行程・コース
天候
曇(ちょっと青空・・)。気温が低かった。
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
鳥居原園地の駐車場に駐車。一応9:00~17:00の制限あり。無料。8:30に駐車場に着したが、すでに何台も駐車があり、駐車可能な感じです。車が大好きな人、バイクで風を切りたい人、自転車でサイクリングといった用途でこの駐車場に集まってくるといった場所です。車はオープンカーとか昔の車などもあって、車好きの語り場のような感じでした。ここに来れば車の話ができる!って雰囲気でした。
この登山記録の行程
鳥居原園地駐車場(08:46)・・・登山口(08:52)・・・鉄塔(09:33-9:37)・・・分岐(09:40)・・・権現平(10:00-10:20)・・・南山(10:44-11:37)・・・権現平(12:03-12:08)・・・鉄塔(12:44-12:45)・・・登山口(13:18)・・・鳥居原園地駐車場(13:25)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
今年最初の登山は、のんびり歩いて絶景を見たい!という贅沢な課題にしました。
神奈川県の宮ヶ瀬湖。その水を堰き止める宮ヶ瀬ダム。このダムのちょうど北岸にのどかな山稜があります。そこはのんびりと笹の小径の尾根を縦走できて、山頂からは丹沢最高峰の蛭ヶ岳の絶景が見れる。そしてすぐ目の前に仏果連山がそびえ、眼下には宮ヶ瀬湖がエメラルドに輝くというなんともワクワクしてしまいそうな山です。時間をかけずに、でものんびりと、最後には絶景に会える。これぞ低山縦走の醍醐味。2024年の始まりはそんな山行からです。
宮ヶ瀬湖の北岸に南山544mを山頂にもつ稜線があります。危険なところはまったくなく、といっても小さいながらアップダウンが意外とあってけっこう楽しませてくれます。「南山遊歩道見晴らしの道」と言われるそうで、山頂からは丹沢が一望。実は、できたらみたい!景色があります。丹沢最高峰蛭ヶ岳が尖がって見えるそのすぐ左の山の山腹に、この時期白馬が現れるというのです。雪が丹沢にまとっていれば見えるかなあなんてちょっとだけ期待をして行ってみたのですが、やはりこの暖かい冬で丹沢に雪はほんの少ししかかかてってなく、残念ながら白馬は見れませんでした。ただ、山腹に馬の形をした絵があって、ああ、ここに雪が積もれば白馬なんだとわかりました。この南山の稜線はとっても歩きやすいので、真冬に出かけて、この白馬を一度は見て見たいものです。
今日は天気もちょっと雲が多くて、青空ではなかったので、青空のもとで、この丹沢の絶景をまた見に来たいと思います。曇りでもこれだけ迫力ある景色が目の前に展開するので、これでも大満足!のんびり歩いて、それもそんなに時間もかからず、こんな景色にあえるなんて贅沢ですね。とってもいい山です。
今回のルート。
宮ヶ瀬湖の北岸に、鳥居原園地駐車場があります。今回はここに駐車して登山道入り口へ。ヤマビル注意と狩猟区だ!という看板があってちょっとビビります。そしていきなり2段の急な階段からスタート。最初のピークに向けてまずどんどん登ります。一度下ってまた登り返しますが、けっこう急な階段になっているところもあるので、アップダウンに驚かされます。急斜面を登ると鉄塔がドンと見えます。ここから景色が開けてよい休憩ポイントです。鉄塔からは緩やかな登りがずっと続き、いきなり急登に変わります。ここが一番つらいかもです。登りきるとトイレが見えて、その先に最初のピーク権現平です。ここは広場です。この広場の先に「権現平展望台」があります。この展望台からは目の前に高取山と仏果山。眼下に宮ヶ瀬ダム。そして横浜の高層ビルが見えます。段差になった展望台で、のんびり景色をみるにはとってもよい場所です。
この権現平からは林道へ下る道と南山へ向かう登山道があります。少しだけ林道の方へ行ってみましたが、地形図にはその道は表記されてない道ですね。
権現平から南山は、笹が広がる尾根道で、とても歩きやすい道が続きます。ちょっとした縦走路でここは気持ちいいです。
そして目的地の南山544mになります。ベンチというかテーブルなのか2つほどあります。登山靴でそのまま登る人もいるようで泥がついているので、リュックをおくと結構汚れました。座るときはマットなどをひいた方がよいかと思います。ここに座れば、時間が止まります。ほんと贅沢な絶景です。白馬は残念ながら見えなかったけど、蛭ヶ岳が尖がって格好いいし、仏果山が大きいし、時間止まりますね。ここで早いお昼です。
もう少し先を歩いてみたかったのですが、テーブルというかベンチというかに座っていて、足を地に着けてなかったので、急に地面に着くと足がしびれてしまって、戻れなくなっても困るので、ここから戻るようにしました。のんびり過ごせたので十分満足です。
いよいよ2024年スタートしました。ちょっとスタート遅れましたが、なかなかいい稜線歩きできて満足してます。今年もいろいろチャレンジしていきたいと考えてます。ワクワクですね。
(登山DATA)
エリア:丹沢山地 宮ヶ瀬湖北岸
山名:南山(みなみやま)
標高:544m
岩質:安山岩
ルート:【復】権現平~南山(鳥居原園地駐車場)
グレーティング: 体力 2、定数 13、難度 A EK度数 14(楽)
フォトギャラリー:57枚
鳥居原園地の駐車場入口。9:00〜17:00となっているが、8:30でも開いてました。すでにけっこう車が停まってました。
鳥居原園地の駐車場。ここたくさんの愛車とバイクが来るところのようです。
登山口です。いきなり2つの階段から始まります。ここに2つ注意すべきことが掲げられてます。1つはヤマビルです。ここは丹沢の東外れです。ヤマビル生息地なんですね。彼には会いたくないものです。
もう一つは狩猟です。注意して入山してくださいってあるけど、何をどう注意したらいいのか?日曜日なので狩猟日でした。
登山口入るとこういう階段が2回ほどまずあります。写真は2つ目の階段です。
程なく進んで開けると、駐車場が見えるポイントになります。
緩やかに徐々に高度を稼ぎます。標高360m地点。
標高380mくらいまで登ってきてもう少しで最初のピークを迎えます。いい感じの登りです。
ここが最初のピーク。宮ヶ瀬湖も木々の間から見ることができます。ここから登山道は左に折れて下りになります。
最初のピークから一度かなり下ります。
その後、かなり急な斜面を登り返します。楽しもうかなあとか思ってると意外と登りで苦戦します。ミニ縦走でも本格的なアップダウンがあるので、そこが楽しい登山道です。
この階段の作られた斜面を登ると‥
稜線に出ます。山腹を登り切ったことになります。ここからは尾根歩きの縦走を楽しめます。標高420m地点です。
尾根を少し歩いた最初のピークです。標高420m地点です。
最初のピークを左に折れて少し行くと傾斜がかかります。そして少し笹が登山道に現れます。この笹この稜線のポイントです!
また少し進むと稜線が少し平になりとても歩きやすい道になります。標高440m地点です。
標高470m地点に差し掛かると急に斜度が増します。この斜度を抜けると・・・
鉄塔が現れます!標高480m地点です。
鉄塔の下に着きました。真下が登山道です。
鉄塔からの景色です。横浜の街が見れます。
標高500m地点で、最初のピークの権現平への登りの始まりです。この手前が鳥屋へ下る分岐があります。
等高線もこの辺りは緩やかで伸びやかなまっすぐな登山道が続きます。鉄塔までのアップダウンから楽しめる散策路になりました。
ここからいよいよ権現平への急登です。約40mを登ります。
こんな階段が作られています。ひたすら頑張って登ります。
けっこう長いです。斜度はそれなりにあるのでちょっと頑張りどころですね!この急登を登り切って左に折れて進むと・・・
トイレが現れます!トイレだってちょっと喜びますがこの時期は閉鎖されてます。このトイレを過ぎると・・・
権現平569mの山頂です。とっても広い公園ですね。ベンチがたくさんあって休憩にはもってこいです。ちょっと奥まで行くと・・・
権現平展望台という標識が目に入ります。奥の一角が開けています。
開けたところまでいくと段上の展望台になっています。この最前列にいくと・・・なんと・・・なんと・・・!!!
眼下に宮ケ瀬湖。そして宮ヶ瀬ダム。そして大きな山がどんと!これは高取山と仏果山です!いやー来てよかった。感動です。2022年3月に仏果連山の縦走をして、その山自体はみてないんです。いつも高尾山山頂から仏果連山を望むくらいでしたから、これだけ大きくみれるのは嬉しい限りです。
宮ヶ瀬ダムと横浜方面。
宮ヶ瀬ダムから尾根が伸び高取山へと続いています。今度はこの尾根を登ってみたいですね。奥は仏果山の山頂です。
権現平で一休みして、ちょこっと林道の方へ歩いてみました。標識で林道へというのがあったのですが地形図では道はないんです。なので少しだけ進んでみました。ここから降りれるですね。
南山へはこちらです。でも間違って先ほどの林道方面へ行ってしまう人いるかもしれませんね。長竹・韮尾根というちょっと壊れかけた標識が正解です。こちらを下ります。
権現平を後にしていよいよお待ちかねの南山へ向かいます。南山遊歩道見晴らしの路です。
この道は笹の路なんです。あ、それとこういう分岐が意外とあります。標識はしっかりしてるので、よく確認して進めば迷うことはないですが、1つ見落とすと北側の山腹にある林道へ通じる道になります。ここは右へ行きます!
標高540m地点で笹の小径です。これです。こういうところ歩くのは気持ちがとってもいいです。
頂上へ向かう稜線部なので、ずっと同じ高さで多少のアップダウンがあるものの楽しい笹の小径を歩けます。
どこまでも笹の小径です。いいですね!
そして南山への最後の登りです。階段です。
なんか開けてますね!いよいよです。
南山544mの山頂です。テーブルというかベンチというかが2つあります。たくさん人がくると倍率が上がりますが、今日は少なかったので右のベンチを使いました。
これが南山からの絶景です!見たかった景色。今日は雲が多かったのですが、それでもこの絶景で大満足の景色に会えました!すごいですよね。眼下に宮ケ瀬湖です。そして大きな山の塊が左右に2つ。右は丹沢山地で最高峰の蛭ヶ岳が尖がって見えます。左は高取山と仏果山です。
蛭ヶ岳。ちょっと山頂部に雲がかかってしまいましたが、ばっちり見えました。そして実はここで観たい景色がありました。この蛭ヶ岳の左の山の斜面に冬の季節、白馬がくっきり見えるそうです。よく北アルプスである雪形です。雪が全然ないので残念ながら見ることはかなわなかったですが、斜面に馬の形をしたものが確かにあります。あそこに雪が積もれば白馬なんですね。いやーこれは観に来たいです。楽しみができました。
そして、高取山と仏果山です。一度縦走しているので懐かしいのと全景をこうやってみることができたのでとっても嬉しいです。仏果山に登ると仏果山は観ることはできないので、こうやってとなりの山に登るのは実はとってもいいことなんです。それを楽しみに登ってきました!
さあ、戻ります。今歩いて来た登山道をピストンで戻ります。戻ろうとしたら立派な松が目に飛び込んできました。そういえば登山道には松ぼっくりがたくさん落ちていたので、こういう松が幾本もあるということですね。
権現平への登りです。
権現平です。
権現平のあのきつい登りです。それを今度は下ります。けっこう急ですね!
鉄塔まで戻りました。
そしてまた急坂です。
稜線の端まで戻りました。
稜線の端からこの山塊を下ります。ここも急です。
登山口に戻りました!無事に帰ってきました。そういえばヤマビルと狩猟期間にビビらされましたね。夏はちょっと入れないかな・・・
ここにこういう看板があります。今日歩いたコース書かれてます。
駐車場へ戻りました。とっても奇麗な公園なんです。けっこう広いので歩くとけっこう大変かも・・・
高取山から見た南山の稜線。(撮影:2022.03.20)
中央から右へ伸びる稜線が「南山遊歩道見晴らしの道」です。ここを縦走しました。
装備・携行品
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医療品 | 虫除け | 熊鈴・ベアスプレー | 非常食 | 行動食 | テーピングテープ |
トレッキングポール | GPS機器 |
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