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ツクモグサ2022

横岳( 八ヶ岳)

パーティ: 1人 (ヤマユリ さん )

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行程・コース

天候

晴れ 風なし

利用した登山口

美濃戸口  

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 美濃戸口まで

この登山記録の行程

【1日目】
美濃戸口(08:38)・・・美濃戸(09:29)[休憩 9分]・・・行者小屋(12:30)[休憩 50分]・・・赤岳鉱泉(14:05)

【2日目】
赤岳鉱泉(04:28)・・・赤岩ノ頭(05:52)[休憩 10分]・・・硫黄岳(06:32)[休憩 10分]・・・大ダルミ(07:04)[休憩 16分]・・・横岳(08:03)[休憩 20分]・・・三叉峰(08:35)[休憩 20分]・・・赤岳天望荘(10:05)・・・赤岳(10:43)[休憩 22分]・・・行者小屋(12:28)[休憩 6分]・・・赤岳鉱泉(13:11)[休憩 76分]・・・堰堤広場・・・美濃戸(15:43)・・・美濃戸口(16:26)

コース

総距離
約23.0km
累積標高差
上り約2,384m
下り約2,384m
コースタイム
標準12時間53
自己13時間26
倍率1.04

高低図

標準タイム比較グラフ

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登山記録

行動記録・感想・メモ

ツクモグサが開花したというので会いに行ってきました。今回は硫黄岳から赤岳回りです。
1日目は美濃戸口からまずはホテイランを目当てに南沢へ。最初に目に入ったのはミヤマカタバミ。ホテイランはまだ早いかなと思いましたが、保護ロープの先の苔むした斜面のあちらこちらにピンクのかわいらしい花を咲かせていました。
沢を何回か渡り、白河原からの樹林帯に入るとまだ雪が残っていました。が、グズグスなのでスパイクなして歩けます。
行者小屋は6月4日オープンということで静かでした。広々としていいところなので、ここにテントを張ろうと思っていましたが、水場がわかりません。水場は文三郎尾根を少し登ったところの右側にあるらしい。登山道は雪、踏み抜いたら抜けなくなります。登山道からズボズボの雪を膝まで潜って行かないと辿り着けないので、行者小屋は諦めて赤岳鉱泉へ変更。今日は天気がよかったけど、平日で三張だけでした。夜中、コノハズクかミミズクかフクロウか?獣のような鳴き声が明け方まで聞こえていました。山の中に泊まらないと体験できないことですね。
2日目は、赤岩の頭に向かって登ります。2500mあたりから登山道には雪が残っていましたが、登山靴で登れます。硫黄から先は稜線歩きになるので雪はありません。横岳奥ノ院の鎖場トラバースはちょっとびびりましたが、高度感はありません。その先には、鎖があるからルートと分かるけど、何もなかったらどこを登っていいか分からない岩場もありました。
途中オヤマノエンドウの写真を撮りながら、三叉峰あたりでツクモグサを探してウロウロ。ふと、崖の方を見たら、西側斜面のすごく怖いところに咲いていました。近寄りたいけど、近寄りたくない・・・・・日が当たらないと開かないし、時間的に9時頃から花が開きますね。5cmに満たないくらいの花なので、咲いていないと枯れ草に隠れて見つけにくいです。
地蔵の頭から下山予定でしたが、風もなく、まだ時間があったので、赤岳に登って文三郎尾根から降りることにしました。赤岳山頂から阿弥陀を見ると中岳道が横切っているのが見えます。まだ雪が残っていて歩きにくそうでした。文三郎尾根も上部はまだ整備途中なのか足下に注意です。樹林帯に入ると、ここもグズグス雪で、滑って尻餅をつけばドロドロになるし、踏み抜きもあるし、行者小屋水場探索で懲りました。
しかし、天気にも恵まれ、平日のせいか人も少なくて、ゆっくりとツクモグサ、ホテイランを堪能してくることができました。

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フォトギャラリー:28枚

美濃戸登山口から南沢に進みます

ホテイラン撮影場所
こには咲いていませんでした

ミヤマカタバミが一面に咲いていました

苔の中にホテイラン
あちこちに咲いていました

ホテイラン

南沢の河原を歩きます

樹林帯の雪道

行者小屋から赤岳、阿弥陀岳

行者小屋水場
流れの音も聞こえるが、登山道から5m、雪がズボズボでたどり着けない!

赤岳鉱泉テン場
この日はのんびりゆったり、三張だけでした

赤岳鉱泉から見た横岳稜線
ここを歩きます

赤岩の頭稜線からの阿弥陀岳

硫黄岳を見る

ラクダ岩

硫黄岳山頂

植生保護か滑落防止か

ここをトラバースして梯子にとりつく

鎖はあるけどクライミング

横岳奥の院

オヤマノエンドウ

日を浴びて開き始めたツクモグサ

断崖絶壁に咲いていました

きれいなツクモグサです

地蔵の頭
大きな賽銭箱を前にお地蔵さんです

赤岳山頂

キレット、中央に権現岳

竜頭峰分岐

文三郎尾根から見た峰の松目

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ダウン・化繊綿ウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア
登山靴 バックパック スタッフバック 水筒・テルモス ヘッドランプ タオル
帽子 グローブ サングラス 地図 コンパス 腕時計
カメラ ナイフ 修理用具 ホイッスル 医療品 ロールペーパー
非常食 行動食 テーピングテープ トレッキングポール GPS機器 ストーブ
ライター カップ クッカー カトラリー
【その他】 ヘルメット

みんなのコメント

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  • ひさびさ雲取山と思って小袖乗越に来ましたが、午前5時台で駐車場満車。テン場もコミコミかと思い、諦めて帰りの途中ですー。
     ありえへんです。

    駐車場予約とれたら来週は八ヶ岳でリベンジ!
    と思い、検索してました。
    花が美しいですね、決めた!

     でも予約とれるかな?

  • 八ヶ岳山荘も赤岳山荘も駐車場の予約は要らなかったと思います。
    赤岳鉱泉、行者小屋のテン場も予約なしです。私が行ったときは行者小屋には誰もテントを張っていませんでした。
    八ヶ岳もこれから次々と花が咲き、もっともっと賑やかになりますね。

  • ヤマユリさん、ありがとうございます!
    ただ、帰りに美濃戸から美濃戸口の林道歩きが苦手(へろへろ)なんです。

    土日だけかもしれませんが、何年か前から山の子村や赤岳山荘の駐車場は、満車Uターン防止の為、予約制になりましたよねー。
    歩いてる時に、車で追い抜いてく方々か貴族にみえるようになってしまいました!ハハ!
    どうせ、モミの湯ゆくなら美濃口までで結構ですので、乗せていってくれないかなぁ、などと不埒にも。

  • そうでしたか、平日登山ばかりなので知りませんでした。確かにあの林道歩きは長いですよね。
    私は運転に自信がないのでひたすら歩いています。

  • あの林道、プリウスがよく底打ちの嫌な音させてますもんね。
     路面凍結の冬ですが、スタックする自動車の貴族を、アタシら下々がみんなで押したげることもありました〜。

    「よろしければ、美濃戸口まで乗せて〜」って勇気出していったら、
    「これから行ってくるんで、明日までお待ちいただければ、よろこんで!」

     おおお、貴族は余裕があるからのんびりしてるんです。。。

登った山

横岳

横岳

2,830m

赤岳

赤岳

2,899m

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