行程・コース
天候
初日:晴れのち曇り、二日目:晴れ
利用した登山口
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
新穂高温泉登山者専用無料駐車場(深山荘の奥)
※平日であったが秋の登山シーズンということもあり、朝5:40到着時でほぼ満車
この登山記録の行程
【1日目】
新穂高温泉(06:08)・・・笠新道登山口(06:59)[休憩 5分]・・・2000mの草付(08:30)[休憩 5分]・・・杓子平(09:51)[休憩 18分]・・・笠新道分岐(11:17)[休憩 15分]・・・笠ヶ岳山荘(12:29)[休憩 8分]・・・笠ヶ岳(12:51)[休憩 30分]・・・笠ヶ岳山荘(13:26)
【2日目】
笠ヶ岳山荘(06:56)・・・笠新道分岐(07:43)[休憩 2分]・・・秩父平(08:20)[休憩 8分]・・・大ノマ乗越(09:40)[休憩 11分]・・・弓折岳(10:11)[休憩 4分]・・・弓折乗越(10:22)・・・鏡平山荘(10:52)[休憩 25分]・・・シシウドが原(11:49)・・・秩父沢出合(12:22)[休憩 6分]・・・小池新道登山口(12:55)[休憩 10分]・・・わさび平小屋(13:09)・・・笠新道登山口(13:19)[休憩 5分]・・・新穂高温泉(14:10)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
新穂高温泉に前泊、翌日朝からの笠ヶ岳1泊2日テント泊山行。初日は笠新道で笠の頂上を目指す。笠新道は急登を予想していたが、実際に急登となるのは杓子平直下の限られた部分であり、2000mの草付きまでの丁寧なつづら折りの道、またその上の杓子平までは基本的にリニアな勾配の登りが続き(例えがあっているか分からないが、爺ヶ岳に向かう柏原新道のような勾配)、息を切らさない程度のペースを維持して登ることができる。杓子平に着いた途端、目の前に展開する笠ヶ岳から抜戸岳へ連なる山体に圧倒され、テンションが上がってくる。笠新道分岐で2800mの稜線に立つと、目指す笠ヶ岳が稜線の先にドーンと出迎え、ここからは天空のトレイルを進んで山頂を目指す。笠ヶ岳山荘から頂上までは20分弱で、宿泊客はメインザックをデポして往復していた。山頂からはすぐ目の前の槍・穂高連峰の絶景はもちろん、富士山、南アルプス、中央アルプス、黒部源流の山々、そして遠くに後立山連峰(鹿島槍ヶ岳,餓鬼岳,唐沢岳,燕岳)も確認でき素晴らしい眺望を楽しんだ。初日は山荘の下200メートルの距離のテン場に幕営。トイレの利用においてはテン場から距離200mをのぼって山荘までの往復が必要で、この点のみやや難であったが、目の前に広がる槍・穂高のパノラマを十分に楽しみ就寝した。翌日、穂高の大キレットから昇る朝陽を見て出発。二日目は弓折岳までの稜線歩き。常に槍を見ながら進む。圧巻は大ノマ岳あたりから弓折乗越まで随所に見ることができる、奥丸山へ連なる支脈尾根と西鎌尾根とがすそ野を広げた堂々の槍ヶ岳の姿である。鏡平で槍ヶ岳の景色に別れを告げ、小池新道を下って下山した。台風一過の好天が続く中で北アルプスならではの景観を終始堪能しつつ、十分に歩きごたえのある標高差と距離による山行であった。









