行程・コース
この登山記録の行程
古寺鉱泉駐車場(05:35)・・・古寺鉱泉・・・ハナヌキ峰分岐(07:05)・・・古寺山(07:52)・・・小朝日岳(08:30)・・・大朝日小屋(09:52)・・・大朝日岳(10:07)[休憩 8分]・・・大朝日小屋(10:20)[休憩 15分]・・・小朝日岳(11:45)[休憩 5分]・・・古寺山(12:15)[休憩 5分]・・・ハナヌキ峰分岐(13:00)・・・古寺鉱泉(13:55)・・・古寺鉱泉駐車場(14:00)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
深夜に出発したが、雨が振り出し、しかも月山IC降りてから道に迷い戻る。運転する人もナビもポンコツだとこう言うことになる。そのまま雨なら止めようと思ったが、夜が明けるとやんできたので行くことにした。
古寺鉱泉駐車場でボックスに駐車料を投入して出発。朽ちている元古寺鉱泉の脇を通って行く。樹林帯の中を進むので涼しいし、そんなに登りはキツくない。最初の一服清水で休んでいると、男性が追い付いて来て、早いねと話始まる。そこから下山までずっと同行することになるとはこの時は思って無かった。
栃木から来たMさんは百名山ハンターで、高校時代は山岳部で国体出場者。普段なら話しててもペースが違うのでそのうち離れるが、ちょっと引っ張ってもらう位の程よいペースで、そのまま歩きながらお互い喋りまくる。お互い一人で登りたいからソロで来てるんだけど、ホントにお互い山の話が尽きない。そのうち同い年だと分かり、すれ違う人に、今日初めて会ったので夫婦では無いです。でも同じ年です、さて何歳でしょう?とクイズを出したまま立ち去る。え~何歳だろうって盛り上がっていた。
小朝日から大朝日への下りは急なかなりの下りで、山頂にいた人教えてくれたらいいのに、自分だったら絶対教えるよ~と言いながら下る。雨が少し降って来てカッパを着るが、たいした事はなく、ガスの間から時折大朝日が見えて、テンション上がる。山頂はガスだったので、さっさと降りて大朝日小屋で休憩する。お互いの食べ物交換する。
下山はさすがにペース違うだろうと思い、先にどうぞ行って下さい、多分ついていけないから、と言ったが、結局ついていけた。俺のペースについてこれる人あまり居ないんだよね、すごいなとの事。少し早いけどこのスピードでも大丈夫なんだというのも分かり、足の運びとかとても参考になった。
Mさんの話は面白い。山で縁結びをした話、国体の話、山で宴会をしたいが為に重くても酒持ってく、奥様がヒステリー、ポツンと一軒家をマジで探してる、多趣味で空手や狩猟もしている。
一番ネックだった帰りの急な小朝日の登り返しも喋ってる内に通過してしまった。
しかし小朝日を過ぎた辺りで、途中話をした女性とまた会い、その方は帰りは迂回路を来たそうで、良く見てなかった私達はそれに気付かず山頂ルートを来た。2人して、教えてくれれば良かったのに~絶対そっち楽だよね~あーそっちが良かったーなど勝手なこと言うと、2人とも健脚そうだから良いかと思ってと笑われた。健脚でもラクしたかったです。
そうこうしてる内に川音が近づき、赤い元古寺鉱泉の屋根が見えて、登山口に着いた。お互いずっと喋ってたから気が紛れて(話が尽きない)あっという間だったし、何より楽しかった、ありがとうございましたとお互い言い合う。こんな事あるんだねぇ~。山で出会った人でずっと喋っていたいと思うのは2人目だ。そこでにわか登山隊は惜しみつつ駐車場で解散となった。
駐車場に着いた時、派手なバイクのお兄さん達が居たので怖いから遠巻きに行こうとしたが、今降りて来たんですか?今度登りたいので登山口下見に来たんです。何時間かかりました?など聞かれた。人は見かけじゃ無いのね。若者よぜひ挑戦して欲しい。
デジカメのバッテリー切れを登り始めに気付き、写真はガラケー(未だに?)のしかない。悔しいので、私は心に焼き付けるタイプだから大丈夫!と言いまくる。
2022/11/16 作成
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