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九重連山テント泊2020初夏

大船山・久住山・三俣山( 九州・沖縄)

パーティ: 1人 (うんとこまい さん )

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行程・コース

天候

初日:晴れ時々曇り、午後にガス 2日目:快晴 3日目:晴れ時々曇り

利用した登山口

九重登山口  

登山口へのアクセス

その他
その他: 熊本からミルクロード経由でやまなみハイウエイから登山口の長者原ビジターセンター前駐車場に到着

この登山記録の行程

【1日目】
九重登山口(09:50)・・・雨ヶ池分岐(09:58)・・・分岐(10:23)・・・雨ヶ池越(10:51)・・・吉部分岐(11:23)・・・坊がつる(11:26)[休憩 65分]・・・分岐(12:33)・・・段原(13:24)・・・大船山(13:40)[休憩 20分]・・・段原(14:15)・・・大戸越(14:53)・・・平治岳(15:25)[休憩 5分]・・・大戸越(15:53)・・・林道合流点(16:15)・・・分岐(16:33)・・・坊がつる(16:35)

【2日目】
坊がつる(05:50)・・・鉾立峠(06:15)・・・白口岳(07:00)[休憩 15分]・・・分岐(07:26)・・・稲星山(07:40)[休憩 3分]・・・分岐(07:56)・・・中岳(08:10)・・・天狗ヶ城(08:23)・・・久住山(08:53)・・・久住分かれ(09:03)・・・扇ヶ鼻分岐(09:25)・・・星生山(09:55)[休憩 20分]・・・久住分かれ(10:47)・・・諏峨守越下(11:30)[休憩 30分]・・・諏峨守越(12:05)・・・三俣山(12:45)[休憩 3分]・・・南峰(13:02)[休憩 10分]・・・坊がつる(14:11)

【3日目】
坊がつる(08:03)・・・法華院温泉(08:10)・・・北千里浜(08:46)・・・諏峨守越下(08:52)・・・諏峨守越(08:58)・・・分岐(10:05)[休憩 45分]・・・九重登山口(11:08)

コース

総距離
約31.7km
累積標高差
上り約3,125m
下り約3,125m
コースタイム
標準18時間2
自己14時間35
倍率0.81

高低図

標準タイム比較グラフ

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登山記録

行動記録・感想・メモ

 5月16日にコロナ禍緊急事態が解除され、翌日には法華院温泉山荘が営業を条件付で再開したことにより登山解禁となり、九重連山へテント泊登山に出かけた。およそ20年ぶりの久住登山である。初日の天気は晴れ時々曇り。長者原登山口から雨ヶ池越経由でお昼前に坊がつるに至り、テント設営を済ませた。セブンイレブンの「たっぷりタルタルフィッシュバーガー(508kcal)」とコーヒーの昼食後にサブザックで登山開始。段原に駆け上がり、大船山と直下の御池、折り返して北大船山、大戸越から平治岳を往復して16時過ぎに坊がつるのテント場に戻る。本日の登山では大船山直下の御池に降りたが、幻想的なその姿に感動した。この日のテントは3張。夕食は日本酒2合に「ニッスイ オイルサーディン レモン風味(384kcal)」、ご飯(炊飯)にイオントップバリュのレトルト「ごろごろ牛肉のビーフシチュー(439kcal)」に、湯通ししたオクラ2本を添える。20時過ぎに就寝。夜中2時ごろ目覚めてテントの外に出ると、底冷えの中に満点の星空であった。天の河と流れ星を見たのは何年ぶりだろう。
 夜明け前4時頃に起床。放射冷却のため予想外の冷気であった。霜が降り、レインフライ についた夜露が凍り、テント内壁には大量の結露が生じていた。お茶を沸かし、白み始めた星空を見上げる。朝食は日清の「カップヌードル味ぶっ込み飯(346kcal)」の中に、餅、高野豆腐、乾燥わかめ、オクラを加えて食した。コーヒーの後、サブザックに必要品を詰めて6時頃に2日目の登山に出発した。法華院温泉山荘の横を抜けて、鉾立峠から白口岳、稲星山、中岳、天狗ケ城、久住山、久住別れから星生山を往復して北千里浜の諏蛾守越下で昼食休憩。昼食は昨日と同じセブンイレブンのフィシュバーガーとコーヒー。30分の昼食休憩後、諏蛾守越から三俣山西峰、本峰、最後に三俣山南峰から直下の坊がつるに14時過ぎ帰還した。終日の快晴のため各ピークでは、由布鶴見、阿蘇、祖母傾等の九州山地など360°の眺めであった。2日目に通過したピークは9箇所。ここで、坊がつる帰着後急いでテント等撤収して帰路に発てば、明るいうちに登山口まで行けただろうけれども、のんびりともう一泊することにした。夕食までの時間を少しのウイスキーを飲んだり、音楽を聴いたり、あるいは坊がつるを散策したりして過ごす。この日のテントは5張。夕食は、お酒2合にイオンのトップバリュ「ごぼうとゴマ風味豊かなごぼうサラダ 85g(161kcal)」、ご飯(炊飯)に湯通ししたオクラ2本を添えた無印良品のレトルト「素材を生かした牛バラ肉の大盛りカレー(506kal)」を食べた。満腹に満足。この日も20時過ぎに就寝した。
 3日目も4時頃に起床するも、この日の朝空には雲が多く放射冷却はなく、過ごしやすい気温であった。朝食は日清の「チキンラーメンぶっ込み飯(315kal)」に、昨日同様に餅、高野豆腐、乾燥わかめ、オクラを加えたもの。この日は下山。登りは300mほど。雲間から覗く日光により、レインフライに付着した夜露がある程度取れるまでコーヒーを飲んだりしながら、のんびりと過ごす。テント等撤収後に8時頃に登山口目指して出発。法華院温泉山荘前を経て、北千里浜、諏蛾守越、涸れた白水川を渡り、硫黄山道路を経由し、指山自然観察路へ迂回して雨ヶ池分岐を経て、タデ原湿原から11時20分頃に登山口に帰着した。

 なお、最後の指山自然観察路が地図経路には記録できないため別経路になっています。

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フォトギャラリー:84枚

登山口のタデ原湿原からガスに覆われた九重連山

雨ヶ池分岐で登山届の提出

雨ヶ池の木道

歩きやすい登山道

遠くに坊がつる湿原

坊がつるに近づくと、20〜30cm四方の石畳登山道が100mほど続く

段原から坊がつるを見下ろす

段原からガスがかかる大船山頂を見上げる

大船山山頂直下の御池。径20〜30m程度

幻想的な御池に降りてみる

大船山避難小屋

大船山避難小屋内部。宿泊禁止、火気厳禁とある。

段原を経て北大船山山頂

ミヤマキリシマが少しだけ開花。満開までには10日〜2週間必要?

ガスに隠れる明日に登る山々

平治岳山頂もガス

ガスは山頂では晴れていた

平治岳直下に広がる坊がつる湿原

一人一石運動

初日のテントは3張。2日目は5張。

坊がつる北面にそびえる三俣山南峰

2日目の登山開始。鉾立峠。白口岳へ。

九州山地

三俣山の遠くに由布岳と鶴見岳

祖母傾の山容の眺め

白口岳から稲星山への縦走路。3000m級の日本アルプス縦走を彷彿させる

竹田市街

左から久住山、星生山、天狗ケ城

稲星山山頂から阿蘇五岳

祖母傾

由布鶴見

九州本土最高峰中岳山頂

中岳直下の御池

久住山頂への縦走路。ここも3000m級の日本アルプス縦走を彷彿させる

久住山頂からの阿蘇五岳

久住山頂からの祖母傾

三俣山

遠くに久住登山口とやまなみハイウエイ

登山道から外れて、星生山直下の干上がった池に下りる

久住分かれ

硫黄の臭い

諏蛾守越避難小屋。横には叩いても響かない鐘が吊り下がっていた。

今日最後のピーク三俣山へ

三俣山直下の坊がつる。この間の登山道はほぼ垂直が続く。今日は降りだったが、登りは大変だろう。

急降下が続いた登山道であった

登山口へ向かう最終日。坊がつるに別れ。

登山口の長者原ビジターセンターとやまなみハイウエイ

高度が下がるとミヤマキリシマがちらほらと

昨日の登った山々

登山道車止め横に法華院温泉山荘の宿泊制限注意書き

車止め。

指山自然観察路への分岐

木漏れ日の指山自然観察路

一昨日に登山届けを出した雨ヶ池分岐に帰る

登山口のタデ原湿原と九重連山

登山口から指山と三俣山

長者原ビジターセンター。向かいのモンベル長者原店はコロナ禍閉店中。

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ダウン・化繊綿ウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア
登山靴 バックパック スタッフバック スパッツ・ゲイター 水筒・テルモス ヘッドランプ
タオル 帽子 グローブ 着替え 地図 コンパス
ノート・筆記用具 腕時計 カメラ 登山計画書(控え) ナイフ 修理用具
健康保険証 ホイッスル 医療品 虫除け ロールペーパー 非常食
行動食 テーピングテープ ストーブ 燃料 ライター カップ
クッカー カトラリー

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登った山

中岳

中岳

1,791m

三俣山

三俣山

1,748m

星生山

星生山

1,762m

大船山

大船山

1,786m

九重山

九重山

1,787m

平治岳

平治岳

1,643m

天狗ヶ城

天狗ヶ城

1,780m

白口岳

白口岳

1,720m

稲星山

稲星山

1,774m

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