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五竜岳(遠見尾根コースで五竜山荘泊-1日目)2023

五竜岳( 北アルプス・御嶽山)

パーティ: 1人 (ブナ太郎 さん )

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行程・コース

天候

1日目 曇り  2日目 晴れ

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 山小屋泊の登山者のための駐車スペースあり。50台ほど駐車可。無料。

この登山記録の行程

Start(08:58)・・・地蔵ノ頭(09:04)・・・小遠見山(10:04)・・・大遠見山(11:01)・・・五竜山荘(13:31)・・・五竜山荘(13:32)

コース

総距離
約6.2km
累積標高差
上り約1,131m
下り約281m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

 この日の五竜岳は「てんくら」Aの予想だったが、糸魚川から南下する途中、ものすごい豪雨となった。豪雨はしばらく続き、このままま山行中止も考えなければと思っていたところ、駐車場が近づくにつれ、天気は回復し、青空が見えるようになった。一時は諦めかかっていた山行は、どうやら無事に実行できるようである。駐車場には、五竜山荘に宿泊する登山者専用の一画があって、駐車料金はかからない。ここに車を止めて、テレキャビンが動き出すまでゆっくりと準備をした。
 テレキャビンの料金は片道1000円。その先のリフトを含めると1900円になる。今日は、仮眠3時間のあと、午前0時に家を出てきたので、少し楽をしてリフトも利用することにした。
 テレキャビンを利用して稜線に上がる。花が咲き乱れる白馬五竜植物園から、今度はリフトを利用して標高を稼ぐ。リフト降車場から先は深いガスの中。それほどキツくないアップダウンを繰り返しながら、小遠見山、中遠見山、大遠見山を過ぎた。展望が全くないので、咲く花に慰められながらの行程である。
 西遠見山に着くと、視界が少しずつ晴れてきた。よく見ると、今までの穏やかな尾根歩きとはまったく様相が異なる景色が目の前に展開していた。険しい鞍部への下り、その先には白岳への急登が待っている。左手には五竜岳の裾野に当たる岩稜が見えており、それは深い渓谷を伴って鹿島槍ヶ岳の方に続いている。ここは、事故の起きやすいところだと、五竜山荘で聞かされた。
 鎖場を慎重に登って白岳に着く。そこからは五竜山荘が真下に見下ろせた。下って行く途中でイワヒバリに遭遇。今日2回目である。そこから山荘はすぐの場所にあった。
 初めての山荘泊。受付書類を提出し、宿泊料金一万五千円を現金で支払って「イワカガミ」というスペースに入る。ここは、おそらく6名ほどが泊まれるのだと思うが、今日は3名で、ゆったりと眠ることができそうである。
 まだ時間が早いので、五竜岳山頂まで往復することも考えたのだが、今日はガスが濃く、明日の早朝には晴れそうなので、今日は山頂まで行かず、夕食までの2時間、仮眠を取ることにした。
 起きてみると五竜岳は依然ガスの中だった。気温も低く、外に出るとウィンドブレーカーが必要になるほどである。
 17時40分に2回目の夕食組が呼ばれ、夕食を摂った。聞いていた通り、カレーライスが出た。ひよこ豆のカレーで、味は大変よく、おかわりができる。これに、コロッケ、キッシュ、キャベツの千切り、レンコン、そして果物もついている。味噌汁もおかわりができた。
 夕食を終え、外に出てみると、7、8人の方々が同じ方向を見ている。その方向に目をやると、雪渓を歩くクマが目に入った。その手前にはもう一頭、草を食んでいる。距離にして、数百メートル。明日の道中、クマに出会わないことを祈った。

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装備・携行品

登った山

小遠見山

小遠見山

2,007m

地蔵の頭

地蔵の頭

1,673m

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