行程・コース
この登山記録の行程
【1日目】
尾白渓谷駐車場(09:23)・・・笹ノ平(11:25)[休憩 30分]・・・刀利天狗(13:15)[休憩 4分]・・・五合目小屋跡(13:59)[休憩 21分]・・・七丈小屋第1(15:10)
【2日目】
七丈小屋第1(04:07)・・・八合目(04:53)[休憩 17分]・・・甲斐駒ヶ岳(06:02)[休憩 21分]・・・駒津峰(07:24)[休憩 6分]・・・仙水峠(08:19)[休憩 5分]・・・栗沢山(09:40)[休憩 10分]・・・アサヨ峰(10:42)[休憩 53分]・・・栗沢山(12:26)・・・長衛小屋(13:54)・・・北沢峠(14:10)
【3日目】
北沢峠(04:27)・・・二合目・・・五合目(大滝ノ頭)(05:50)・・・小仙丈ヶ岳(06:41)[休憩 4分]・・・仙丈ヶ岳(07:39)[休憩9分]・・・大仙丈ケ岳(08:20)[休憩31分]・・・仙丈ケ岳(9:22)・・・地蔵尾根分岐(09:33)・・・仙丈小屋(09:39)・・・馬の背ヒュッテ(10:13)[休憩 5分]・・・藪沢小屋(10:33)・・・五合目(大滝ノ頭)(10:55)・・・二合目・・・北沢峠(12:05)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
2009年に北沢峠から甲斐駒へ登って以来ご無沙汰だったのと、黒戸尾根を一度は登ってみたかったので計画。せっかくなので、仙丈ケ岳を含めたマイカーを使わないルートを設定しました。要予約の登山タクシーも山小屋もネットで予約・決済とは便利になったものです。
初日こそガスがかかったものの、猛暑で好天に恵まれた山行きになった。
小淵沢駅9時発のMOUNTAIN TAXIに乗車し尾白川渓谷駐車場まで20分ほど。標高が七百メートル台なので半袖Tシャツでスタート。直ぐの竹宇駒ヶ岳神社にお参りし、5名制限の吊橋を渡って登りの始まり。笹の平までは比較的ゆるやかで適当な鞍部にて昼食。傾斜がきつくなって岩場も出現し、ゆるくなってしばらくで刃利天狗の祠たちが。黒戸山の山腹をまいて下りになったかとおもうとぽっかり開けたところでここが5合目小屋跡。Tシャツがびしょびしょになっていたのでここでお茶休憩&長袖Tシャツに着かえ。もう一段下がった先の岩場を抜けてもう二頑張りでようやく七丈小屋。本日の小屋泊は6名。
ヘッドランプをつけて4時にスタート。明るくなってくる中、8合目御來迎場で日の出を見てここで朝食(小屋の朝弁当・いなり寿司は美味でした)。富士山を望みながらひと頑張りで駒ヶ岳神社本社。風雨雪に耐えさせるためとは言えコンクリート製の小さな祠は残念。その先もう少しで甲斐駒ヶ岳山頂。いつもながら朝一の山頂は人が少なく快適。小休止後、本日のもう一つの目的である栗津山・アサヨ峰を目指して一般コースを下降。花崗岩の風化した砂れきのため慎重に下降。摩利支天に寄ることも計画していたが、暑くなりそうな天候のため体力温存のためパス。山頂直登コースと合流後、途中で高校生の3パーティに分かれた集団とすれ違い、駒津峰へ。小休止し、樹林帯を泉水峠へひたすら下降。泉水峠にて一息ついて、こんどはひたすら登り。いやになったころ栗津山頂上へ。某CMで有名になったせいか数名の先着者。残念ながら甲斐駒周辺のみ雲が湧き始めてきた。小休止後アサヨ峰目指してところどころ不明瞭になる尾根道をひと頑張り。東方面は雲が湧いておりまじかに見えるはずの富士山は見えず。時々登山者がくるものの静かな山頂で北岳をみながらゆっくりと昼食。栗津山まで戻るも甲斐駒方面の雲はさらに多くなり、そそくさと長衛小屋目指してひたすら下降。小屋手前の清水でのどをうるおし、北沢峠へ。いきなりにぎやかになってきて、本日の泊地こもれび山荘へ。観光地的になっているけど、缶ビールが安いのは助かる。小屋は団体も到着しにぎわってきたが、夕食1回で回っていたからまだ満室ではなさそう。この小屋は朝食4時から可能なので朝食をいただいてから出発。樹林帯の中をまずは緩やかに登高。3合目付近で北岳が見え、急登も交えながら大滝頭の大きな看板のある5合目へ。まっすぐ急登をがんばり樹林帯を抜けてハイマツ帯の尾根筋を周りの展望をみながら小仙丈ケ岳へ。後続のグループが到着してきたのでそそくさと鞍部へくだりきってから快適な道を登って仙丈ケ岳頂上。山頂の岩陰にひっそりとトウヤクリンドウとチシマギキョウが一輪づつ。一服後、大仙丈ケ岳へ向かって下っていくと好天なので全く期待していなかった雷鳥がお出迎え。子雷鳥2羽が自由に歩き回るのを見守るように時々鳴きながらしばらく登山道沿いを下ってハイマツの中へ見えなくなった。その先、鹿よけ防護柵の中はイブキジャコウソウの群落。快適な道を進んで大仙丈ケ岳頂上へ。時折、仙丈ケ岳よりピストンで来る人はいるものの仙丈ケ岳頂上の混み具合とは雲泥の差の静かな時間をゆっくり楽しんだ。好み次第とは思うがここだと北岳によって富士山が隠されて見えないのである意味新鮮。来た道を戻り朝のラッシュがひと段落した仙丈ケ岳山頂へ。下りは仙丈小屋方向へ。この途中からのカール地形・仙丈小屋を手前に見た甲斐駒展望が好きです。(表紙写真)仙丈小屋を過ぎゆるやかに下りながら馬の背ヒュッテ。何本かの沢を越えて大滝頭で登ってきた道に合流。あとは北沢峠にむかってとぼとぼと下るのみ。12時過ぎに北沢峠バス停着。すでに10人強でその後も続々と下山者到着で、臨時便の出発。13時頃には仙流荘に到着。ゆっくりと温泉で汗を流し下山用の衣服に着替えて昼食とマイカーでないときのお楽しみの生ビールを堪能し、17時発の茅野駅行バスで帰路につきました。
フォトギャラリー:29枚
装備・携行品
| シャツ | ソフトシェル・ウインドシェル | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア | 登山靴 |
| バックパック | スタッフバック | スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | 予備電池 |
| 傘 | タオル | 帽子 | グローブ | サングラス | 地図 |
| コンパス | ノート・筆記用具 | 腕時計 | カメラ | 登山計画書(控え) | ナイフ |
| 健康保険証 | 医療品 | 虫除け | 熊鈴・ベアスプレー | ロールペーパー | 携帯トイレ |
| 非常食 | 行動食 | テーピングテープ | トレッキングポール | GPS機器 | ストーブ |
| 燃料 | ライター | クッカー | カトラリー |
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登った山
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- 最適日数
- 1泊2日
- コースタイプ
- 周回
- 歩行時間
- 6時間40分
- 難易度
- ★★
- コース定数
- 28

































