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奥多摩紅葉散策 野陣尾根・雲取山・芋ノ木ドッケ・長沢山・天祖山

雲取山・芋ノ木ドッケ・長沢山・天祖山( 関東)

パーティ: 1人 (てんてん さん )

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行程・コース

天候

一日目、雨のち晴れ 雲取山山頂気温7℃ 7-10mの風 二日目、朝の気温1℃、晴れのちガス、午後は曇り 天祖山山頂気温4℃

利用した登山口

東日原   小川谷橋  

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 東日原町営駐車場 一日500円
トイレはバス停脇を利用できます
登山届は東日原バス亭から日原鍾乳洞方面に進みますと駐在所にポストが有ります

この登山記録の行程

【1日目】
東日原(06:27)・・・小川谷橋・・・八丁橋(07:29)[休憩 9分]・・・大ダワ林道分岐(09:00)[休憩 10分]・・・富田新道入口(野陣尾根取付)(09:47)[休憩 12分]・・・小雲取山(12:58)[休憩 28分]・・・雲取山(13:48)[休憩 4分]・・・雲取山荘(14:21)

【2日目】
雲取山荘(07:08)・・・大ダワ・・・芋ノ木ドッケ(08:21)[休憩 15分]・・・桂谷ノ頭・・・長沢山(10:15)[休憩 15分]・・・分岐(11:09)・・・梯子坂のクビレ[休憩 12分]・・・天祖山(12:46)[休憩 37分]・・・天神神社(14:35)[休憩 10分]・・・八丁橋(15:37)[休憩 8分]・・・小川谷橋・・・東日原(17:00)

コース

総距離
約28.1km
累積標高差
上り約2,963m
下り約2,963m
コースタイム
標準13時間40
自己15時間6
倍率1.10

高低図

標準タイム比較グラフ

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

テント泊で長沢背稜の紅葉散策にでかけました。

長沢背稜の1700m付近の紅葉は昨年と同様な感じでコハウチワカエデが紅葉する前に枯れ落ちたと思われる茶色い落ち葉が多く見受けられました。
また、昨年より一週間早くに訪れた訳ですが粗終了であった水松山付近の1600m辺りではまだまだコハウチワカエデは青葉で遅れている感があります。

野陣尾根も昨年はパラダイスでしたがまだまだこれからという感じで、色づき始めのようでした。

比較的暖かい日が続きましたがガツンと寒くなりました。
これで晴天が続けばよいのですがなかなかそうも行かないようで、悩ましいところです。

出会った方
1日目、雲取山付近でこれから鴨沢下山のペアの方。山荘で雨が上がるのを待っていたのかな。
2日目、大ダワ付近でトレランのペアの方。一人は山岳民族が履くような紐サンダル。三峰からかと思われるが凄いペースで私とは対象的です。
芋の木ドッケ分岐で単独の方、私と同じコースで下山とのことですが既にかなりへばっている様子。
その他、鹿、帰りの車道で狸。

GPSログ記録(OPPO Reno3 A + ジオグラフィカ)
30.6km ↑3035m ↓3027m
高低差はともかく距離は合っているような気がします。
想定外の30kmだったのかな?(電池は90% > 30%で二日間OKでした)
ちなみに計画はコスタイム1.2倍でした。

背負った荷物 13kg(水1.5L、ザック含む)+500ml+パン3食分 カメラは首から下げる
シュラフ:イスカair450ショート+シュラフカバー
マット:サーマレスト+フロアーマットとしてエマージェンシーシートの厚めのようなカサカサしないもの
寝る時着たもの:Tシャツ+冬用アンダーウエアー+薄手フリース、下はアンダーウエアーに安物の化繊スウェットパンツ、靴下は脱いだ

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フォトギャラリー:87枚

雨の東日原を出発

天祖山登山口

蝶も飛べずに待機中。(レンズ曇って特殊効果?)

行き倒れ。何があった?

君は元気

林道歩き終了、ここから登山道。

この大岩の手前を登り岩の上端を通過。

やっと野陣尾根のスタートラインです。今回も長い道のりでした。

山登りの好きなかえるさん。君も単独行ですか?

去年はこの辺りパラダイスでしたが未だ緑

何故か沢山咲いていた

唐松は少し茶色くなりかけ

鴨沢ルートとの分岐点

ここでお昼

避難小屋見えない。

雲取山山頂

誰もいない。気温7℃風が強い。天候が良くとも日帰りでこの時間まではいないでしょうから泊まりの方だけですね。

サラサドウダンだそうです。下に名札があります。花も釣り鐘の可愛い花ですが紅葉も真っ赤で二度楽しめますね。

雲取山山荘に到着。トイレは綺麗な水洗で、電気を使わず浄化しているそうです。ドコモの電波拾えます。

本日は貸し切りでした。変わり者は私だけということです。気温6℃ぐらいで風が強い。本日のお宿は新しいテントです。テント泊500円でトイレと水場が使えます。

3時のおやつ。下のオレンジのは百均のシリコン鍋敷き、熱い物でも置けて便利です。

晩ごはん

山荘前から都市部の夜景

山荘前から朝焼け

早朝気温1℃、霜が降りています。水道の蛇口は凍っていましたが脇の導水管からはまだ水が出ていました。昨年は朝出ないかもしれないので汲んでおいてと言われました。

晴れました。ルンルンです。

初霜柱

芋ノ木ドッケ 1946m 東京で2番目に高い山なのだが山標はこれだけです。何故か破線路を下った三峰ルートに立派なのがあったはずです。

辺りは苔むしています。この少し先でフライシートをたたみ直ししました。

ガスが上がってきてしまった。

昨年と同様に茶色く枯れ落ちた葉が多い

細尾根

シャクナゲの木が沢山

長沢山。ここでドコモの電波が拾えます。(おそらく秩父側の基地局)

天祖山分岐は道標に従い歩くとピークでは無く北側の破線を歩くこととなるがこの辺りのコハウチワカエデは未だ緑。昨年は粗終了していました。

道標に従い歩きますと実際はこのようになります。

もふもふ

水松山方面の尾根のコハウチワカエデも未だ緑

枯れ落ちた葉が気になる

今日はミニアンパンで天祖山がんばります

梯子坂のクビレ。切り取られた道標の方角に薄い踏み跡は有るようでした。

天祖山の登り返しは急登です。尾根の南西寄りを登る感じです。下山で使うと山頂の道標が東側に有り、降り口が分かり難かった覚えがあります。(以前にマイナールートだから踏み跡無いな~と思いながら下り、上りはちゃんと有るじゃんとなった私でした)

天祖山到着。ここでお昼。気温4℃。ドコモの電波は採石場に基地局が有るようで、採石場に近づくと拾えます。天祖の採石場では無いのかもしれないが今日もハッパの音が山中に響き渡っておりました。

1600m付近でも紅葉している木もあればまだまだ緑もあります。

此方で一休み

どんどん下ります。

廃神社

その先の雨量計で一休み

どんどん下りますが途中で休み休みのペースです。

気になる

了解です。最後は慎重にまいります。最後まで気を抜かないというか気が抜けない。疲れていて、ここが一番の難所です。

全て崩れたかと思っていたが、意外と残っていて崩れた箇所は積み直してありました。修復して頂いた方々ありがとうございます。

無事下山できました。

後は林道をダラダラ。体力の具合か長沢背稜縦走より疲れた感がありました。

コーラで祝杯、お疲れさまでした。

すべての写真を見る

装備・携行品

ダウン・化繊綿ウェア レインウェア ヘッドランプ 地図 コンパス ツエルト
医療品 非常食 テーピングテープ GPS機器 ストーブ
【その他】 熊鈴2個
スマホ予備バッテリー

みんなのコメント

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  • てんてんさん、こんにちは

    長澤背稜とか、また紅葉を尋ねてみようかなと思っていたところのレコ。とても参考になります。

    紅葉は標高や山域などの場所によっても異なりますから、一概に言えず、難しいです。結局は一期一会ということでしょうかね。
    長澤背稜の紅葉は、私にとっては昨年空振りだったので、今シーズンはどうかなと思っておりました。

    それにしてもテント担いでの縦走、たっぷり堪能されたようで何よりです。

  • すてぱんさん、こんにちは。

    今季はちょっと軽めにと思いましたが現実はこれが限界。
    ハウチワカエデ狙いで外した感もありますが思い出はたっぷり背負って帰ってまいりました。

    長沢背稜、歩かれる方も少なく情報もあまりありません、すてぱんのお言葉を借りし一期一会で赴きたいと思います。

  • すてぱんさん、こんにちは。

    別件ですがウトウの頭の山標の裏は現行の2枚とも歌は書かれておりませんでした。
    気にかけているようでしたらば、ご参考までに。

  • てんてん さん、追加情報、どうもありがとうございます!

    定家の歌ですね。この界隈では名の知られたウトウの頭の山頂標識はもう何代か代を重ねているのかもしれませんね。

登った山

雲取山

雲取山

2,017m

天祖山

天祖山

1,723m

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