行程・コース
天候
初日:晴れ時々曇り 登山開始30分程度で小屋まで中大雨 2日目:曇り後晴れ 奥穂登頂後小雨 3日目:快晴
利用した登山口
登山口へのアクセス
バス
その他:
横須賀→新宿→松本→新島々→上高地
この登山記録の行程
【1日目】
上高地バスターミナル(12:32)・・・河童橋(12:35)[その後の休憩計 15分]・・・岳沢小屋(15:00)
【2日目】
岳沢小屋(05:52)・・・岳沢パノラマ(07:20)[これまでの休憩計 15分]・・・紀美子平(08:35)[休憩 13分]・・・前穂高岳(09:20)[休憩 18分]・・・紀美子平(10:13)[休憩 15分]・・・最低コル(11:00)[その後の休憩計 10分]・・・奥穂高岳(12:15)[休憩 20分]・・・穂高岳山荘(13:10)
【3日目】
穂高岳山荘(05:58)・・・ザイテングラード取付(06:40)[休憩 10分]・・・涸沢(07:30)[休憩 15分]・・・本谷橋(08:50)[休憩 10分]・・・横尾(09:50)[休憩 5分]・・・徳沢(10:43)[休憩 12分]・・・明神(11:39)[休憩 5分]・・・河童橋(12:18)(小梨平で昼食)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
剱岳の最終トレーニングに前穂~吊尾根~奥穂に挑戦した。実は去年も前穂に登ったが、ピストンで吊尾根を経験せずに終わった。その時2度とこの急登を登りたくないと思っていたのが、生憎1年経った岳沢小屋を再訪することになった。相変わらず小屋の裏手に見える重太郎新道は急登で登る前は不安で一杯だったが、経験とは大したもので休憩ポイントがわかるため、そこまで頑張ろうという心の余裕が生まれた。紀美子平に近い岩場では上空を雷鳥が飛び上がり、背側は夏毛なのにお腹は真っ白冬毛なのはどちらが正解か?紀美子平から登りは30分のコースタイムだが、それまで以上に岩稜登りが厳しい。やっと着いた前穂山頂は去年と同じガスの中で、周囲を見渡しても素晴らしい景観はまたも見えず。さて本番の吊尾根から奥穂へ歩みを進めると、多分思うより前穂登りが響いていて、恐ろしい高度差の岳沢の谷底を見る余裕もなく、それ以上に登り基調の吊尾根は鞍部から厳しさが増し体力の無さを露呈させる。南稜の登りは意外に多くの人が上から降りようとしているから、疲れた体に鞭打ってその時点の自分最速で登りきった。そのお陰でほぼ体力がなくなり、奥穂山頂まで15分程度と聞いても全然喜べなかったが、山頂の祠が思うより大きく見えた時は最高に嬉しかった。山頂で記念写真を撮って15分程で雨が降り出し、残念ながら急ぎ山頂を後にしたが、そこから山小屋まであんなに険しい下りとは思わず、急な梯子は雨で滑るし、小屋間近の岩場は足を置く所が一瞬不明瞭な場所もあって、これは事故が起きるのも無理ないと感じた。話は戻るが、多分前穂の下りで紀美子平近くですれ違った軽装の韓国人らしい若い可愛い女性2人がもう奥穂山頂に到着していた。この人たちは岳沢小屋に宿泊していなかったから、今日上高地から登ってきたと思うが穂高岳山荘は通り越し、翌朝涸沢小屋で見かけた。何という体力なのか、何をしている人なのか興味もあったが韓国語は挨拶もできないので聞けなかった。翌日はこの3日間で最高の快晴で、ザイテングラードを初めて経験し涸沢小屋で同行者と別れた。これから北穂へ1人で登ると言う。こちらはへとへとでこれから上高地までの長い道のりを考えると滅入るのに、3時間半後にビールジョッキの向こうに北穂山頂からの景観をスマホで見たときは羨ましかった。一緒に登ればよかったか?絶対無理だと断じて言える。
フォトギャラリー:33枚
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
登山靴 | バックパック | スタッフバック | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | 傘 |
タオル | 帽子 | グローブ | サングラス | 着替え | 地図 |
ノート・筆記用具 | 腕時計 | カメラ | 登山計画書(控え) | 健康保険証 | ホイッスル |
医療品 | 虫除け | 熊鈴・ベアスプレー | ロールペーパー | 非常食 | 行動食 |
トレッキングポール |
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