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奥多摩 天祖尾根〜長沢背稜 酉谷山避難小屋泊(1泊2日)

天祖山、水松山、酉谷山、天目山、蕎麦粒山、日向沢ノ峰、赤杭山( 関東)

パーティ: 1人 (unchikutareo さん )

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行程・コース

天候

初日:晴れ!、2日目:曇り時々晴れ

登山口へのアクセス

電車
その他: 往路:新宿駅(0744発)~中央線ホリデー快速おくたま3号特別快速奥多摩行~奥多摩駅(0917着)~奥多摩駅BS(0937発)~東日原BS(1004着)

復路:古里駅(1727発)~青梅線各停青梅行~青梅駅(1753着、1755発)~青梅線各停立川行~拝島駅(1813着、夕食、1848発)~青梅線快速東京行~新宿駅(1937着)

冬季バスは東日原まで

この登山記録の行程

初日:
東日原BS(1007)〜八丁橋(1102)〜天神神社(1231)〜天祖山(1442)〜梯子坂ノクビレ(1519)〜梯子坂ノ頭(1538)〜水松山(1610)〜行福のタオ(1724)〜酉谷山避難小屋(1756)

2日目:
酉谷山避難小屋(0609)〜酉谷山(0629)〜酉谷山避難小屋(0648~0713)〜七跳尾根分岐(0810)〜大栗山(0839)〜天目山(0918)〜一杯水避難小屋(0946~1026)〜蕎麦粒山(1150)〜桂谷ノ峰(1241)〜日向沢ノ峰(1302)〜踊平(1330)〜横ケ谷平(1357)〜曲ヶ谷北峰(1418)〜赤杭山(1541)〜川井駅分岐(1621)〜川苔山登山口(1710)〜古里駅(1522)

コース

総距離
約34.3km
累積標高差
上り約2,642m
下り約2,966m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

コース状況:
川苔山付近など通行止め箇所が多数あり、事前のルート決定に注意が必要です。奥多摩ビジターセンターで確認を(https://www.ces-net.jp/okutamavc/)。
枯葉、残雪、倒木、崩落など色々あります。トラバースでは転落しないように注意。
残雪はありますが、アイゼン不要でした。が、携帯した方が無難。
酉谷山避難小屋:あくまで避難用の使用とのことですが、ボランティアの方の努力もあり、素晴らしく綺麗で、トイレも無臭です。水場もポタポタながら凍結せず使用可能です。綺麗に使いましょう。一部、緊急物資もあります。

感想:
 正月に予定していた泊まり登山。目的は酉谷山避難小屋に泊まりたい!それだけ。1W遅れで決断して家族に言うと、「なんで行きたいの?」。「アドベンチャーがしたい!」と私。体力の限界に挑んでみたい。ということで天祖尾根~長沢背稜~古里駅のロングルートを計画。川苔周辺が通行止めでエスケープが難しいのが心配。でもいいの。アドベンチャーだから。

1日目
 早朝発の予定が、いきなり仕事絡みでちょっと遅れる。予定より遅めに東日原着。久しぶりの重装備で日原を歩く。平地だとそうでもなかったが、天祖尾根の登りになるとキツい。鳥や星を撮影しようとカメラに三脚、さらに水場が凍結していた時も想定して4リットルの水も重い。山鳥のカップルが飛んだのも撮れず。ペースは上がらないまま天祖山頂。その後の激下りで心が折れる。もう、明るいうちに着かなくてもいいや。長沢背稜に入るが残雪で水松山(あららぎやま)のルートが分からない。得意のショートカットでGPS頼りに到着。戻るにも一苦労。夕景が綺麗だが、そんな余裕は無くなってくる。ヘリポートでテント設営の方と出会う。暗くなっちゃたのでビバークします、とのこと。避難小屋に向かう私を心配してくれる。暗くなった残雪のトラバースを進む。鹿が鳴きまくって、悲壮な感じがするので大音量で音楽をかけながら進む。やっと18時前に小屋に到着。2名が既に就寝中でした。「寒いから、室内で調理していいですよ」と言われましたが、入口前で調理開始。なぜなら「博多風もつ鍋」をつくる予定だから。出来上がるまで屋久島焼酎のお湯割を飲む。今日はキツかったけど、無事到着できてよかった。なんか屋久島の夜を思い出す。そして、もつ鍋最高!登山マジックもあって幸福感に包まれる。〆のラーメンの後、干し北寄貝を炙って焼酎を飲む。星は靄がかかってイマイチ。満足して20時就寝。

2日目
 小屋は想像より全然寒くなく快適だった。起床後、スープを飲んで酉谷山へ。秩父の夜景が綺麗だった。戻ろうとすると、昨日のテントの人と遭遇。小屋で小屋泊の方と歓談。皆、山好きなんだな。それにしても、この小屋。こじんまりして、管理されている方のおかげで、水場もあって綺麗だし、トイレも無臭だし、最高の小屋でした。また来たいな。
 さて、今日はどうするか?予定通りか?もう満足気味なので早く下りるか?とりあえず天目山を登って一杯水避難小屋まで行って、朝食を食べながら決断することにする。ちょっと足は痛いけど小屋到着。朝食を食べると少しやる気が出る。足首と膝のサポーターを装着したら行ける気がしてきた。まだ時間が早いので蕎麦粒まで行って考えよう。しかし蕎麦粒に着く頃には後悔。足も痛いし、やっぱり下りればよかった~と以前通ったことのある鳥屋戸尾根へ向かう。すると分岐で通行不能との案内。踊平のトラバースに行けとの案内。進むと、こちらも結局通行止め。悲嘆に暮れたが、「これがアドベンチャー!」と自分に言い聞かせて登り返す。コースに戻ったものの結局、元のロングルート。明るい日向沢を暗い表情で進む。勿論、川苔はパスして赤杭山へ下りるがやはり暗くなってきた。結局、古里駅には真っ暗な状態で到着。またまた拝島でラーメン食べて帰宅。家のお風呂が最高でした。結局、2日目とも暗くなっての行動となり反省です。鳥も星も撮れなかったけど、奥多摩満喫しました。

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ダウン・化繊綿ウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア
登山靴 バックパック スパッツ・ゲイター 水筒・テルモス ヘッドランプ タオル
帽子 グローブ サングラス 着替え 地図 コンパス
ノート・筆記用具 腕時計 カメラ 登山計画書(控え) ナイフ 修理用具
ツエルト 健康保険証 ホイッスル 医療品 虫除け ロールペーパー
非常食 行動食 テーピングテープ 軽アイゼン トレッキングポール ストーブ
ライター カップ クッカー カトラリー

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登った山

酉谷山

酉谷山

1,718m

天祖山

天祖山

1,723m

蕎麦粒山

蕎麦粒山

1,473m

三ツドッケ

三ツドッケ

1,575m

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