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三頭山は雪景色 三頭山~槇寄山

三頭山 槇寄山( 関東)

パーティ: 1人 (ジュンパク さん )

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行程・コース

天候

晴れ。風はさほどなし

登山口へのアクセス

バス
その他: 往き
武蔵五日市駅から数馬へ
帰り
仲の平から武蔵五日市駅へ
途中、払沢の滝に寄り道

この登山記録の行程

数馬バス停 8:24--(6分)--8:30 九頭龍神社 8:31--(3分)--8:34 都道と旧道分岐(九頭竜の滝)8:44--(旧道 10分)--8:54 都民の森方面分岐 8:57--(10分)--9:07 菅平の滝 9:10--(20分)--都道合流 9:30--(4分)--三頭大滝方面分岐 9:34--(けやきの路 14分)--9:48 東屋 9:55--(大滝の路 5分)--10:00 三頭大滝(大滝休憩小屋/石山・深山の路分岐)10:07--(16分)--野鳥観察小屋分岐(デッキ)10:23--(野鳥観察小屋経由コマドリの路 30分)--稜線(ブナの路合流)10:53--(6分)--10:59 標高1,400m地点 11:21--(22分)--11:43 三頭山東峰(展望台)11:48--(中央峰経由 7分)--11:55 三頭山西峰 12:02--(11分)--ムシカリ峠 12:13--(1分)--12:14 三頭山避難小屋 12:17--(7分)--12:24 大沢山 12:31--(10分)--12:41 深山の路分岐(蜂指沢の頭)12:47--(22分)--クメケタワ 13:09--(10分)-- 一宮神社分岐 13:19--(15分)--13:34 槇寄山 13:40--(2分)--西原峠 13:42--(25分)--大平分岐 14:07--(18分)--簡易水道 14:25--(15分)--14:40 仲ノ平バス停

コース

総距離
約11.9km
累積標高差
上り約1,234m
下り約1,244m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

奥多摩に足を運ぶ回数が少ないので、ポピュラーなのに初めてとなる三頭山に出かける。この時期、連絡バスがないので、終点の数馬バス停から歩く。

武蔵五日市駅からのバスは、地元客がほとんどで、ハイカーは少ない。暖房の入らない車内は寒々しい。途中の払沢の滝入口から先は、乗客が数えるほど。終点の数馬バス停に降りた客は、他にハイカー1人だけだ。
早速、車道を緩やかに登っていく。間もなく右手に九頭龍神社が見えたので、安全祈願して都道と旧道との分岐へ。この辺りに九頭竜の滝があるはずだが、地図によって場所が違ったりしているし、標示もないので、少し迷う。結局、都道側の橋を渡ったところの右手に降りていく道が見つかる。落差10m二段の滝だ。
滝見を終えると、旧道を歩いてみる。途中には、旅館が二軒。

その先で都道とぶつかると、逆方向に林道が分岐している。ここが都民の森へと向かう分岐だ。間もなく、林道も岩等が崩れて細くなったりする。
途中にも菅平の滝というのがあったので、下まで降りてみる。やはり落差10m二段の滝だが、滑滝といったところ。その後も、小さな滝を見ながら三頭沢沿いを歩く。
途中で、道が右手に分岐していく辺りは道が不明瞭になる。そのまま真っ直ぐ進めば大丈夫なのだが、老朽化した木橋を渡る辺りでまた心配になったりする。その先では、岩がゴロゴロした沢を渡る。ここからは道標が出てくる。斜面を九十九折りに登り、都道に合流。ホッとするが、ワイヤーガードを跨がないといけない。

都道を少し行くと、三頭大滝に続く「けやきの路」に入る。森林館から続く「大滝の路」と合流するところには、割と新しそうな東屋があるのだが、その周りは雪で覆われている。暫し休憩とする。
「大滝の路」を行く。ウッドチップが敷かれた路は、日当たりの良いところは雪も消えているのだが、それ以外は雪道だ。
三頭大滝は、滝見橋から全体を見ることができる。落差30mと見応えのある滝の周囲は、結構凍っている。橋から戻った先には、大滝休憩小屋とトイレがある。

その先で、道は蜂指沢の頭に続く「石山・深山の路」と野鳥観察小屋、ムシカリ峠に続く「ブナの路」とに分かれる。ここは、右手の後者に進む。
石段が薄い雪で覆われている。桂の巨木を見上げたり沢のつららを見たりしながら行くと、デッキが現れる。ここがブナの路と野鳥観察小屋へと続く道との分岐だ。ここも右手に進む。
植林帯の中の道を九十九折りに登っていくと、沢沿いの広葉樹林帯を見下ろす野鳥観察小屋が現れる。時間があれば、ゆっくりと野鳥観察をしたいところなのだが、この先の様子が分からないので、そのまま先に進むと、また分岐が。「かおりの路」は、登山道整備のため通行止めになっている。三頭山に向かうには「コマドリの路」を進む。相変わらずの九十九折りの道だ。

稜線に飛び出すと、さすがにお腹も空いてきたし、疲れも出てきている。山頂まではまだ暫くありそうなので、その先のちょっとした平坦部の雪の上に座り込んで休憩とする。
この様子では、その後も雪道が続きそうなので、無くても大丈夫とは思うが、折角チェーンスパイクをザックに常備しているからと、お試しに付けてみる。ストックも取り出す。
どんどん登っていくと、三頭山巻き道と山頂方面との分岐に。先ずは、東峰(1,527m)に上がる。山頂右手には展望台があり、大岳山などが見える。温度計によると、1℃となっており、そんなに寒くはない。
東峰の先が中央峰(1,531m)。三頭山最高峰で、ここにはテーブルとベンチがある。
少し離れた先が西峰(1,524m)。ここは展望が良いので、三頭山の石柱が建っている。ベンチの数も多い。富士山が真正面に見えることは見えるのだが、かなり微かにしか見えないのは残念だ。

ここからは、真っ直ぐ鶴峠方面にも行けるが、方向をよく確かめてからムシカリ峠に下る道に入っていく。10分ほどで「ブナの路」経由で三頭大滝に分岐するムシカリ峠に着く。そのまま真っ直ぐひと登りすれば、三頭山避難小屋が現れる。トイレ付きのしっかりとした小屋で、脇の庇下にはベンチも設けられている。
更に登り返していくと、大沢山(1,482m)となる。ここからの展望も良いが、今日は霞んでいる。
大沢山の先からは右手に急下降していく。日当たりも良く、雪はない。勾配も緩やかになった先が蜂指沢の頭(1,370m)。「深山の路」「石山の路」を経て三頭大滝に至る道が分岐している。ここで、さすがにチェーンスパイクは外す。「都民の森」はここまで。

引き続き下っていった先が クメケタワ。ここからは、緩やかなアップダウンはあるものの、ほぼ平坦な道が続く。一部植林帯も歩く。途中、右手に分岐していく道がある。上野原の一宮神社に続く道のようだ。
そのまま緩やかに登っていった先が槇寄山(1,188m)。テーブルとベンチもあり、視界も開けているが、最早、富士山の姿は見えない。

さて、ここから標準タイムで下れれば、計画より1本前のバスに乗れそう。ということで、休憩もそこそこに、仲の平バス停に下ることにする。
直ぐ先の西原(さいばら)峠から左手に下っていく。といっても、トラバース的な緩やかな下り。植林帯の中で一部雪が薄く付いていたりするが、問題ない。その後は、落ち葉が厚く積もった道を下っていく。落ち葉の下に小石や枯れ枝、段差がないか気をつけながら下る。
途中、九頭竜の滝のある大平方面と仲の平バス停方面との分岐がある。大平方面の方が短いのだが、ここは計画通りに仲の平バス停に向かう事にする。
どんどん下っていくと、やがて鹿避けネットの間を抜けて行く。そして人家の裏道へ。後は、車道歩きだ。お堂の脇を通り、T字路を左へ。最後は、橋を渡って都道に出る。バス停は右手直ぐのところにある。10分前には、到着できる。

ということで、払沢の滝に寄り道することにする。バスの乗客は私一人。途中乗る人も少なく、払沢の滝入口へ。ここからは、グループで来ているハイカーたちや下校の小中学生で満車となって出発していった。
次のバスは、藤倉から来る30分後。ということで、急いで払沢の滝に向かう。遊歩道を歩き、払沢の滝へ。他に誰もいない。落差は4段60mあるものの、実際に見られるのは落差23mの最下段のみとか。さすがに、この標高ではまだ凍ってはいない。
滝を一目見たところでバス停に戻ると、余裕を持ってバスに乗り込む。ここからの乗客は、他にハイカー2人と小中学生数人。ゆったりと座っていく。

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装備・携行品

みんなのコメント

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  •  ジュンパクさん、はじめまして。
     バス停数馬から三頭山を経て仲の平バス停へと反時計回りに周回されたんですね。距離は約12km、標高差は上り下り共に約1、200m。タフですね。感心しながら読みました。
     登山記録が大変詳しくて、時間をかけて作成されたことと思います。大変参考になりました。
     私の知らない滝がいくつか出て来ました。春になったら、新緑の中を歩いて、紹介された滝の滝巡りを数回に分けて、楽しみたいと思いました。

     ジュンパクさんは、2025年に入って、登山記録は、早くも6つ目なんですね。しかも、5つも富士山を表紙にされていて、富士山愛を感じました。

     後半の登山道、三頭山から西原峠を経て仲の平バス停は、高校2年生の時に後輩N君と二人で歩いたことがあります。58年も前の登山なのに、楽しかった記憶が蘇って来ました。
     これからも、健康づくりのためにも、どうぞ登山を楽しんでください。

     私と妻は、後期高齢者になり、体力と持病を考慮して、ピークハントや縦走ではなく、低山からの眺望を楽しむようになりました。
     ありがとうございました。

  • モーちゃんさん、嬉しいコメントありがとうございます。
    ほぼ自分の記録のためにと思って書くものですから、特に初めてのところはついつい文章が長くなってしまいます。
    今後も歩ける内が花と、自分の体力と相談しながら無理のない山行を回数重ねていきたいと思います。

登った山

三頭山

三頭山

1,531m

槇寄山

槇寄山

1,188m

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