行程・コース
天候
快晴のち曇り
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
山形自動車道 寒河江IC―古寺鉱泉
この登山記録の行程
古寺鉱泉(02:27)・・・ハナヌキ峰分岐(04:16)・・・古寺山(05:18)・・・大朝日小屋(07:39)・・・大朝日岳(07:55)[休憩 18分]・・・大朝日小屋(08:21)・・・古寺山(10:15)[休憩 9分]・・・ハナヌキ峰分岐(11:09)[休憩 9分]・・・古寺鉱泉(12:44)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
ヘッドランプの明かりを頼りに午前2時27分に古寺鉱泉の登山口を出発しました。星に手が届きそうなくらいの素晴らしい透明度で、満天の星空でした。小寺川の右岸を5分ほど進むと全国放送でも報道された小寺川に掛かる橋が今冬崩落して久しく通行止めなっていましたが、立派に修復されていてこの橋を渡って左岸の登山道へと進みました。
ローム層のよく整備された登山道を緩く登って行くと合体の樹が登山道の左側にありました。ハナヌキ峰分岐手前からは左を巻くように緩やかに登り、右側の斜面から一服清水のホースが登山道に伸びていました。ギンギンに冷えた美味い冷水で、顔を洗い喉を潤し
ました。そしてすぐにハナヌキ峰の分岐に着きました。
ハナヌキ峰分岐から先は急登が始まりました。登山道左側の三沢清水を過ぎて暫く登ると急登から解放されてほぼフラットの道になりました。夜も明け、小寺山の山頂に到着すると、小朝日岳の山容が目の前に迫り、その奥には大朝日岳をはじめとする朝日連峰が見えていて、嫌が上でも登行意欲を駆り立てました。
小寺山からは小朝日岳とのコルまで下り、その後は巻道分岐まで登りました。巻道からは下り基調になり再び山頂からの下山路と合流し、短いながらも石場の急坂をコルまで下りました。ここまでは樹林帯でしたが、それから先は森林限界を超えた登山道に変わり、直射日光が容赦なく背後からあたり体力を消耗させました。特に花崗岩の岩場では輻射熱で全身を熱波が襲いました。このあたりから大朝日小屋に宿泊されたハイカーが一人、二人と下山して来て挨拶を交しました。
銀玉水を過ぎ、石畳の登山道を登ると短いながらも荒れた岩場が待っていましたが、苦も無く登りきると朝日嶽神社奥宮が左のピークにありました。その先は大朝日小屋の右側裏手の登山道を進み、貸し切り状態の山頂からの眺望を堪能しました。
下山後は蔵王温泉の老舗旅館の名湯で汗を流し、美味しい夕食を頂きながら今回の山行を回想しました。