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赤石尾根の楢平と天祖山

天祖山、赤石尾根、楢平( 関東)

パーティ: 1人 (ガバオ さん )

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行程・コース

天候

晴れ

登山口へのアクセス

バス
その他: 往)奥多摩駅発8:35発、東日原行きバスにて終点東日原
復)東日原バス停 16:22発 奥多摩駅行き

この登山記録の行程

東日原バス停(9:08出発)-小川谷橋(9:27)-八丁橋(10:00)-(ゲート)-赤石尾根取付きの階段(11:18/11:30)-楢平(12:00)・休憩(12:08/12:20)-1406m地点(12:44)-会所(13:35)-天祖山(13:42/13:48)-神社廃屋(14:30)-水平巡視道(14:38)-日原林道(15:02)-小川谷橋(15:32)-(中日原で着替え)-東日原バス停(16:05)

コース

総距離
約16.9km
累積標高差
上り約1,873m
下り約1,873m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

三連休の中日、日原側左岸の赤石尾根を辿って楢平から天祖山まで歩いて来ました。
巨木と静かな尾根歩きを満喫できましたが、下ってからの日原の大渋滞には驚きました。

≫日本有数の巨木の宝庫といわれる日原川左岸域。
2年前の春先に一度訪ねた楢平の夏の様子を見てみようと考えたコースです。
前回は1,406m地点で引き返していますので、その先の300mは初歩きのお楽しみです。

赤石尾根は、楢平までは作業道が着いていて、その先は踏み跡が無くなりますが危険個所はありません。
猿や鹿に出くわした他、熊の痕跡などがあって、兎に角静かな尾根を独り占め出来ます。

山中に散在する天祖教の会所や社には興醒めしますが、山そのものはとても魅力的だと思います。

ところで、赤石尾根の取り付きで行き会った若いロシア女性は、登る積りだった稲村岩尾根が通行止めなので、どこか別の山に登りたいのだと。
一緒に天祖山に行っても良いかと聞かれましたが、丁寧に断りました。

彼女は小雲取迄行く積りだったようですが、聞けば地図はスマホのヤマップのみ。
ライトも持っていないというので、止めるように強く伝え、この先に行っても1時迄と時間を決めて引き返す様にサジェストして別れました。

最近、この手の外国人をよく見掛けます。
帰りのバス停では見当たりませんでしたので、果たしてどうしたことやら。。。

本日の総歩数32,960歩、歩行距離22.6km、消費カロリー1,910kcal、脂肪燃焼量136g也。

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フォトギャラリー:61枚

朝の日原。秋とは思えない程、気持ちの悪い位の蒸し暑さでした。

稲村岩

クサコアカソ(草小赤麻)

クサボタン(草牡丹)

フジアザミとホシホウジャク

ホトトギス

ガニ沢の大カツラ

八丁橋には数台の車が入っていました。

天祖山登山口。5時間後にここに戻ってきます。

ゲート脇を通って先に進みます。

日原川の流れ

長い林道歩きです。

メナモミ(豨薟、雌ナモミ)

イタドリ(虎杖)の実

タマアジサイは最終盤

シロヨメナ(白嫁菜)

キブシの実?

一人はロシアの女性

名栗沢の栃ノ木

クサボタン

鍛冶小屋沢

赤石尾根取り付きで靴を履き替えました。

尾根の下部は植林帯です。

比較

ナギナタダケ

杉の先に、広葉樹林が見えてきました。

楢平です。

あちこちに、幹周3~4mの巨木が立っています。

今回はぐるりと散策してみました。

恐らく、これが一番の巨樹と思われました。
根元にトレッキングポールを置いてみました。

まるで、もののけの森の様です。

ボス猿がこっちを見てます。

先へ進みます。

1,406m地点。ここから上は初めて歩きます。

シロヨメナ

ミニチェア・ワールド

空薬きょう

尾根に踏み跡はありません。

途中、長沢谷側の視界が開けました。

尾根最上部

周囲一帯が草原状となってます。

赤石尾根を振り返った様子

一般道に合流すると直ぐに会所です。
中は小綺麗で、新しい紙垂が下がっていました。

ゴマナでしょうか???

獅子神降臨⁉
思わず立ち止まってしまう光景。

山頂には社が建っています。

16:22のバスに乗りたくて、尾根を駆け下りました。

トリカブト

二重稜線もあり、踏み跡が薄いので、赤テ、白テを確認しながら下ります。

中腹部の神社跡

その先にアンテナ施設があります。

水平巡視路

尾根末端部は険しい下りとなります。

登山道の崩落個所の道普請中です。

日原街道に下り切りました。

スニーカーに履き替えて林道を下ります。

小川谷橋は駐車場待ちの車で渋滞していました。

稲村岩の後ろ姿。

中日原で汗を拭いて着替えました。
車の渋滞は、中日原からバス停まで続いていました。
16:22のバスは時間通りでしたが、後で聞いた話では、
2時台のバスは1時間以上遅れたそうです。

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア 登山靴
バックパック スタッフバック 水筒・テルモス ヘッドランプ 予備電池 タオル
帽子 グローブ 地図 コンパス 登山計画書(控え) ナイフ
ツエルト 健康保険証 ホイッスル 医療品 ロールペーパー 携帯トイレ
非常食 行動食 GPS機器

みんなのコメント

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  • ガバオさん、こんにちは

    >地図はスマホのヤマップのみ
    最近は、このようにして登られる方をよく見かけますが、私にはなかなか真似はできません。
    どうしても今一つ不安が付きまといます。
    やはり国土地理院の地図を印刷し、そしてポイントや時間などを記入して予習?もしていかないと落ち着きません。

    また14時過ぎくらいに登っていく人と時々すれ違うことがありますが、山頂まで登って下ってくることを考えると大丈夫なのかなと思ってしまいます。
    いくら自己責任とはいえ、あまり常識外れの山登りは避けるようにしたいものです。
    今年は遭難が多かったようですから余計にそう思ってしまうこの頃です。

  • Bergenさん、こんばんは!

    コメントのレスがすっかり遅くなってしまいました。。。
    ヤマケイの様式が変わってから、コメントなどが見難くなってどうも慣れませんです。

    地図無し、ライトなし、時間計画無し、、、奥多摩でほぼ毎回行き会いますが、外人の人が多いですね。

    稲村岩尾根が通行止めだから、代わりに雲取に登るなんて、呆れてモノが言えなくなってしまいます。
    どうしても山を歩きたいという気持ちは分かるんですけどね。。。

  • 里帰り 決めました これ見て 赤石 大ブナの周回にします。
    紅葉は 今年早そうですね。

  • いっきさん、こんばんは。
    そうですか。
    ほぼ間違いなく、誰にも会わずに静かな紅葉が楽しめそうですね!
    ただ、クマは間違いなく居るのでお気を付けください。
    車か電車かにもよりますが、里帰りついでに奥多摩駅前の横丁も寄ってみてください。
    随分とお店が変わっていますよ。

  • ガバオさん、遅レスすみません。
    また地図なしスマホのみ午後から登山も申し訳ありません。ヘッドランプはもってます(笑
    日曜に白ナメ窪左岸の尾根を下降しました。ツバノの支尾根なんですが、赤石尾根の対面で日原川に下ります。歩きながらいろいろ考えたのですが、ツバノ尾根には峰谷の集落から石尾根をこえて天祖山に向かった信者たちの道があった、と古書にありますでしょう。その道は例の丸太橋経由ではなく、こっち(白ナメの左岸)ではないか、と。古書の概略図ですと道は光石(=丸太橋)より上流に入っていますし、高丸山から白ナメ左岸~日原川~赤石尾根で天祖神社、の最短距離でもありますし。なによりも道中ずっと天祖山を正面に眺めながら降るのは、これこそ巡礼の道といった雰囲気でした。

登った山

天祖山

天祖山

1,723m

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