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八ヶ岳 1泊2日

赤岳、硫黄岳、天狗岳( 八ヶ岳)

パーティ: 1人 (asparakiwi さん )

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行程・コース

天候

初日:曇り、二日目:晴れ

登山口へのアクセス

電車
その他: JR清里駅から美し森まで徒歩20分

この登山記録の行程

【1日目】
美し森(10:30)・・・羽衣池(11:00)・・・リフト山頂駅(11:35)・・・牛首山(12:48)・・・六合目(13:40)・・・赤岳(15:47)・・・赤岳天望荘(16:10)

【2日目】
赤岳天望荘(05:00)・・・三叉峰(06:06)・・・横岳(06:16)・・・大ダルミ(06:45)・・・硫黄岳(07:25)・・・夏沢峠(07:50)・・・箕冠山(08:30)・・・根石岳(08:50)[休憩 30分]・・・東天狗(09:50)・・・中山峠(10:50)・・・にゅう分岐(11:10)・・・中山(11:30)・・・高見石(12:15)[休憩 10分]・・・白駒荘(13:05)[休憩 50分]・・・白駒池分岐(14:00)・・・麦草峠(14:25)[休憩 20分]・・・大石峠(15:00)・・・茶臼山(15:50)[休憩 15分]・・・大石峠(16:40)・・・麦草峠(17:00)

コース

総距離
約23.2km
累積標高差
上り約2,742m
下り約2,090m
コースタイム
標準17時間5
自己15時間35
倍率0.91

高低図

標準タイム比較グラフ

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登山記録

行動記録・感想・メモ

昨年12月から仕事が忙しく、5月中旬にようやく一段落。土日も仕事しまくりだったので、トレーニングをサボり気味だった。また、昨年右肩を痛めてしまい、大分回復したものの、腕を真上に上げると痛みが走る状況。

また、この時期は、残雪との付き合い方が難しい。私はピッケルを持たないので、通行不能な地形もあるため、ルート選びは慎重に行う。

そんな中、今年の登山スタートも八ヶ岳にした。
準備不足を感じていたので、まずは小屋泊まりで体力造り。
目的地は、初めての蓼科山。ただ、折角なので北八ヶ岳をはしごしたい。

当初2泊3日で赤岳から北八ヶ岳を蓼科山まで歩く予定だったが、諸事情あって、1泊2日で茶臼山まで歩いた。蓼科山はまた今度。

赤岳へのルートは、行ったことのない県界尾根を登りたかったのだが、所々残雪が厳しいようなので、数年前に登った真教寺尾根にした。こちらは残雪は僅か。

八ヶ岳での稜線歩きは、水場が少なめなので、注意が必要。夏は、水場が枯れている場合が多い。
山小屋でペットボトルが買えるものの、水の消費量を見ながら、柔軟対応する必要がある。

・初日:曇り
5月下旬は例年天気が優れない場合も多いが、土日の天気予報は珍しく晴れだったので、機会を逃さず山行を決定。しかし、準備が終わったのは、24時過ぎだった。土曜の朝、新宿駅でスーパーあずさに飛び乗る。満席。小淵沢まで2時間ほど通路に立つことに。少々寝不足気味。

3年ぶりに真教寺尾根を登る。8合目までは特に問題なし。
初日の真教寺尾根では、
・8合目を越えた鎖場で、右太股が攣った。トレーニング不足。だましだまし頂上までもたせた。
・心配していた右肩は、鎖場等でも問題なし。

赤岳山頂では、雲が多かったものの、素晴らしい景観を楽しむことが出来た。
久しぶりの赤岳山頂、あらためて高度感に酔いしれた。阿弥陀岳が美しい。(八ヶ岳で唯一行けていない峰だ。)
出発が遅かったものの、16:00時過ぎには、赤岳展望荘に着けた。

・夕食のローストチキンが胃もたれしてしまい、24時頃まで吐き気で眠れず。今後は、緊急キットに胃薬を追加しよう。2日目も睡眠不足が続いた。

・2日目:
5:00に出発、展望荘から眺める雲海は、いつも見事だ。
2日目の稜線歩きも、素晴らしい景観だった。
硫黄岳から先は、初めての行程。基本下りなのだが、登り返しも多い。
根石岳山荘で小休止、水場は涸れていた。焦がしプリンを頂きました。東京からの登山者と話す。みどり池でテント泊して天狗岳を越えて、唐沢鉱泉に下るという。勉強になった。
中山から高見石小屋への下りは残雪が多く歩き辛かったが、アイゼンを使うほどではなかった。
高見石小屋は、人で大賑わいだった。
白駒荘の野菜カレーが激旨だった。値段は2千円と高めだが、味もボリュームも見栄えも満点。値段以上の価値がある。湖畔のテーブルで頂く昼食は、体に染みわたる美味さだった。食糧が5食以上残っていたので、そちらを消化したいところだったが・・・。

麦草峠に早めに着いたので、茶臼山まで足を延ばした。この辺りでは完全にガス欠。茶臼山山頂は森の中で景観がないが、その奥に展望台があり、そこからの景観は素晴らしかった。
麦草峠へ戻り、そこからはタクシーで茅野へ。

・水の消費:
5月下旬で気温も高くなかったこともあり、
1日目:0.7 L 曇り
2日目:1.3 L 曇り後晴れ
で済んだ。

まとめ:
半年ぶりの山歩き、天候にも恵まれ、最高の山歩き。

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フォトギャラリー:25枚

清里駅から徒歩で美し森へ移動し、登山口へ。
いつもの登山口が修理中のため、少し迂回して奥から登山道に入ります。

賽の河原、覚悟を決めます。

まだまだ序の口。

右太ももにに痛みが出た。攣る一歩手前。

しんどいが、岩登りは楽しい。右太ももにに痛みがあったので、慎重に歩を進める。

赤岳山頂
久しぶりに訪れたが、素晴らしい高度感。

早朝の雲海の眺めは、いつもながら素晴らしい。

赤岳を振り返ります。

徐々に雲が上がってきた。風はそこそこ強く、体温を奪われる。
カメラを構えて雲が晴れるのを待ち続けている登山者がいた。

慎重に行けば大丈夫。

省みすれば。

硫黄岳が雲の中から頭を出していた。

西側斜面、残雪と緑の対比が美しい。

振り返れば錚々たる峰が連なっています。

火口跡、何度見ても圧倒される。

火口跡を少し離れて眺める。雄大な景観です。

時間の関係で、西天狗岳はスルー。

ここのランチは、極上でした。ついつい満腹になってしまうのが、登山中だと問題かも。

白駒池の畔にて

茶臼山山頂の奥に展望台があり、八ヶ岳とその広大な裾野を一望できる。のんびりと眺めていたくなる。
この日は風も強くなかったので、テントがあればビバークしたかったところ。
ただし、樹木の様子は、日頃の風の強さを物語る。

茶臼山から引き返して、麦草峠に戻ります。こけももジュースが渇いた身体を潤してくれます。お土産を買って帰ります。タクシー代は茅野駅まで11千円。

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア 登山靴
バックパック スタッフバック スパッツ・ゲイター 水筒・テルモス ヘッドランプ タオル
帽子 グローブ 着替え 地図 コンパス 腕時計
登山計画書(控え) ナイフ 修理用具 ツエルト 健康保険証 ホイッスル
医療品 非常食 行動食 テーピングテープ 軽アイゼン GPS機器

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登った山

横岳

横岳

2,830m

赤岳

赤岳

2,899m

高見石

高見石

2,225m

牛首山

牛首山

2,280m

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