行程・コース
天候
快晴。2日間12~13時頃山頂付近で一時雷雨。
利用した登山口
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
安曇野ICで降りて堀金鳥川の林道を通り、登山口近くの三股駐車場で車中泊。駐車場は0時を過ぎると満車になるので早い時間の到着が必須です。途中の林道はカーブが多く、落石に注意。
この登山記録の行程
【1日目】
三股・林道ゲート(06:00)・・・三股(06:15)・・・まめうち平(09:20)[休憩 15分]・・・蝶ヶ岳(14:15)
【2日目】
蝶ヶ岳(04:00)・・・横尾分岐(04:25)[休憩 5分]・・・蝶ヶ岳三角点(05:00)[休憩 10分]・・・2592m峰(07:15)[休憩 5分]・・・2512m峰(08:15)[休憩 5分]・・・常念岳(12:15)[休憩 5分]・・・前常念岳(14:30)[休憩 30分]・・・標準点櫓跡(16:40)・・・三股(21:35)[休憩 10分]・・・三股・林道ゲート(22:00)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
今回は2回目の北アルプス登山で常念岳と蝶ヶ岳の2座踏破に挑みました。
三股第1駐車場から出発して20分ほど林道を進むと常念岳と蝶ヶ岳の登山口に着きます。深い森を1時間ほど進むと有名なゴジラ(みたいな)木が大口を開けて登山者を待ち構えています。まめうち平を過ぎるとそこから急登の階段が連続で点在して体力と気力を奪います。我々はここの区間で大幅に時間をロスしました。宿泊する蝶ヶ岳ヒュッテには予定の1時間30分遅れで着きましたが、西側正面に穂高連峰と槍ヶ岳の雄大な絶景が疲れを癒します(山荘のビールも癒し)。さらに夕暮れの北アルプスを撮影中に偶然山荘近くでライチョウの親子がいました。夕日が沈む北アルプスの峰々をバックにライチョウの親子を見れたのは奇跡でした。
翌朝4時に山荘を出発して、2座目の常念岳を目指しました。途中の蝶槍で朝日に照らされてモルゲンロートが現れた穂高連峰と槍ヶ岳は僕が登山を始めて以来最も素晴らしい光景でした。その先の森林帯の山道を進み、途中にはニッコウキスゲやハクサンフウロなどの有名な高山植物がたくさん開花して山の中を彩っていました。2592m峰付近は高山植物の見どころスポットの一つです。花の百名山は伊達ではありませんでした。そこから暫く森の中の急登を下り、再び常念岳が見えるとそこから標高差400mのひたすら険しい登りの始まりです。何度も小休止を取りながら少しずつ登って行きましたが、登る毎に岩場が険しくなります。予定の3時間遅れで山頂に無事到着しましたが、周囲の天気が急変してすぐに下山しました。前常念岳付近まで来た頃には雷雨が来て、避難小屋で待機してやり過ごしました。ここでも時間を大幅にロスしました。事前に過去のデータから予測して日程の時期を計画しましたが、山の天気は簡単には予測できない事を痛感しました。雷雨が通り過ぎて前常念岳の険しい岩場を慎重に下り、ようやく樹林帯に入った時は既に16時を過ぎていました。その後、暗くなった夜道を恐る恐る下って駐車場に着いたのは予定を7時間以上過ぎた22時を少し過ぎた頃でした。
完全な計画ミスでした。10年近く登山をしてきたのにこのような失敗をしてしまい、後悔と罪悪感で心が折れそうでした。本来なら2泊3日の山行がベストでしたが、一ノ沢登山口が封鎖されていた事と山行時間と体力ペースを考慮せず強行してしまったのが原因でした。今回の失敗で多くの経験を積んだ山旅でした。今後は常念岳での経験を基に登山において重要な点を踏まえて慎重に計画を作成していきます。
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装備・携行品
| シャツ | アンダーウェア | ソフトシェル・ウインドシェル | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
| 登山靴 | バックパック | スタッフバック | スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス | ヘッドランプ |
| 予備電池 | タオル | 帽子 | グローブ | サングラス | 着替え |
| 地図 | コンパス | ノート・筆記用具 | 腕時計 | カメラ | 登山計画書(控え) |
| ツエルト | 健康保険証 | ホイッスル | 医療品 | 熊鈴・ベアスプレー | ロールペーパー |
| 非常食 | 行動食 | チェーンスパイク | トレッキングポール | GPS機器 | ヘルメット |


































































































