行程・コース
天候
晴れ
登山口へのアクセス
バス
その他:
西東京バス「倉戸口」バス停下車目の前
この登山記録の行程
倉戸口(07:50)・・・倉戸山(09:30)[休憩 30分]・・・大麦尾根分岐(10:28)・・・一般登山道復帰(11:00)・・・倉戸口(11:40)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
今日も今日とて、奥多摩に行ってきました。場所は、小河内ダムを少し過ぎたところが起点の倉戸山です。目的は、下山時に入ってみたい支尾根があり、それでその最寄りとなる倉戸山をチョイスした次第です。今年の4月にも訪れましたが、山頂がとても広々としていていい場所です。
天気予報も悪くなかったので、今日はいい1日になりそうだという予感がしていました。長い自粛明けからこれまで3度お山に出かけてましたが、1回は車移動、他2回が電車とはいえ青梅エリア内かつ9時近い現地着というユルい行程ばかりだったので、自宅の最寄り駅を始発で出るのは本当に久しぶりでした。なのでまずはちゃんと起きられるかどうかが第一関門でした
(^o^;)
とりあえずスマホアラームでちゃんと目が覚めて一安心でしたw
奥多摩駅には7時20分ごろに着きました。因みに25分発車のバスに乗りましたが、直前にお手洗いを済ませていたら僅差で立ち乗りになりましたw
やはりほとんどが奥多摩湖バス停で降りますね。まもなく目的の倉戸口バス停につくと、私の他には3名下りました。眼前に奥多摩湖が広がり、朝の光を受けて穏やかな景色でした。
この時7:50。
私がバス降りたところでもたくたと準備しているうちに他の3名は出発してました。のんびり集落の間を縫って歩くと、途中で素敵な紅葉が目を引きました。民宿小河内荘の目の前です。
そこを過ぎて温泉神社のよこから登山道へ。
のっけからの急坂を、滑らないよう気を付けながら登っていき、尾根筋の平場に出たら一息付けます。
ところでなんですが、私の先を行くはずの3名の姿が全く見えないです
(^o^;)
大きく離されているわけではないのに、なんだかヘンな感覚ですw
9時30分、山頂に到着です♪頂上には二等三角点があります。スタートから1時間40分くらいでしょうか。山頂めっちゃ広いんですが誰もいませんw
ここで小休止ということで、コーヒー淹れてのもぐもぐタイム。
約30分、10時までの休憩でしたが見事に誰も来ませんでしたw
(混雑とは何だったのか...)
さて、今日はここからが本番...下山は同じ道を戻り、途中から派生している大麦尾根という支尾根を使って降りる算段です。新しく用意したメットも装着し、気合十分で臨みますw
実は春に来た時も大麦尾根はチェックだけはしていて、一般ルートのどの辺から分岐するかは確認済みでした。
<https://www.yamakei-online.com/cl_record/detail.php?id=217148>
登り方向で見た場合、右手はなだらかな地形になっていて、左手は急な谷がすぐ先へ突き上げているのが見えます。そこがポイントです。もっとわかりやすい目印としては、杉の木に「倉戸口バス停」のお手製の道標がくくってあるのが分かりやすいかと思います。
そこから東に向かって入っていきます。事前に見た守屋地図でも道型なしと書かれてあったので、却って自分のやりやすいようにライン取りが出来るので楽しいです。
が、そんな調子は長く続かず...
道中、ある程度高度を下げたところで、フェンスが私の行く手を遮っていました...
見た瞬間の私の感想は...
(^_^;)「え、、、何これ???」
しか湧きませんでしたw
しかも遠く見えない彼方、ずーーっと先の方まで張り巡らされていました。この時私が到達していたポイントは添付図の所になります。どこかに抜けられるところがないか北向きにうろうろ歩き回ってみましたが、歩けど歩けどその先へとフェンスは伸びているばかりで埒があきませんでした。南の方はすぐ急傾斜になっているので問題外でした。
北向きには、どこまで伸びているか興味もありましたが、どこを歩いてもいいとはいえ、なんぼなんでも見当違いの方向へ進み続けるのは本意ではなかったので「こりゃもうダメだな」とあきらめて、一般登山道に戻ることにしました。
そこで問題になるのが登り返し...フェンスをたどって地味に下降していたので、登り返しはヒィヒィいいました
(^o^;)キッキツイ...
しかも道がついているわけではないので、本能的に足が直登を選ぶのでとたんに汗がブワッと出てきますw
まずは初めにフェンスに出くわした尾根上に戻ります。目の前に見えてる尾根筋(フェンス向こう)は騙し尾根で、南東にカーブして急に落ち込みます。大麦尾根に入った段階でベースプレートコンパスをほぼ真東にセットしていたので、尾根筋がコンパスの向きから右寄りにずれていたのでそれで分かりました。が、フェンス張られたのでは詮無いハナシですがw
そういえばフェンスの地面に触れているところが一か所壊されていました。その大きさからしてイノシシの仕業でしょうか?
一般登山道に復帰までもうひと踏ん張りです。急傾斜ないですが戻らなきゃいけないというのが疲労感を誘いますw
無事戻ってきてさて倉戸口へと降りていきます。やがて道が主尾根を離れていく段階で、奥多摩湖のほうからヘリの音が響いてきました。足を進めるにつれて今度は拡声器の声で「救助云々」との言葉もわずかに聞こえたので、だれか事故に遭ったのかなと勝手に想像です。
(無事でありますように...)
完全に植林帯にはったところで、登山道の向こう側から何と猿が歩いてきましたw互いにお見合い状態になったので、私も立ち止まってじっとしていると、向こうが下り斜面に針路を変えてくれました
(^o^;)ホッ
最終的に、11:40に倉戸口バス停まで戻ってこれて、本日の行程が完了しました。
今回は結果的には予定完遂とはいきませんでしたが、自由な気構えでライン取りできたこと、読図での位置や地形把握もまずまず正確に出来たこと、そして藪歩きについてまわるイレギュラーもある程度笑って楽しめたことを鑑みて、いい山行だったと思えました。
※ 帰宅後にウェブ検索してみると、壊されている金網は隣と繋いでいる紐をほどいてあけられるようでした。さらにその先にも数段構えでフェンスがあるらしく、同じ容量で空けられるとのこと。今度行った時はそうしてみようと思います。
フォトギャラリー:19枚
装備・携行品
| シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | 登山靴 |
| バックパック | スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | タオル | 帽子 |
| グローブ | 着替え | 地図 | コンパス | ノート・筆記用具 | カメラ |
| 登山計画書(控え) | ツエルト | 健康保険証 | ホイッスル | 医療品 | 熊鈴・ベアスプレー |
| 行動食 | テーピングテープ | GPS機器 | |||
| 【その他】
補助ロープ30m x1 スリング 安全環付カラビナ |
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