穂高岳・奥穂高岳・西穂高岳

前穂高岳、奥穂高岳、ジャンダルム、西穂高岳( 北アルプス・御嶽山)

パーティ: 1人 (100meizan さん )

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行程・コース

天候

2日間とも快晴。

利用した登山口

上高地バスターミナル  

登山口へのアクセス

バス
その他: 沢渡(足湯公園駐車場)まで車。バスターミナルから上高地までシャトルバスで往復。

この登山記録の行程

【1日目】
上高地バスターミナル(06:00)・・・河童橋(06:05)・・・岳沢小屋(07:50)[休憩 10分]・・・岳沢パノラマ・・・紀美子平(09:50)・・・前穂高岳(10:20)[休憩 30分]・・・紀美子平(11:25)・・・最低コル・・・奥穂高岳(12:40)[休憩 20分]・・・穂高岳山荘(13:25)

【2日目】
穂高岳山荘(05:15)・・・奥穂高岳(05:50)・・・ジャンダルム(06:55)・・・天狗のコル(08:05)[休憩 10分]・・・西穂高岳(10:25)[休憩 10分]・・・西穂独標(11:25)・・・西穂山荘(12:10)[休憩 25分]・・・上高地・焼岳分岐(12:45)・・・西穂登山口(14:20)・・・田代橋・・・上高地バスターミナル(15:00)

コース

総距離
約17.2km
累積標高差
上り約2,604m
下り約2,604m
コースタイム
標準19時間45
自己15時間25
倍率0.78

高低図

標準タイム比較グラフ

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

 今回は、1泊2日で前穂高岳~奥穂高岳~西穂高岳の縦走。
 台風の影響も心配されたが、あちこちの天気予報を確認して、行けると判断し出発。前日午後9時過ぎ、沢渡市営第2(足湯温泉)駐車場に到着。車中泊。
(1日目)
 翌朝、バスターミナルでシャトルバスに乗車(往復2100円)し、上高地へ。登山届を投函し、快晴の空の下、午前6時出発。河童橋付近は大勢の人で賑わい、西穂高岳から前穂高岳までの稜線がきれいに見える。まずは、岳沢を経由で前穂高岳を目指す、岳沢(トレイル)の入口に10番と表示のある標識があり、岳沢小屋の手前の1番まで、一定間隔で設置してある。
 岳沢小屋でトレッキングポールを収納して、ヘルメットを装着。暫く行くと梯子があり、この辺りから登山道の雰囲気が変わり、急登の連続。高度が上がるにつれ、展望が開けてくる。紀美子平では、大勢の登山客が休憩中。ザックをデポし、お昼ご飯をもって前穂高岳の山頂を目指す。前穂高岳山頂の標識から少し北側に行った所(山頂の北端)で休憩、エネルギー補給。視界を妨げるものがなく、真っ青な空の下に奥穂高岳から槍ヶ岳の稜線、眼下には涸沢カールが広がる。お気に入りの場所で最高のひととき。紀美子平への下りは少し渋滞。紀美子平でザックをピックアップし、吊り尾根を奥穂高岳へ。奥穂高岳からジャンダルム、そして西穂高岳へと続く山並が輝く、快適な縦走。でも、さすがに高度3000mの縦走、息が切れる。
 奥穂高岳山頂で、北穂高岳、槍ヶ岳方面の雄大な景色を眺めながら暫し休憩。穂高岳山荘到着後、明日に備えて、夕食をはさんで日没までまったりと過ごす。布団1枚に2人という部屋もあったようだが、自分に割り当てられた部屋は1人1枚。ゆっくりと休めた。
(2日目)
 夜半にはかなり強い風が吹いていたが、朝方には大分落ち着いてきた。本日も快晴。持参した朝食を食べて、明るくなってから午前5時15分出発。まずは、奥穂高岳を目指す。
 奥穂高岳で安全祈願、気合いを入れる。馬の背からスリルの連続、とにかく安全第一。ジャンダルムでは、天使と御対面。北アルプスの山々はもちろん、八ヶ岳、南アルプス、御嶽山、中央アルプス、白山、そして雲海と富士山。360度の山の眺め。ジャンダルムから天狗のコルまで下り。天狗のコルから岳沢を展望できる。ここから天狗沢を下って岳沢小屋に向かうのがエスケープルート。かなり急。
 天狗の頭への第一歩は、ほとんど垂直の壁。鎖に頼って登り始める。天狗の頭から、目の前に間ノ岳の岩肌、西穂高岳の山頂も顔を出す。振り返って、奥穂高岳方面を眺め見ると、でかい岩稜がどかんと鎮座。迫力満点。天狗の頭から、右手に笠ヶ岳の端麗な山肌を見ながら、きついアップダウンの繰り返し。間ノ岳山頂では、西穂高岳とその向こうに続くのこぎりの歯のような稜線が見える。間ノ岳から西穂高岳も遠かった。
 西穂高岳山頂からの眺めも、これまた素晴らしい。北を見ると中央に奥穂高岳、右手には吊り尾根の先に前穂高岳、左手には、槍ヶ岳と裏銀座の山々。南は西穂独標などぎざぎざの稜線、その向こうに焼岳、乗鞍岳、御嶽山。左手には上高地。休憩後、独標、丸山を経由して、西穂山荘へ。味噌ラーメンを食べる。
 沢渡の駐車場に戻るため、ここから上高地を目指す。樹林帯の中をひたすら下りる。稜線と違って、風がなく暑い。体力消耗。漸く登山口にたどり着き、ウエストン碑、河童橋を経由してバスターミナルへ。無事下山。シャトルバスで沢渡へ。
 その後、竜島温泉せせらぎの湯で疲れを癒やして帰途に。ぬるめのいい湯でした。 

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ダウン・化繊綿ウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア
登山靴 バックパック スタッフバック スパッツ・ゲイター 水筒・テルモス ヘッドランプ
タオル 帽子 グローブ 着替え 地図
コンパス ノート・筆記用具 腕時計 カメラ 登山計画書(控え) ナイフ
ツエルト 健康保険証 ホイッスル 医療品 ロールペーパー 非常食
行動食 テーピングテープ

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登った山

奥穂高岳

奥穂高岳

3,190m

前穂高岳

前穂高岳

3,090m

西穂高岳

西穂高岳

2,909m

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