行程・コース
天候
晴れのち曇り、時々晴れ
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
大谷崩・西日影沢両登山口にメインとなる駐車場はありますが、今回は周回コースとする為、西日影沢登山口への林道を入って直ぐの通行止めバリケード脇にある駐車スペースに駐車しました。車 4~5台程度停められそうです。
※駐車スペースから100mほど先にも河原の広い駐車スペースがありました。
この登山記録の行程
05:26 [05:00] 林道入口駐車スペース
06:17 [06:25] 記念碑公園 ※休憩 10分 [10分]
06:49 [07:05] 扇の要 ※休憩 10分 [20分]
08:26 [08:45] 新窪乗越 ※休憩 15分 [20分]
08:55 [09:30] 大平沢ノ頭 ※休憩 5分 [無し]
10:06 [10:40] 山伏 ※休憩 125分 [60分]
12:24 [11:50] 西日影沢分岐
13:17 [12:50] 蓬峠 ※休憩 5分 [20分]
13:52 [13:45] 大岩 ※休憩 15分 [10分]
14:46 [14:30] 山伏登山口 ※休憩 15分 [無し]
15:19 [14:50] 林道入口駐車スペース
休憩時間 … 3.3時間 [2.3時間]
行動時間 … 6.6時間 [7.5時間] ※計画の88%
合計 … 9.9時間 [9.8時間]
※[ ]は計画タイム
★コース定数 … 33 (体重 58Kg / 荷物重量 13Kg)
※山と溪谷社公表の計算式より
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
【コース状況】
大谷崩の登山道は初めこそ緩やかですが、大小の石がゴロゴロとしているガレ場の
道でかなり歩きにくいです。はじめは大きな岩に赤いペンキや立ち枯れた木にピンクの目印が付けられていますが、途中から崩れた土砂で流されてしまったのか目印が完全に無くなってしまい、何処を進んで良いのかわからなくなりました。新窪乗越が遙か上に見えるので、そこをひたすらに目指せば問題は無いのですが・・・
また、時折石がパラパラと転げ落ちる音が聞こえてドキッとしました。落石にも注意が必要です。
新窪乗越を過ぎた辺りからは雪が残っていて、山伏山頂 ~ 1900m付近はほぼ新雪のような感じでした。地元の方のお話しだと数日前の気温が下がった時に降雪したのではとの事でした。
今回は幸運にも凍結箇所はありませんでしたが、軽アイゼンを携帯していませんでした。少し甘く見ていました・・・
まだまだこの時期は2000mを越える山では少し気温が下がっただけで冬山に戻ってしまう事を痛感しました。
西日影沢への下りは始めはガレ気味のつづら折りの道です。蓬峠を過ぎると何カ所か沢を渡る箇所があるので、大谷崩を含め大雨や天気急変時は注意が必要です。
【周辺情報】
梅ヶ島温泉の温泉宿 「旅館いちかわ」にて入浴しました。登山口から12分ほど (約6Km)
大人一人 ¥600でした。
少しぬるっとした肌に優しいお湯で、暑すぎず長く浸かっていられる丁度良い湯温でした。程よい硫黄の香りも良かったです。
元々は日帰り入浴専門の「湯元屋」に立ち寄る予定でしたが、お店の方の都合で当日は早めにお店を閉めていました・・・お店のお手伝いの為に訪れていた地元の方から「周りの温泉宿は今は基本、宿泊者のみの入浴だけど相談次第で日帰り入浴も可能かもしれません」とのアドバイスを受けました。
今回訪ねた「旅館 いちかわ」も今はコロナ禍と言う事もあり普段は日帰り入浴はお断りをしているそうですが、当日は平日で男性客も少なかった事もあり快く入浴を許可して頂けました!
「旅館いちかわ」の女将さん、そして相談に乗って頂いた地元の方のご厚意にこの場を借りて感謝申し上げます。いずれゆっくりと宿に泊まって温泉を楽しみたいなと思いました。
【感想】
今回は久々の東名高速エリアへの遠征登山でした。
(2019年11月に職場の先輩と伊豆だるま山高原へキャンプに行った以来の約1年半ぶり、登山に限ると2018年の愛鷹山クリスマス登山以来2年ぶり)
林道脇の駐車スペースを05:00出発予定のところ、少々寝過ごしてしまい約30分程オーバーの05:26に駐車スペースを出発・・・出だしから少々躓きましたがコースタイムよりも早い06:17に記念碑公園に到着出来ました。
登りはじめは快晴で今回は天気も期待出来るかなと思いましたが、新窪乗越到着辺りから雲が増え始め、山伏山頂到着時はガスってはいないものの富士山は完全に雲の中・・・
ただ山頂西側は雲は多いものの晴れ間も時々射していて南アルプスの山々を綺麗に望むことが出来ました。
山頂で休憩中、地元のソロの若い男性と年配の女性とそれぞれお話しをしたり南アルプスの写真を撮ったりと約2時間ほど待っていたところ山頂東側にも晴れ間が覗きはじめ、富士山も機嫌が良くなったのか顔を出してくれました。
下山後は予定していた梅ヶ島温泉の「湯元屋」がお店の都合で早く店仕舞いをしてしまっていたアクシデントはあったものの、お手伝いに来ていた地元の女性や「旅館いちかわ」の女将さんのご厚意もあり無事に楽しみにしていた温泉も楽しむことが出来ました。
結果として大満足の山行でしたが、ひとつだけ反省点が・・・
今回は時期的に春山だと思い込み軽アイゼンを持って行かなかったのですが、数日前の気温低下 + 降雨の時に山頂付近では降雪となったらしく、1900mを越えたあたりから新雪と思われる雪がかなり残っていました。幸い凍結等は無く出番は無ありませんでしたが、やはりまだまだこの季節は念の為(精神衛生上も)に軽アイゼンは携帯したほうが良いと言う事を痛感しました。
下記リンクは今回の登山のログデータです。
https://connect.garmin.com/modern/activity/6592320469
フォトギャラリー:48枚
本日の朝飯。
孤独のグルメ in 駿河湾沼津SA 下り。
「桜海老と駿河湾産しらすの二色丼」¥1,480
本日の山行のスタート&ゴール地点である林道入口の通行止めバリケード手前の駐車スペース。本日も一番乗りでした。
千葉の自宅出発 0:30 → 4:20頃到着。
到着後仮眠を取りましたが少し寝過ごしてしまい出発予定時間を30分ほどオーバーしてしまいました・・・
まずは大谷崩を目指します。
Googleマップでは別荘地から先の道がありませんが、実際は
ここから記念碑公園(大谷崩駐車場)までしっかりと舗装された道路が続いています。
対向車とクマ注意の看板。
北海道でよく見る熊出没注意とはえらく違って可愛らしいです(笑)
記念碑公園から大谷崩を間近に望む。
標準コースタイム80分となっていましたが、実際はここまで50~60分程度で到着出来ました。
大谷崩の成り立ちや砂防事業を紹介した案内板。
大きな石がゴロゴロとした涸沢を渡る。
遙か頭上の新窪乗越を目指しひたすらに登ります。
大谷崩から振り返った景色。
ようやく新窪乗越に到着。
新窪乗越 ~ 山伏山頂まではかなり雪が残っていました。
目の前に山伏山頂が見えてきました。
※真正面は道ではありません。
鹿が三頭ほどこちらをジッと見ていました。
山伏山頂手前の登山道。
殆ど新雪のような雪でした。
山伏山頂に到着。
到着時、残念ながら富士山は雲の中・・・
山梨県側にも山頂標識あり。
「山梨百名山」の一座でもあるようです。
山頂標識前で一枚。
晴れ間を待つのを兼ねて昼休憩としました。
南アルプス南部の山々を望む。
左から茶臼岳、上河内岳、兎岳、聖岳。
木々の隙間から光岳。
半分雲に隠れた赤石岳。
聖岳。
荒川三山。
富士山もようやく顔を出しました。
山伏山頂は広い草原状の地形となっています。
写真だけを見ると何処かの牧場に居るみたいです。
晴天に富士山と草原。
晴れ間を待っていた甲斐がありました!
下山直前に木々の間から富士山が綺麗に見えました。
たっぷりと休憩をしたので、西日影沢を目指し下山を開始します。
西日影沢方面もしばらく雪がかなり残っていました。
木々の間から大谷崩方面を望む。
蓬峠に到着。
蓬峠にはベンチがあって休憩に丁度良いです。
斜面が崩れた崩壊地を進む。
西日影沢の綺麗な滝。
この先、数カ所沢を渡る箇所があります。
大岩を通過。
途中、わさび田があります。
登山道近くでは地元の方が作業をしていました。
鬱蒼とした森を歩く。
西日影沢を見上げる。
林業作業用モノレールに沿うように登山道が続きます。
小さな可愛らしい花がところどころに咲いていました。
※これは「タチツボスミレ」で合ってますよね?
西日影沢登山口へ無事到着。
通行止めバリケードから100mほど先にも広い駐車場がありました。
※西日影沢登山口近くにも駐車場がありましたが、入口にチェーンが張られていました。詳しく確認した訳では無いのですが、登山口近くの駐車場は使用出来ないのかもしれません。
~曲がりくねった林道の先に~
~待っている俺の車とゴール地点~
何て某有名曲の替え歌を想像してしまう見事なS字カーブです(笑)
無事に駐車スペースに到着。お疲れ様でした。
秘境感漂う梅ヶ島温泉。
素朴な感じが良いですね!
紅葉の季節に泊まりに行きたいです。
今回は時間の都合で行けませんでしたが、ゆっくりと温泉宿に泊まって安倍の大滝など温泉街周辺の散策もしてみたいです。
帰りの晩飯。
孤独のグルメ in 駿河湾沼津SA 上り。
「駿河丼」¥1,600
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
登山靴 | バックパック | スタッフバック | スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス | ヘッドランプ |
タオル | 帽子 | グローブ | サングラス | 地図 | コンパス |
腕時計 | カメラ | 登山計画書(控え) | ナイフ | ツエルト | 健康保険証 |
ホイッスル | 医療品 | 熊鈴・ベアスプレー | ロールペーパー | 非常食 | 行動食 |
GPS機器 | 燃料 | ライター | カップ |
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