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2021北アルプス縦走(表銀座)

一ノ沢-常念岳-西岳-槍ヶ岳-上高地( 北アルプス・御嶽山)

パーティ: 1人 (Ichi さん )

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行程・コース

天候

初日から終わりまで日中はずっと晴れ。22と23日の夕方は曇りのち雨。

利用した登山口

一ノ沢登山口   上高地バスターミナル  

登山口へのアクセス

バス
その他: 毎日あるぺん号で一ノ沢登山口

この登山記録の行程

【1日目】
一ノ沢登山口(05:10)・・・王滝(大滝)ベンチ(06:50)[休憩 5分]・・・常念小屋(12:00)[休憩 60分]・・・常念岳(14:15)[休憩 30分]・・・常念小屋(15:40)

【2日目】
常念小屋(06:40)・・・横通岳南肩(07:10)[休憩 10分]・・・東天井岳分岐(08:30)[休憩 10分]・・・大天荘(10:00)[休憩 10分]・・・大天井ヒュッテ(11:00)[休憩 20分]・・・ヒュッテ西岳(13:45)

【3日目】
ヒュッテ西岳(05:50)・・・水俣乗越(07:10)[休憩 3分]・・・ヒュッテ大槍(08:45)・・・槍ヶ岳殺生ヒュッテ(09:10)[休憩 60分]・・・槍ヶ岳山荘(10:30)[休憩 30分]・・・槍ヶ岳(11:40)[休憩 10分]・・・槍ヶ岳山荘(12:15)[休憩 15分]・・・槍ヶ岳殺生ヒュッテ(12:40)

【4日目】
槍ヶ岳殺生ヒュッテ(05:20)・・・グリーンバンド(05:40)[休憩 3分]・・・天狗原分岐(06:10)[休憩 3分]・・・水俣乗越分岐(07:00)[休憩 15分]・・・ババ平(07:35)[休憩 10分]・・・槍沢ロッヂ(08:10)[休憩 5分]・・・一ノ俣(08:40)・・・横尾(09:10)[休憩 10分]・・・徳沢(10:00)[休憩 15分]・・・明神(10:50)[休憩 10分]・・・河童橋(11:30)[休憩 5分]・・・上高地バスターミナル(11:39)[休憩 240分]

コース

総距離
約41.5km
累積標高差
上り約4,557m
下り約4,300m
コースタイム
標準26時間5
自己25時間5
倍率0.96

高低図

標準タイム比較グラフ

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

登山を始めたころに目標とした槍ヶ岳。
山は逃げないが登りたいタイミングや登れる時期は逃げていく。

2022年にチャレンジするとしていたが思い切って今年アタックした。

初日:一ノ沢から常念小屋を目指した。
常念小屋までの道のりは迷うようなところもなく緩急ついた登りが続く。
常念小屋とテント場は快適で小屋の奥に槍が見えるロケーションは素敵だった。
常念岳への登りではライチョウさんに初めて会った。

2日目:常念小屋からヒュッテ西岳までの健脚ロングコース。
長い道のりを経てヒュッテ西岳に到着。
テントを張り終えて槍を眺めながらトマトをつまみにビールをぐいっと。
良い夕暮れの時間だった。
その後、一旦テントへ戻り、また槍を眺めに小屋近くまで行ったところ
眼下でヘリが何らかの捜索を行っていた。

3日目:今回の山行で一番気になっていた東鎌尾根を通って槍へ向かう。
出発前に知ったが、前日に眼下で飛んでいたヘリは東鎌尾根での滑落者を
捜索するために飛んでいたらしい。まだ見ぬルートへ緊張が増した。
途中途中、くだり梯子や鎖場があるが慎重に丁寧に進めていけば行ける。
ただし、浮石や躓きは命とりなので広い場所に出るまでは気を抜かないよう。

この日のテント場は登山道から少し離れた殺生ヒュッテである。
殺生ヒュッテでテントを張り、槍ヶ岳山荘へ向かった。
槍ヶ岳山荘のテン場はまだ空いていたが同じ岩場に張るなら
私は殺生ヒュッテが良いと感じた。(単純にテン場が広いから)
槍までの道順は登りと下りがあり矢印を確かめながら進むこと。
人が溜まって進めなくとも安全第一で進めるまで慎重に待つこと。

槍から降りてきてテントの中で休んでいると夕方に2時間程度、大雨が降った。
それまで見えていた緑と岩肌の景色はいっぺんに真っ白な景色へ。
雨が上がりテントの外に出てみると目の前には空へ昇る虹の始まりが見えた。

4日目:最終日。
この日も朝から快晴。槍のモルゲンロートを見上げて、即撤収。
殺生ヒュッテから下りきって平坦な道に出てからはスピードハイクで進んだため、
上高地バスターミナルには想定していた時間より2時間半はやく着いた。
(登山道でない平坦な長い道のりをダラダラ歩くのは疲れる・・・)

総括:天候は2日目、3日目の夕方を除き、ずっと晴れていた。
夜は雲がかかっていて星は見えなかったが朝から快晴で暑いくらいだった。
槍の穂先へのルートを通っていた時、下りのほうで小規模な落石が2度ほどあった。
さいわい、落石によるケガ人はいなかった。
コロナ禍で人が少なかったため、そんなに待たずに登れたが通常だと混みあって
落石の危険性はもっと増すのかも・・・
明日は我が身、気を付けようと感じた。

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ダウン・化繊綿ウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア
登山靴 バックパック スタッフバック スパッツ・ゲイター 水筒・テルモス ヘッドランプ
タオル 帽子 グローブ サングラス 着替え
地図 コンパス ノート・筆記用具 腕時計 カメラ 登山計画書(控え)
ナイフ 修理用具 ツエルト 健康保険証 ホイッスル 医療品
虫除け ロールペーパー 非常食 行動食 テーピングテープ 軽アイゼン
トレッキングポール ストーブ 燃料 ライター カップ クッカー
カトラリー
【その他】 ヘルメット

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登った山

東天井岳

東天井岳

2,814m

常念岳

常念岳

2,857m

赤岩岳

赤岩岳

2,769m

西岳

西岳

2,758m

槍ヶ岳

槍ヶ岳

3,180m

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