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川苔山-本仁田山-220420

川苔山-本仁田山( 関東)

パーティ: 1人 (martygeros さん )

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行程・コース

天候

曇 最初の10分程度掌に雨粒を感じる程度の小雨

登山口へのアクセス

電車
その他: 立川(6:08) - 古里(7:19)
電車は何時にも増して空いていました…登山客がいない…。

この登山記録の行程

古里駅(07:27)・・・川井駅分岐(08:13)・・・赤杭山(08:45)・・・曲ヶ谷北峰(9:59)・・・東の肩(10:01)・・・川苔山(10:06)[休憩 24分]・・・東の肩(10:35)・・・舟井戸(10:47)・・・分岐(11:04)・・・大ダワ(11:21)・・・コブタカ山(11:36)・・・本仁田山(11:50)[休憩 4分]・・・安寺沢(12:33)・・・奥多摩駅(12:59)

コース

総距離
約15.1km
累積標高差
上り約1,915m
下り約1,864m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

奥多摩の多摩川より北側を奥へ攻めるラインで高水三山の西側…今回は川苔山と本仁田山です。本来は日原街道から入って百尋の滝を回りたかったのですが林道含め改修工事で立ち入れず(予定では今年7/E迄とあるが)…考えた末、古里からのルートを検討。
4月も後半は天候が不安定で今朝も自宅周辺は雨足は強くないものの本降りの雨…だがアメッシュやY!天気の雨雲レーダーを駆使して奥多摩は降雨殆どないと踏みダメ元で計画通り出撃。結果大成功…但し霧か雲海かと言う中を進む事に(実はこんな深山幽谷の趣が大好きなもので…)。
さて古里駅に降り立ちますが、登山客は同じ列車内でも全く見掛けず…却ってワクワクします。雨は殆ど止みかけていますが、ザックのカバーをかけるだけで出立。駅裏へ出て程なく急勾配の坂を上り、車道の脇から階段を上っていざ山路へ。
意外にも、道の様子はかなり良好。急登に入っても歩きやすい…羊羹を補給しながら40分程で川井駅からの分岐に到達。今回のザックは新たに投入したdeuter Futura26ですが、肩ベルトの調整が不十分で肩が異常に疲れ、ここで調整をやり直し(この後は抜群にフィットして楽になる)…。
さらに緩やかな稜線を高度を上げていきますが、何とも素敵な道…薄く靄った中に新緑の薄萌葱が溶け込んで美しい…。ただ左側の谷が開けると昭和石材工業所さんの操業音が谷底から響いてちと興醒めですが、贅沢は言うまい。分岐から30分黙々と進むと指導標が現れ赤久奈山(赤杭山)を過ぎたかの様な錯覚…良く見ると巻き道を来たのか…110m尾根筋を戻って(?)登頂。
先程の分岐へ戻り先へ10分も進むと林道真名井沢線と合流…暫し平坦な道を進む(途中に崩落箇所あり)が20分足らずで朽ちかけた指導標あり…川東山と読めるな…とうっかりやり過ごし林道終点迄行って気付くお粗末…。東じゃなくて乗だったか…。
慌てて戻って分岐を入るが、ここからが本格的な山路。そりゃそうだよな…と息を切らしながら急登するとエビ小屋山からの途と合流…比較的穏やかな尾根を征すと30分で真名井ノ頭を通過。ここからさらに急登(僅かな岩場やヤセ尾根もあり)を交え15分で曲ヶ谷北峰の分岐へ到達。霧に煙って視界が効かぬが程なく東の肩の筈…と進むと僅かで到達。
さぁ…と最後の急登を抜けると緩やかな山頂…霧の中に浮かぶ川苔山の山頂標柱。
何とも寒々とした光景だが、意外にも汗だくの身体で冷えもせず。昼飯を喰らい、チョコに珈琲で癒しを戴く。眺望を望むのは不毛なので、余り身体が冷えぬ内にとウインドシェルを着込んで次の本仁田へ。
東の肩へ戻り、鳩ノ巣駅の方へ針路を取る。山腹をトラバって最後に岩場の尾根を下ると古里からの巻き道と合流。10分強で舟井戸のベンチ群を抜ける。右手へ本仁田山の指導標が現れるが、大ダワ迄巻き道を通る計画に従い樹林帯の中を高度を下げ20分弱で本仁田方面分岐へ。
指導標に悪路と書かれた黄パウチ。ちょいとビビるが確かに桟道(白木の比較的新しい)が連続するも大して歩き難くはない。だが足を踏み外すと命がない事は確か。それも15分程で大ダワ通過。石の祠もあって要衝だった様だ(逆川復旧治山工事の説明板あり)。足毛岩方面は今も通行止め。
以降登りに転じ、漸くハイカーお一人と擦れ違う。途中今回山中唯一の艶やかな色彩(ミツバツツジ)に遭遇。元気を貰って急登を経て大ダワから15分で瘤高山。一旦下って登り返し、急登に疲れた頃指導標が現れ、暫し緩やかな尾根筋を進むと本仁田山。
山頂標識は、"菅(一旦下地が消されて後からマジックで書き足した)をしのぶ倉戸山の集い"なる副題がついた活字書体の金属板。そもそも眺望は期待していないが、晴れていても然程開けている訳ではない。
さあ、下山に入るぞ…少し下の分岐は鳩ノ巣方面を示すが、花折戸尾根は最後に封鎖されて通行止めとか。此方は計画通り安寺沢を目指すが、岩場に根っこ階段と行く手を阻む状況が何度となく現れる。そろそろ疲れて来る40分程で漸く人家の脇を通って車道へ。駅へのアプローチ…旧水根線の橋梁遺構や奥多摩工業さんの氷川工場を見ながら、13時駅着。駅へ着く直前、見事な山吹の花に癒されました。
この山域、次は日原方面を目指そうと思います。埼玉県との境界尾根は、別口で…。

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ダウン・化繊綿ウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア
登山靴 バックパック スタッフバック スパッツ・ゲイター 水筒・テルモス ヘッドランプ
タオル 帽子 グローブ サングラス 着替え 地図
コンパス ノート・筆記用具 腕時計 カメラ 登山計画書(控え) ナイフ
修理用具 ツエルト 健康保険証 ホイッスル 医療品 虫除け
熊鈴・ベアスプレー 非常食 行動食 トレッキングポール GPS機器 ライター
カップ カトラリー

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登った山

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