行程・コース
天候
初日:曇り晴れ、2日目:快晴
利用した登山口
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
自宅を午前2時50分に出発し高萩ICより常磐道に乗る。その後、北関東道、長野道と乗り継ぎ更埴ICで降りた。さらに一般道を白馬村目指し走らせ約5時間半かけて目的に着いた。スキー場の駐車場は平日とあってガラガラであった。
この登山記録の行程
【1日目】
アルプス平駅(09:15)・・・小遠見山(10:15)[休憩 15分]・・・大遠見山(12:00)[休憩 15分]・・・西遠見山手前(13:30)[宿泊]
【2日目】
西遠見山手前テン場(04:50)・・・五竜山荘(05:50)[休憩 10分]・・・五竜岳(07:45)[休憩 15分]・・・五竜山荘(08:50)[休憩 10分]・・・ 西遠見山手前テン場(09:50)[撤収1時間10分]・・・大遠見(11:30)[休憩 10分]・・・小遠見山(12:40)[休憩 10分]・・・アルプス平駅(13:30)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
今回の主な目的は、雪をまとった鹿島槍ヶ岳の北壁と再会したいという思いから計画した。幸運にも2日間とも好天に恵まれ35年振りに再会の願いが叶えられた。
この時期の遠見尾根コースは、よく踏まれているため不安なく登ることができた。
初日は、遠見尾根の正面に堂々と聳え立つ五竜岳を終始仰ぎながら快適な登山を満喫することができた。また、視線を右方に移すと八方尾根の長大な雪の稜線がどこまでも続いていた。さらに左方からは、鹿島槍の北壁が圧倒的なスケールで迫ってくる、その日本離れした光景にしばし目が釘付けになった。まさに、この景色が積雪期遠見尾根の醍醐味といえる。
テン場は、当初予定していた西遠見山ではなく、鹿島槍ヶ岳の北壁がよく見える手前の平坦地にした。平日ということもあり他の登山者は見当たらず、静かで快適な雪中キャンプを独り占めできた。
2日目は、西遠見山を経て白岳の頂上付近で日の出を迎えた。はじめ鹿島槍の北壁のヒマラヤ襞のようなスノーリッジに陽光が射し始め、やがて北壁全体が赤く染まる目覚め瞬間を目の当たりにできたことは、今山行中、最高の土産になった。
五竜岳山荘から頂上までは、黒部側のトラバースルートを辿ったがアイゼンがよく効き快適に登ることができた。ただし部分的には氷結してる箇所もあるためアイゼンをしっかり蹴り込まないとスリップする危険性がある。
下山ルートは、安全を期してセオリーどおり稜線沿いに降りた方が滑落のリスクは低いと思われる。日中、雪が緩むと頂上直下の急斜面の登下降はかなり不安定になることが予想された。
フォトギャラリー:7枚
装備・携行品
| シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | バックパック |
| スタッフバック | スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | タオル | 帽子 |
| グローブ | サングラス | 着替え | 地図 | コンパス | ノート・筆記用具 |
| 腕時計 | カメラ | 登山計画書(控え) | ナイフ | 修理用具 | ツエルト |
| 健康保険証 | ホイッスル | 医療品 | ロールペーパー | 非常食 | 行動食 |
| テーピングテープ | トレッキングポール | GPS機器 | テント | シュラフ | テントマット |
| スリーピングマット | ストーブ | 燃料 | ライター | カップ | クッカー |
| アウターウェア | オーバーパンツ | バラクラバ | オーバーグローブ | 雪山用登山靴 | アイゼン |
| ピッケル | ワカン | ショベル | ゴーグル | カラビナ |











