行程・コース
この登山記録の行程
【1日目】
桜平(10:20)・・・夏沢鉱泉(10:45)・・・オーレン小屋(11:40)[休憩 45分]・・・峰ノ松目(13:20)・・・赤岩ノ頭(14:15)・・・オーレン小屋(15:00)
【2日目】
オーレン小屋(06:00)・・・箕冠山(06:40)・・・根石岳・・・東天狗(07:15)・・・中山峠(08:15)・・・にゅう分岐・・・中山・・・高見石(09:30)[休憩 20分]・・・丸山・・・麦草峠(10:40)・・・大石峠・・・出逢ノ辻(11:20)・・・五辻・・・山頂駅(12:20)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
三十九度目
昨年、山小屋でお世話になったesprit様と 交友を深める為、オーレン小屋を目指して。
遠く遥々、関西から出向いて頂き、すずらんの里駅から、挨拶もソコソコに、お供して桜平へ。
沢の流れの音、風に揺らぐ木々の音、静かさの中にも、心地よい音を聞きながら、秋が深まり、初冬の山道を進みます。水量の豊富な沢沿いを夏沢鉱泉へ。こちらの小屋さんは、水力、風力、太陽光とエコな発電施設を備え、薪を燃した煙の香りが、良い雰囲気を出していました。標高が上がるにつれ、紅葉も治まり、冬支度の山容の中、オーレン小屋に到着。休憩を挿み、峰の松目から硫黄岳、夏沢峠を巡る周回コースを目指して出発。足元には、雪が所々に残っていましたが、赤岩の頭までは、問題無く進めます。強風とガスガスで展望も望めない硫黄岳を諦めて、翌日の為に、下山開始。こちらの足元は、日が当らない様で、雪が踏み固められ氷の様になり、滑りやすく滑り止めを着けた方が良さそうです。小屋のお風呂の雰囲気、馬肉の鍋、天ぷら等の夕食、大満足。薪ストーブの談話室では、コロナ対策で談笑が出来ず、とても残念ですが、仕方ないですね。その分、esprit様と秋の夜長を消灯ま、趣向が似ている、山・車・食等のお話で楽しみました。
朝6時、再会を約束して、深夜の降雪で薄っすら雪景色の中を、それぞれの目的地に向けて、出発。まずは、東天狗岳を目指してキーンと冷え切った林を進み、箕冠山へ。ここから先は、視界が開けるところですが、ガスで真っ白。強風とガスの中、根石岳を過ぎ、東天狗岳へ。頂は、ガスで覆われ展望も無く、登頂の証だけ収めようとスマフォを取りだすと、ガスが晴れ青空が。暫くは、晴れたりガスったりで、運が良かった。おまけにブロッケンにも出会えて。頂で挨拶を交わした方と中山峠まで同行させて頂き、この時期の山の心構えや注意点のお話を伺い、大変参考にさせて頂きました。この方の本職は、ガイドさんか、小屋番さんか。両手を使い雪道を軽快に下り、ウエストポーチ一つで頂きに立つ姿は、只者では無い感じがしました。中山峠からは、穏やかな森の中を進み、ちょっと期待していた中山展望台では、ガスの為展望も無く、高見石へ。この辺りから雪解けが進み、泥濘が多くなり、足元ばかり気にして歩いていて、ガスが晴れている事に気付かず、カメラを上に向けて居る方に出会い、真似して1枚収めました。先を急ぐあまり、綺麗なモノを見落とす所でした。高見石では、本日最高の景色を360度堪能し、長居してしまいました。丸山から麦草峠、大石峠と、だんだん泥濘が酷くなり、時間も要す様になり、縞枯山を経由し山頂駅を目指すルートから、巻き道で山頂駅を目指すルートに変更。広々とした草原や、見通しの効く広い道などあり、ちょっと趣向も変わり、飽きかけていた道程を楽しめた。観光用の木道も増え、程なく本日のゴール山頂駅に到着。山頂駅のレストランや展望台には観光の方々が多く、足元がドロドロに汚れた私は、少々場違いの様に浮いていた。
ロープウェイとバスを乗り継いで、もう一つの目的地の蓼科温泉共同浴場を目指します。共同浴場と言われるが、源泉かけ流しで、水栓からボコボコと音を立てて溢れてきます。ちょっと熱めで無色透明の酸性、皮膚に良いそうです。温泉近くのバス停で、今季一番の紅葉をパチリ。
esprit様、大変有意義な機会をセットアップして頂き、有難うございました。2日間とも、とても良い日になりました。感謝です。
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