行程・コース
天候
晴但し山頂はガス
登山口へのアクセス
マイカー
この登山記録の行程
休憩舎(5:45発)~直登コース分岐(6:35)~摺古木山(6:55)~シラビソ山(7:40)~安平路避難小屋(8:00)~安平路山 (8:35着 8:45発)~避難小屋(9:10着)~シラビソ山(9:40)~摺古木山(10:25)~摺古木自然園(10:40)~休憩舎 (11:30)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
前線の通過で全国的に雨となったが、明日は東北方面はまだ雨が残るものの、西の方からは晴れてくるとのこと。従って中央アルプス南部の安平路山へ行くことにした。雨の中午後2時過ぎに家を出発、今日のうちに登山口の休憩舎まで入り一泊する予定だ。
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夕べは雨が降る中、飯田から大平街道を走り大平宿から悪名高い東沢林道を通り休憩舎まで5時間若、到着は夜7時であった。林道は悪路には違いないが、まあこんなものかな、、、
5時に起床、簡単に朝食を済ませ5時45分の出発となりました。肉眼ではもう結構明るくヘッドランプは無くても歩けるのですが、デジカメ写真は暗闇のように映りました。
登山口を入りしばらくするとちょっとした急登があるが10分ほどで終わりなだらかな登山道になる。昨日の雨が嘘のような快晴の天気だ。50分ほどで直登コースと周回コースの分岐点に出る。
直登コースにルートをとりしばらく登ったところから後方には恵那山だろうか綺麗に見えている。頭の辺りにちょっとガスが懸かっているのが気になる。
分岐から20分ちょっとで摺古木山へでる、山の反対側はすでにガスが上がり初め、中央アルプスも白く雪化粧した頭の部分がちょこっと見えるに過ぎない。 ここには一等三角点が設置され山頂標識も立てられているが、地図上では別のところに山頂の表示がある。良くある三角点山頂と本当の山頂との違いなのだろう か。
あっという間にガスが巻いてきて、辺り一面うっすらと白くなった。登山道は刈り払いが良くされとても歩き安い。過去の登山記録を読むと笹に覆われ、藪こ ぎがすごいと書かれているがこの辺りではその片鱗もない。シラビソ山は山と言うよりは尾根上の1ピークといった感じの山、名の通りシラビソに覆われてい る。
摺古木山からちょうど1時間で樹林帯を抜け避難小屋のある開けた場所に出る。周辺は笹が刈り払われて過去の記事からは想像がつかない。刈り払いは今年行われたようだが、これで完全に汚名返上となるのだろうか。
藪こぎの汚名返上か、と思いきや水場を過ぎたところまでで後はご覧の有様、足下も良く確認できない。朝露と言うより昨日の雨で濡れたささがまだ乾いてい ない。そのまま藪こぎで登ろうとしたのだが、たちどころにびしょびしょになってしまった。仕方なしにカッパのズボンを履く、どうせ履くのなら最初から履い ていれば良いのに、、、後の祭りとなったがそれでも遅くはなかった。延々と30分あまりも続くのである。しかし登山口からずっとブッシュ漕ぎをすることを 考えるとはるかにましで、乾燥した時期ならばあまり苦にはならないだろう。
山頂は樹林帯内、しかも一面笹に覆われており展望は全く無い。証拠写真を撮ったり、行動食を口にしたりで10分程休憩しただけで下山を開始する。避難小 屋のところで履いていたカッパのズボンを脱ぎ、シラビソ山を越え摺古木山を目指す。相変わらずのガスで視界は殆ど無いが時折り日差しが漏れ上空は良く晴れ ているようである。
摺古木山からは上りは直登コースだったので、帰りには自然園を経由して周回コースを辿ることにする。自然園に来た時にたまたま中央アルプスの山々がガス の上に頭を出していた。高いところは既に冠雪し白くなっている。自然園からは45分で登山口の休憩舎へ到着、靴を履き替えているとバイクに乗った若者が やってきた。二言三言話をするが、山登り目的ではなくツーリング目的のようであ
紅葉はずいぶんと下ってきていて、今は東沢林道周辺が綺麗であった。相変わらずの悪路ではあるが途中で車を止めデジカメに納める。皆さんが書かれている途中のロープはかけられてはいなかった。「自然保護のため一般車はご遠慮ください」の看板だけがあった。
昨日は夜でしかも雨だったのでそのまま林道へと入っていったので、、帰りに大平宿を散策してみた。集落こぞって集団移転し無人となった後、「大平宿をの こす会」の活動によって現在も維持されているとのことであるが、何か江戸時代にでもタイムスリップしたかのような雰囲気がある。




