行程・コース
この登山記録の行程
【1日目】
中房・燕岳登山口(06:30)・・・第2ベンチ(07:40)[休憩 10分]・・・合戦小屋(09:40)[休憩 10分]・・・燕山荘(10:55)[休憩 60分]・・・燕岳(12:25)[休憩 60分]・・・燕山荘(13:50)
【2日目】
燕山荘(06:30)・・・大下りの頭(07:25)[休憩 10分]・・・切通岩(08:50)[休憩 10分]・・・大天荘(09:45)[休憩 10分]・・・大天井岳(10:05)[休憩 15分]・・・大天荘(10:25)[休憩 40分]・・・大天井ヒュッテ(11:45)・・・ヒュッテ西岳(14:25)
【3日目】
ヒュッテ西岳(06:00)・・・水俣乗越(07:00)[休憩 10分]・・・水俣乗越分岐(08:00)[休憩 10分]・・・ババ平(08:30)・・・槍沢ロッヂ(08:50)[休憩 10分]・・・一ノ俣(09:30)・・・横尾(10:20)[休憩 10分]・・・徳沢(11:40)[休憩 40分]・・・明神(13:20)[休憩 10分]・・・河童橋(14:40)[休憩 10分]・・・上高地バスターミナル(14:55)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
今年はとにかく、のんびり安全第一!
そんなコンセプトで北アルプスへの計画をたてた
帰りは大好きな上高地に下りたい ←これ大事)
そして通行止めや山小屋営業有無などの
確認リスクが減るのも考慮して選んだのが
まいたびからのセット予約
その条件でまいたびを物色した結果
燕山荘とヒュッテ西岳に宿泊するコースがあった
毎日アルペン号片道乗車、山小屋2泊 31,000円
コロナの影響で営業していない山小屋もあり
やはり選択肢は限られたし
ヒュッテ西岳は小さな小屋でやや不安はあったけど
このコースに決めた
集合場所横のコンビニで朝食と行動食を買おうと思って
念のため電車内でググったら日曜休み、嘘でしょ!?
お風呂入ったし、汗かきたくないから徒歩6分のセブンへは歩きたくない
諏訪湖SA寄ってくれるからおにぎり買えるのにそれ忘れて
飯田橋構内のローソン寄ったらコメ関係ゼロ、がーん
少ない選択肢のなか冷静さを失って
まさかの汁無し担々麺を買い、のちに大後悔、、、
集合場所の竹橋から定刻に出発、バスは満員、、、
でも前回のマイクロバスじゃなくて
小さいけどちゃんとした観光バス
お陰でお尻が痛くならなかったのはよかった
窮屈だし、背もたれ少ししか倒せないし、
振動の激しさと、おばちゃん達のおしゃべりで眠れないし
毎回、二度と乗らないと思う、でもまた乗るんだろうな、、、
中房温泉には前回同様、だいたい5:30到着
今年は登山ポスト近くに簡単なゲートが設けられ
検温と問診、予約の有無のチェックをしてくれている、安心
ゲートを無事通過し、オンライン申請済みの登山届を
念のためポストに投函し、
ベンチで担々麺とサンドイッチというややおかしい朝食
担々麺、、、器ゴミを3日間持ち歩き
ジプロック3重で臭いに細心の注意をはらう羽目に
なんで担々麺など買ったのだろう、、、謎
<小屋の状況>
燕岳の小屋泊りは初
大混雑のシーズン中はできれば
大天井まで行くか、テン泊でのぞみたい
でも今年は特別な夏、ラッキーなことに
2畳ほどの空間をロールカーテンで仕切って
個室状態、、、きっと最初で最後だろう
燕山荘についてはよい小屋と聞いていたが
オーナーの素晴らしい人柄が
スタッフや小屋そのものにうつし出され
なにひとつとっても気持ちのよい空間だった
食事時のオーナーのお話も楽しかった
海外含め、いろんな山に登った方なんだな、素敵だ
混まない季節にまた泊りたい
生ビール1000円、ココア600円
こんど泊る時があったら
お湯がもらえるからドリップコーヒー持っていこう
ヒュッテ西岳では、まさかの予約の連絡が
来ていないというハプニングではじまった
リスクヘッジで、まいたびから予約した意味なし
でも3畳ほどの空間を個室状態で使わせてくれた
まあ、4~5人しかいないからみんな個室状態だけど
まいたびを利用するときは
自分でも山小屋に予約確認いれたほうがいい
小屋のおやじさん曰く、よくあるらしい
下界の観光地じゃないんだから命にかかわるよ、、、
缶ビール、缶酎ハイ、麦茶、すべて600円
槍や常念を眺めて飲んだくれるのだから鑑賞料だな、グビグビ
水は雨水利用だから煮沸したいし、翌朝はやむなく麦茶×2
<感染対策>
どちらの小屋もアルコール消毒液を常設&受付に透明カバー
燕山荘は食堂のテーブル対面にアクリル板&窓全開換気&マスク
欲を言えば食事時にもう少し注意したい
おひつの近くの人が気を利かせて
みんなにご飯をよそってくれるのは
平常時は有難いけど今はやめて欲しいな
あと黙って食べて欲しい、、、
ほとんどの人はしゃべらないけど
おばちゃんが近くで大笑いした時はビビった
食べる時にいちばん気を付けましょうね
<登山道の人出>
■中房温泉~燕岳の普段混みあう登山道についても
曜日のせいかコロナのせいか
昨年の混み具合ではなかった、1/5ほどの印象
■燕岳~大天井岳まではほどよい人出
100m~200m間隔くらいで常に誰かいる
団体はほとんど見かけなかった
■大天荘(営業)~大天井ヒュッテ(閉鎖)~
ヒュッテ西岳までは3~4人ほどしか会わなかった
大天井ヒュッテを過ぎてからの
東側側面の登山道はゆるやかな樹林帯だけど
照りつける太陽と2400mほどの標高と無風で、
とてつもなく暑く、誰にも会わず
今回はじめての辛さを味わった、
でも点在する花畑に生気をもらった
■ヒュッテ西岳~水俣乗越は
槍を目指す人がいるから4~5人だったかな
水俣乗越~大曲までは無人と覚悟していたけど
女性2人ほどとすれ違った
女性はこのルートで登りたくなるの?
■横尾山荘(外食休止)~上高地
こちらも1/3くらいの印象、
上高地はもっと少ないと思っていたけど意外といた
<温泉>
平湯温泉バスターミナルの3階にあった温泉は最近閉鎖され
代わりに徒歩2分ほどのまだ新しい温泉リゾート「ひらゆの森」へ
温度&にごりの違うかけ流しの露天が5~6個?あって、自然にディスタンス
水風呂もあるけど痛いくらい冷たい、最近多いな、、、何度??
サウナは閉鎖、がっかりだけど仕方ない
飛騨牛やラムの焼肉がレストランで味わえる
今回は1時間ほどしか飲めなかったから焼肉は断念、次回!
穂高地ビール生が最高だった
<山行をふりかえって>
とにかく3日間すべて晴天って、これ以上のラッキーはない
燕山荘のオーナーも「朝から晩まで晴れるなんてそうない」と言ってた
7月中はずっと雨だったらしい
槍も裏銀座も終始見えた大展望の中の縦走路だけで幸せなのに
天の川も朝焼けも、満開の花畑も、さらには雷鳥まで見せてくれた
山小屋は最高に快適、すべてに恵まれていた
私そんなに日頃の行いよかったかな、、、
特別な夏の特別な山として何十年も記憶に残るだろう
フォトギャラリー:48枚
青空の中出発、予報は今日が晴れ、明日以降、小雨の予報サイトも
第一ベンチ
時たま階段
あ、富士山みえてる♪
そろそろ花崗岩が出てきた
この「あと5分」の看板が可愛すぎ
合戦小屋へ到着、のぼり新調した?
今回はスイカ食べないと決めてたのにいつの間にか、、、
さ、あとは絶景が待つばかり
あ!槍さん見えてきた♪今回はいつまで出ててくれるかな、と思いつつ、、、
八ヶ岳も見えてる
今回の山行はとにかくミヤマトリカブト(深山鳥兜)の最盛期だった
山小屋下はえげつないほどの花畑
ようやく到着、うはー!最高の景色がお出迎え
チェックイン12:00にちょっと早かったけど、用意できたとのことで
2畳をロールカーテンで仕切り個室状態に
さ、天気のよいうちに山頂へ。コマクサは終盤、待っててくれてありがとう
ミヤマコゴメグサ(深山小米草)もよく見た、パープルのアクセントがよき
お約束のイルカ岩、元気に泳いでます
あーーーー!雷鳥♥何十年ぶりの再会
頂上へ、風強い、、、
なんでも見える、北燕岳は今回スルー。さ、下りて生ビールだ
小屋の展望台より、相変わらず美しい小屋だなあ
夕食、チーズインハンバーグ、美味しかったなー。7時に就寝、おしゃべりうるさいけど寝不足でよかった、爆睡!
3:40頃、目が覚めて窓を見ると満点の星、天の川を見に外へ。5:00過ぎに日の出も堪能
雲海の中、美しい日の出
朝食がっつり食べて出発
晴れてくれている♪東側は雲海、西側は快晴、くっきりわかれてる
北アは余計な鎖をつけないところが好き
山道にはちらほらコマクサ。小さいなー、でもオーナーがコマクサは咲くのに10年以上かかると言っていた
ちょいちょいハシゴ、楽しめるレベルの
花後のチングルマが光を受けて輝いている
ハシゴがアクセントになって飽きない♪そもそも大展望なのだから飽きないか、、、
大天荘まであと100m、燕山荘から眺めていた地味にきつそうだった巻き道
大天荘、到着ー
ランチまでまだ時間があるから先に大天井岳山頂へ
歩いた道を称えつつのんびり
さ、そろそろ下りてちょうどいいかな。あと2分を、まだ時間じゃないと待たされる。時間になり、メニュー看板外に出す時に目の前にいるのだから声かけてくれればいいのにスルー、、、これが普通か、燕山荘と比べたらダメだな
カレー大盛り、普通盛りよりちょっと多い感じ
さ、あまり気の合わない小屋だから長居は無用、西岳へ向けて出発しよう
まだまだ楽しめる♪でもザレてて歩きにくい
ザレガレと岩場のミックス
大天井ヒュッテが見えてきた
閉鎖中、誰もいない。当たり前か
突然青空見えてほんとビックリした!大天井ヒュッテからここまでは、暑くて展望なくて、風も遮られてきつかったー!
みんなこの「あと2時間半」に、えっ!?となるみたい。そんなにかからないでしょ、、、これよくないよ、折れる
もうここからは疲れものどの渇きも忘れる気持ちよい道♪
チングルマが輝いてる。②へ続く、、、
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
登山靴 | バックパック | スタッフバック | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | タオル |
帽子 | グローブ | サングラス | 着替え | 地図 | コンパス |
腕時計 | カメラ | 修理用具 | 健康保険証 | 医療品 | 虫除け |
ロールペーパー | 非常食 | 行動食 | テーピングテープ | ライター |
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