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晩秋の常念岳

常念岳( 北アルプス・御嶽山)

パーティ: 1人 (ジュンパク さん )

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行程・コース

天候

1日目:霧雨 2日目:晴れ時々霧

利用した登山口

一ノ沢登山口  

登山口へのアクセス

タクシー
その他: 大糸線穂高駅からタクシーで一ノ沢登山口へ。5,540円。
一ノ沢登山口では携帯がつながらない。胸突八丁では繋がった。できれば常念乗越(常念小屋)で予約しておきたい

この登山記録の行程

【一日目】
一ノ沢登山口 11:03--(12分)--11:15 山ノ神 11:15--(50分)--12:05 王滝ベンチ 12:05--(25分)--12:30 エボシ沢 12:38--(32分)--13:10 笠原沢 13:10――(35分)――13:45 胸突八丁 13:54――(21分)――14:15 水場 14:15--(26分)--14:41 第二ベンチ 14:47――(23分)――15:10 常念乗越(常念小屋)

【二日目】
常念小屋 6:25--(65分)--7:30 三叉分岐 7:33--(11分)--7:44 常念岳 8:47--(56分)--9:43 常念小屋 10:03--(19分)--10:22 第二ベンチ 10:22--(20分)--10:42 水場 10:44--(16分)--11:00 胸突八丁 11:03--(51分)--11:54 エボシ沢 12:16--(55分)--13:11 古池 13:11--(19分)--13:30 一ノ沢登山口

コース

総距離
約13.8km
累積標高差
上り約1,709m
下り約1,709m
コースタイム
標準10時間20
自己9時間49
倍率0.95

高低図

標準タイム比較グラフ

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

晩秋の常念岳に登る。のんびりと山小屋泊の往復登山。初日は、生憎の霧雨。夕方から晴れてきたので、逆光ながら槍ヶ岳を望むことができた。しかし、期待した翌日は晴れたというのに、肝心の槍、穂高の姿を見ることは叶わなかった。

一日目。穂高駅からタクシーで一ノ沢登山口へ。霧雨がポツリときている。カッパを着る程ではないが、しっとりしそうだ。
11時頃、登山開始。一ノ沢に沿って登っていく。前半は、緩やかな登りが続く。山ノ神、古池、王滝ベンチ。いくつかの支流を渡ったり、沢なのか登山道なのかわからないような水の流れる道を歩いたりする。時には早い流れの沢の縁を行くことも。
周囲には広葉樹が多く、葉を半ば落としながらも名残りの紅葉を楽しませてくれる。霧が掛かり、遠く見通せないのが残念だ。
時間的に登っていく人は少ないが、下って来る人とのすれ違いが時々ある。
胸突八丁で階段道をぐっと上がり、水平に行くと、水場に至る。後は、第一から第三ベンチが設けられた急登となる。良いペースで歩いてきたつもりだったが、さすがに疲れが出てくる。
3時10分、広い常念乗越に到着。暫くすると霧が少しずつ消えていき、逆光気味ながら槍ヶ岳を常念小屋の向こうに望むことができた。小屋に入り、宿泊の手続き。夜は満天の星空となる。二日目を期待しよう。

二日目。6時前に御来光を迎える。しかし、西の槍ヶ岳方向には雲が掛かり、肝心の槍ヶ岳が見えない。今日は、常念岳山頂を踏み、一ノ沢登山口に下るだけなので、ゆっくりと6時半頃の出発とする。
見上げる常念岳山頂への道はなかなかきつそう。一歩一歩、踏みしめながら登っていく。乗越から見上げていたのは、山頂手前のピーク。その先に三俣分岐があり、そこから10分ほどで山頂に到着する。
山頂の向こうには、蝶ガ岳へと続く登山道が下っていき、梓川の谷を挟んだ向かいには屏風岩が大きく見える。しかし、この時間になっても雲は取れず、槍ヶ岳も穂高岳も見えない。登ってきた方向を振り返れば、横通岳から大天井岳へと続く尾根、そして横通岳の向こうに燕岳も見える。その更に先にあるのは針ノ木岳?。
1時間以上山頂で粘ってみたものの、結局、雲が取れないまま諦めて下ることに。せめて乗越からでも良いから今日の槍ヶ岳を見たかったが、最後まで雲が掛かったままであった。
10時、乗越を後に一ノ沢登山口へと下っていく。槍ヶ岳の代わりに、青空の下、昨日見られなかった紅葉を楽しむことができたのは良かった。下の方より上の方の紅葉が見事であった。
登山口に1時半と予約していたので、時間調整しながら下っていく。途中から霧が掛かったりすることもあったが、景色を堪能しながら歩くことができた。
大分下ってきた頃、1匹の猿とすれ違う。悠々と登山道を登っていった。登山口から車での移動中も、多くの猿を目撃する。

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フォトギャラリー:45枚

一ノ沢登山口から少し入ったところ

山ノ神

紅葉は残っている

沢に沿って登っていく

沢の縁を歩く場所も

大滝ベンチといっても、滝もベンチもない

エボシ沢からの登り

笠原沢

水が流れている場所も多い

何度か橋を渡る

胸突八丁

霧に霞む沢を見下ろす

最後の水場

いよいよ急登が続く

第二ベンチ

常念乗越に到着。霧が!

霧が晴れて槍ヶ岳が見えた!

常念小屋の客室の様子

外に出てみる。明日登る山頂方向

霧に虹

二日目の朝6時前

槍ヶ岳の方向には雲が

山頂目指して登ります

大分登ってきた。小屋が小さく見える

漸く山頂を目にする

山頂です

蝶ガ岳に続く道

登ってきた反対側から山頂を見上げる

梓川の向こうに屏風岩

大天井岳に続く道。横通岳の向こうに燕岳

三叉分岐

何時までも雲が取れない

今日は山頂方向が良く見える

紅葉を楽しむ

水場の辺りから見上げる

青空と紅葉

胸突八丁へと続く道

まだまだきれいです

緩やかに下っていきます

紅葉だ

エボシ沢

何キノコ?

古池

山ノ神

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ダウン・化繊綿ウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア
登山靴 バックパック スタッフバック スパッツ・ゲイター 水筒・テルモス ヘッドランプ
タオル 帽子 グローブ 着替え 地図
コンパス ノート・筆記用具 腕時計 カメラ 登山計画書(控え) ナイフ
医療品 行動食 トレッキングポール

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登った山

常念岳

常念岳

2,857m

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