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大雪山トムラウシ山

旭岳からトムラウシ山縦走( 北海道)

パーティ: 1人 (ヤマアルキ さん )

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行程・コース

天候

8月13日晴れ気温23℃、8月14日晴れ後曇り、8月15日小雨後晴れ

登山口へのアクセス

バス
その他: 羽田7時50分、旭川空港9時25分、旭岳ロープウエイ11時、姿見11時半登山開始。
帰り、トムラウシ温泉16時からバスで新得駅17時半、新得駅18時から旭川駅21時までバス。

この登山記録の行程

8月13日 姿見駅(11:33)・・・旭岳石室(11:49)・・・旭岳(13:37)・・・間宮岳(14:54)・・・北海岳(15:36)・・・白雲分岐(16:41)・・・白雲岳避難小屋(17:32)
8月14日 白雲岳避難小屋(6:00)・・・忠別沼(09:25)・・・忠別岳(10:07)・・・忠別岳避難小屋分岐(11:04)・・・五色岳(11:50)・・・ヒサゴ沼避難小屋(13:53)
8月15日 ヒサゴ沼避難小屋(5:15)・・・トムラウシ山(08:43)・・・前トム平(10:31)・・・カムイ天上(12:23)・・・短縮コース分岐(13:03)・・・トムラウシ温泉(14:15)

コース

総距離
約41.3km
累積標高差
上り約2,357m
下り約3,305m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

北海道というところは、山に限らず憧れの地である。その中でも大雪山はその中心であり、広大な高原を3日間かけて縦走することが出来て、さらなる楽しみも頂けて本当によかった。
計画は3ヶ月前に飛行機のチケットを抑えたところからはじまった。
暑い東京を離れ、涼しく晴れ渡る空を夢みる日々を送ってきたが、縦走当日に台風が上陸するという予報に涙する日もあった。
幸いにも台風はそれ、青空が広がり、おまけに虹まで架かった。
このコース取りは初日の2時間で最高峰に届き、あとは下りが支配的となり、体力に余裕が出るからと考えたからだ。
しかし、旭岳の登りはとてもきつく、16kgのザックが肩に食込み何度も休憩を繰り返すこととなった。
また、旭岳の下りは登りより急斜面で滑りやすく、さらに体力を奪われた。
北海岳の分岐を過ぎ、もう少しで白雲岳避難小屋と思うと、また心が踊った。
白雲岳避難小屋はとても綺麗で、テン泊の方も含め止まった方には避難小屋オリジナルの手ぬぐいまでいただいて、ここに来ないと手に入らない貴重な思い出の品となった。
2日目は忠別岳までの広大な大地をゆっくり、大自然を噛みしめるように歩いた。
ただ、ここは熊の生息域で、登山道に新しいウンチが落ちていたのを見た後で、背丈ほどの松や、笹の間を通る時は、鈴と鳴らし、ポールを叩きながら熊に警戒しながら歩かざるを得なかった。
2日目の宿は夜に雨が降りそうなので、ヒサゴ沼避難小屋を使わせてもらった。
他の方々も同じ思いで、各地から憧れの北海道に集まった方々と楽しい時間が過ぎていった。
3日目は明け方待て雨が残ったが、日差しもさしヒサゴ沼の対岸に綺麗な虹がかかった。
手が届きそうなくらい近くて、とんでもないご褒美であった。
3日目の目標はトムラウシと温泉まで下山し、バスに乗ることであった。
ヒサゴ沼横の雪渓はカチカチで岩場を登り、登り切ると綺麗な日本庭園?がお出迎えしてくれて、高原の楽園のようであった。
ロックガーデンは霧に濡れて滑りやすく、疲れが溜まった体を容赦なく駆使して何とか登りきり、北沼とトムラウシ岳が見えた時にはついに来たと思った。
トムラウシに登るには南沼側からというルートもあり、南沼側からてあればザックを置いてから身で登れるが、標高差はあまりないので北沼からアタックしたが、滑りやすい岩場に重たいザックでちょっと後悔した。
トムラウシ山頂はガスの中であったが、良くも悪くも山の天気は変わりやすく、しばらくしたら青空が広がり、またまたご褒美をいただいた。
トムラウシを登りきり、後はさっさと下るだけであったが、ここからがとても長く、アップダウンを繰り返し、なかなか標高が下がらず、カムイ天井を過ぎてからも、標高900mの壁が立ち塞がり、カムイ温泉にたどり着くにはCTを大きくうわまわっていた。
縦走は怪我もなく無事にバスに乗ることができたが、関東では台風7号の影響で翌日乗る予定の飛行機が欠航となり、旭川に2日も延泊することになってしまった。
天気のいい北海道は遊びの宝庫であり、旭山動物園と富良野、神居古潭など下山後も北海道を、満喫させてもらい、本当にいい夏休みとなった。

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア Tシャツ ソフトシェル・ウインドシェル ロングパンツ ショートパンツ
靴下 レインウェア 登山靴 バックパック スタッフバック スパッツ・ゲイター
ヘッドランプ 予備電池 タオル 帽子 グローブ
サングラス 着替え ノート・筆記用具 腕時計 登山計画書(控え) ナイフ
修理用具 健康保険証 ホイッスル 医療品 熊鈴・ベアスプレー ロールペーパー
携帯トイレ 非常食 行動食 トレッキングポール GPS機器 燃料
ライター カップ クッカー

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登った山

大雪山

大雪山

2,291m

忠別岳

忠別岳

1,963m

トムラウシ山

トムラウシ山

2,141m

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