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八峰キレット2022(扇沢→五竜スキー場)

鹿島槍ヶ岳、八峰キレット、五龍岳( 北アルプス・御嶽山)

パーティ: 1人 (つちのこくん さん )

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行程・コース

天候

晴れ→ガス→晴れ

利用した登山口

アルプス平駅  

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 扇沢まで車で、登山後電車とバスで扇沢に戻り車を回収。
駐車場は車泊するので川の音がうるさくないように、扇沢無料駐車場の下段に駐車。1時の出発時はすでに満車だった。
登山口の川向こうの駐車場に簡易トイレが1つ設置してあった。

この登山記録の行程

柏原新道登山口(00:55)・・・種池山荘(03:02)[休憩 12分]・・・爺ヶ岳南峰・・・赤岩尾根分岐(冷乗越)・・・冷池山荘(04:22)[休憩 13分]・・・布引岳(布引山)(05:12)[休憩 14分]・・・南峰(05:57)[休憩 13分]・・・北峰分岐・・・鹿島槍ヶ岳北峰(06:27)[休憩 14分]・・・北峰分岐・・・八峰キレット(07:35)[休憩 18分]・・・口ノ沢のコル(08:36)[休憩 5分]・・・五竜岳(10:22)[休憩 27分]・・・五竜山荘(11:21)[休憩 5分]・・・大遠見山(12:40)[休憩 3分]・・・小遠見山(13:26)[休憩 11分]・・・地蔵ノ頭(14:12)・・・アルプス平駅(14:22)

コース

総距離
約23.2km
累積標高差
上り約3,267m
下り約3,075m
コースタイム
標準18時間45
自己11時間12
倍率0.60

高低図

標準タイム比較グラフ

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

鹿島槍ヶ岳北峰から見た南峰はものすごくお美しい。このコース、昨年10月に来て楽しかったのでもう一回行ってきた。
やっぱり八峰キレット自体は、すぐ終わるし足場もしっかりしてるし鎖もあるし、乾いた岩の良いコンディションならイメージほど厳しくはない。けども、五竜岳まで延々とやや険しい岩場の上り下りが続くので、コース全体で見ると厳しいコースだと思う。
体力や脚力が十分でなかったり、悪天候だったりすると簡単に事故になりそうなので、無理のない計画が必要と思います。
当日中に車を回収したいので、扇沢行き最終バスに間に合うように逆算して、暑さでペースダウンもあるかな?と考えて早朝1時頃の出発にした。
布引山〜北峰までは気温10℃くらいで5m〜10mの風で寒かった。ウインドシェルと手袋を装着。
水は4Lで出発。日中も稜線は暑くなくて、五竜山荘で2L残ってた。けども、大遠見山より下は蒸し暑くて大変。ちょうど飲み切った。

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フォトギャラリー:72枚

早朝1時に出発。真っ暗闇だと、爺ヶ岳登山口って文字もなんかこわい。

ガレ場は雪が残ってた。雪切してあるから危なくないけども、暗いとなんかこわい。

種池小屋に到着。闇に浮かび上がる感じで、なんかこわい。だけども、ナイトハイクは先の季節の星空が見れたり、流れ星もたくさん見れたりとステキ。

爺ヶ岳のあたりで東の空が明るくなり始める。月齢25の月や金星がきれい。

布引山、鹿島槍ヶ岳も闇の中から浮かび上がってくる

冷池山荘の先のお花畑ステキ。コイワカガミやチングルマがいっぱい。

キンバイさんもいっぱい

キヌガサさんもお美しい

立山、剱岳はずーっと見えてステキ

布引山手前で日の出。水蒸気が多いのか、不気味な赤さやうごめく雲がなんかこわい。

布引山からの鹿島槍ヶ岳ステキ。この辺から5mくらいの風で体感温度は一桁。手袋やウインドシェルを着用。北峰あたりまでは本当に寒かった。

鹿島槍ヶ岳に到着。おしゃれな標識はやっぱりしっくりこない。

歩いてきた爺ヶ岳方面。奥に穂高岳や槍ヶ岳も見える。この画像の左側に富士山や南アルプスも頭だけ見えてた。

その右には、針ノ木岳~赤沢岳~鳴沢岳~種池小屋の扇沢サーキットコース。その奥に水晶岳、赤牛岳、薬師岳。

鹿島槍ヶ岳の北峰。吊り尾根間も、ちょい険しい。

北峰に到着。後立仕様の黄色い標識がなんかほっとする。

北峰から見る南峰がシュッとしてお美しい。みんな南峰までで戻るけどもったいない。

八峰キレット、五龍岳方面

ここからキレットで、標識が下がってる。足場がしっかりしてるからこわくない。

落ちたら助からないだろうけども

いいはしゃぎっぷりだ

ここも十分な幅があって危なげなく行ける

キレットの崖っぷちやハシゴ脇の岩に、オダマキさんがいくつも咲いてて癒される

ここも崖沿いをへつって行く

崖下はこんな感じ

キレットもかわいいお花がいっぱいでステキ

キレット小屋、すごい立地だ

このヒト、今日も虫に大人気

小屋へ5mくらいのハシゴを下る

キレット小屋の北から鹿島槍ヶ岳を振り返る

ガレガレの急登はきつい。まだ岩の方が登りやすい。

上り下りが延々と続く

立山、剱岳と雲もステキ

手前はG5かなと思う。その奥に五龍岳。

G5のちょい南あたりか?ザレザレでズブズブの急登がめちゃきつい

鹿島槍ヶ岳を振り返る。ここまでもなかなか険しいね。

キキョウさんもいっぱいで癒される

ほぼ垂直な3mほどの岩を下る

G5の標識ある所、地図ではG4って書いてあると思うんだけど...どっちにしろ、G5G4付近もずっと険しい。

恐竜みたいな岩をヨジヨジと巻いていく

G4を越えたあたりから五龍岳直下の急登

10時前から信州側はガスが湧く

ひたすら岩を登る。〇×の表示はしっかりあるし、足場や手がかりも困らないし、見た目ほどきつくない。

五龍岳到着。ここで剱岳ともお別れ。

左端の五竜山荘まで下る。その先の遠見尾根は雲の中。

毛勝三山が近くて大きい

五竜山荘側も岩場がある。岩場を下りた所から見上げる。

五竜山荘、人でいっぱいやった

庭にはクルマユリもいっぱい咲いてた

すごく繊細できれい

アズマギクもなんかかわいい

コケモモさんかわいいかわいい

このヨツバシオガマさん、お花が鶴の頭に見えた

ピンクのしゃくなげさんかわいい

大遠見山付近の登山道にまだ少し雪が残ってた

遠見尾根からカクネの氷河。こっちからの鹿島槍ヶ岳もステキなんだけど、雲の中。

クソ蒸し暑い中での中遠見山の登り返しがきつかった。この後、小遠見山も登り返す...。

なんか呼ぶ声がする...と思ったら、「むいむい」とすごい速さで走ってきた。けども、カブれるヒトなので遊んであげない。

シモツケさん、濃ゆいピンクがステキ

アルプス第一リフト降り場に到着。5/8以来久しぶりの五竜だ。この冬は五竜スキー場は30回くらいお世話になった。
予定より早く着いたので、高山植物園をのんびりと見て回る。

アルプス第三リフト降り場とグランプリコース。雪がある時よりも急斜面に見える。

お友達から「冬のゲレンデを見たい」ってことで画像追加。

2022/4/8のグランプリコース。前の画像の下の方から見上げた画像。新雪でモフモフでステキ。

このヒト、蝶が群がって甘い汁を吸われてた

コマクサいっぱい咲いてた。白い株もいくつも。

パノラマとテクニカルの分岐あたりに池があった。ヤマメに餌やりできて楽しかった。

キレットで青のオダマキさん見たけど、紫のオダマキさんもいた。

白もいた!。オダマキさんおしゃれさんでステキ。

ヒマラヤのステキなお花も咲いてた

青いケシもいくつも咲いてた。ニッコウキスゲもいっぱい。

2022/5/5、前の画像とほぼ同じ位置からのパノラマコース。見比べるとなかなかおもしろい。

久しぶりのテレキャビンで下る。神城駅15:58の電車に乗って信濃大町駅へ。17:10発の扇沢行最終バスで車を回収。今日も楽しかった。

2022/3/20三連休のとおみゲレンデ。バブルの頃のような混み混みだ。

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ダウン・化繊綿ウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア
登山靴 バックパック スタッフバック 水筒・テルモス ヘッドランプ タオル
帽子 グローブ サングラス 着替え 地図 コンパス
ノート・筆記用具 腕時計 登山計画書(控え) 修理用具 健康保険証 医療品
熊鈴・ベアスプレー ロールペーパー 非常食 行動食 テーピングテープ

登った山

五竜岳

五竜岳

2,814m

鹿島槍ヶ岳

鹿島槍ヶ岳

2,889m

爺ヶ岳

爺ヶ岳

2,670m

小遠見山

小遠見山

2,007m

地蔵の頭

地蔵の頭

1,673m

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