行程・コース
天候
晴れのち曇り
登山口へのアクセス
バス
その他:
東飯能駅から飯01湯の沢行きバス 名郷バス停
※この日は満車で乗り切れなかった人も出た。可能ならバス始発の飯能駅から乗車する方が座れる可能性がある。
この登山記録の行程
名郷バス停(08:50)・・・林道終点(09:04)・・・支稜下降点(09:39)・・・蕨山展望台(10:49)[休憩 26分]・・・藤棚山(11:33)・・・大ヨケの頭(12:10)・・・金比羅神社跡(12:59)・・・さわらびの湯バス停(14:05)
※実際には金刀比羅神社跡から鳥居観音に下り、さわらびの湯に向かって歩いた。
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
アカヤシオの花に会いに、名郷から蕨山に登り、金毘羅尾根を降りました。標高700から900mあたりのアカヤシオが見頃でした。山頂では7割くらいが蕾でしたから、来週くらいまでは見頃ではないでしょうか。
皆さんのレコでアカヤシオの開花が始まったことを知り、自分も会いに行きたくなり、蕨山から金比羅尾根を経て鳥居観音に下るコースがまず思い浮かびました。アカヤシオやミツバツツジを目当てに、蕨山から金比羅尾根をさわらびの湯に下るのが定番コースだと思われますが、鳥居観音に下ると寺域にたくさんのツツジ類があって(おそらく植樹)、自生のものよりも密度の濃い花々を楽しむことができます。さわらびの湯までバスの停留所二つ分くらい余計に歩くことになりますが、その価値は十分にあると思います(車道に出る手前に入山料200円を入れるポストが設置してあります)。
街で桜が見頃を過ぎる頃に、地域や標高にもよりますが、山でアカヤシオが咲く、と言うのが私なりの目安の付け方です。4年前(2021年4月8日)にも同じコースを歩いているのですが、当時と比べて今年は桜の開花が遅く、そこからアカヤシオの開花時期を類推して登ってみました。その計算だと、ちょっと早いのですが、概ね予想通りの開花状況でした。
今回は東飯能駅から湯の沢行きのバスに乗車しましたが、ツツジの咲く週末ということもあってか、バスにはすでに大勢の登山客が乗っていて、乗り切れない方々も出てしまう盛況ぶり。私は電車の接続の都合で、東飯能駅からでしたが、できればバス始発の飯能駅からのほうが確実に乗車でき、座れるチャンスも大きいでしょう。多くの方は、さわらびの湯バス停で下車していましたが、名郷バス停を降りた登山者は蕨山のツツジがお目当てであることが、周囲の会話からも伺えました
コース定数22 主観的グレードA
一般的な登山コースだが、やや注意を要すると感じられたのは、名郷から蕨山に向かう沢沿いがやや荒れ気味で踏み跡が判然としない箇所があり、漫然と歩いていると渡渉点を見落としやすいこと。ピンクテープや道標を見極めること。また、支稜下降点から蕨山に向かう尾根は痩せており、設置してあるロープをつかむほどではないが露岩もある。
フォトギャラリー:36枚
林道終点から急登
支稜下降点までは沢筋を詰めるが、途中の渡渉点のピンクテープを見誤りコースアウト。タイムロス
傾斜も緩んで前方の木立が明るくなってきたら、支綾下降点で、尾根に乗る。
今シーズン最初のアカヤシオ
標高700から900mあたりのアカヤシオが見頃
綺麗に咲いています
アカヤシオも岩場に多いので、なかなか近寄れない
登り始めは快晴だったのに、アカヤシオの花が出てきた頃から雲が増えてしまいました。これはここ数年、花に会いにあまり登れなかったので、ご機嫌を損ねてしまったのかしら?
支稜下降点から蕨山までは岩がちな痩せ尾根で両側が切り立っており、注意。設置されているロープを使うほどではないが、手を使って攀じる岩場もある
岩場を所々手で掴んで登ると、イワウチワの花が
蕨山展望台に到着
ベンチもいくつかあるが、登山者で満杯
蕨山山頂では、雲が切れて日差しがあたりましたが、山頂付近のアカヤシオはまだ3割程度しか開花しておらず、他の下部は蕾だけで全く開花していませんでした。開花はまだこれからで、見頃は来週末くらいでしょうか?
蕨山山頂からの眺め
蕨山から藤棚山にかけては針葉樹の植林が多く、花は見当たらない
再びツツジの花が出てくる頃には、また雲が・・・・。こりゃあ、本格的に機嫌を損ねてしまったのか?
こちらはミツバツツジ
大ヨケの頭に向けて金比羅尾根を下降していくと、再びアカヤシオやミツバツツジの花があちらこちらに
あー、どうしてお日様のもとで花を愛でられないのでしょうか?
アカヤシオと背景は桜
こちらは桜。谷を挟んだ山肌を眺めても、山中のあちらこちらに桜が開花していることが見て取れました。
金刀比羅神社跡から、鳥居観音に下るが、植物が繁茂してわかりにくくなっている。下降点からしばらくは枯葉が積もった滑りやすい急斜面をジグザクに進む。倒木があるなどやや荒れている。
鳥居観音の境内?に入ると、道もはっきりして歩きやすくなる。周囲は、おそらく植樹されたミツバツツジなどがたくさん
自生しているツツジは、まばらですが、人が植樹したところは密度が高く、見栄えが違いますね
向こうの山肌の白い箇所は、桜。人が植えたのだと言うことが、明らかです。
仁王門
観音様とミツバツツジ
カタクリの花も一輪だけ見つけた
鳥居観音の入り口。たっぷり楽しませていただ気、入山料を納める




