行程・コース
天候
快晴 → 下山中 晴れ時々曇り
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
岩菅山聖平(一ノ瀬)登山口の駐車スペースに駐車しました。
登山口周辺の路肩が広くなっていて、7~8台程度は停められそうな未舗装のスペースがあります。携帯トイレ用の回収ボックスも設置されていました。
この登山記録の行程
計画と実際の通過時間。
※標準コースタイムの×0.9にて計算 (ヤマレコのらくルートでのコースタイム)
05:35 [04:30] 岩菅山聖平(一ノ瀬)登山口
05:42 [04:39] 分岐(小三郎小屋跡)
06:03 [05:15] アライタ沢出合 ※休憩 4分 [10分]
07:06 [06:46] ノッキリ ※休憩 無し [10分]
07:36 [07:32] 岩菅山 ※休憩 35分 [30分]
08:47 [08:56] 裏岩菅山 ※休憩 23分 [30分]
09:42 [10:11] 岩菅山 ※休憩 9分 [30分]
10:09 [11:08] ノッキリ ※休憩 6分 [無し]
11:20 [12:29] 金山沢ノ頭 ※休憩 4分 [10分]
12:02 [13:42] 東館山頂駅 ※休憩 2分 [無し]
12:28 [14:27] 高天ヶ原駐車場 ※休憩 2分 [無し]
13:28 [15:25] 分岐(小三郎小屋跡)
13:35 [15:29] 岩菅山聖平(一ノ瀬)登山口
休憩時間 … 1.4時間 [2.0時間]
行動時間 … 6.6時間 [9.0時間] ※計画の73%
合計 … 8.0時間 [11.0時間]
※[ ]は計画タイム
★コース定数 … 37 (体重 58Kg / 荷物重量 15Kg)
予想消費カロリー/水分量 … 2712kcal/mL
※山と溪谷社公表の計算式より
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
【コース状況】
・岩菅山山頂直下がガレ気味ですが、鎖や梯子場等は特に無く危険箇所はありません。登山道も綺麗に刈払いがされていて整備の行き届いた歩きやすいコースでした。
【周辺情報】
下山後は長野電鉄 湯田中駅裏手にある日帰り入浴施設「楓の湯」にて入浴しました。
大人一人 ¥500とかなりリーズナブルなお値段でした。
岩菅山聖平(一ノ瀬)登山口から30分ほど。(約22Km)
地元のお客さんが多い印象の小さな温泉です。源泉の湯温が高い為か内湯は暑くて少ししか入れませんでした…その代わり外湯(露天風呂)はちょうど良く、のんびりと出来ました。スペースは小さいですが休憩所もあります。
温泉施設隣にある「楓の館」は旧駅舎で、国の登録有形文化財にも登録されている建物との事です。
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入浴後は中野市内の「ごはん処 じょうや」にて晩ご飯としました。
「楓の湯」から10分ほど。(約6Km)
今回は口コミで高評価だった「焼きモツ定食」を頂きましたが、他にもハンバーグ定食や豚カツ定食など色々なメニューがありました。
定食や丼ものを注文した場合に限り、味噌汁とご飯が一杯無料でおかわりできます。(因みに大盛りも無料です)
飯山産のコシヒカリを使っているとの事で、個人的に外食で食べたご飯でベスト3に入る美味しさでした!甘辛い味付けのモツ焼きと相まってついついご飯が進んでしまい、追加で「海老フライ」も注文してしまいました(笑)
中野方面にお出かけの際は是非!
【備考・反省点等】
特に無し。
【感想】
2025年7月末の山行記録となります。
前回の将棊頭山・木曽駒ヶ岳登山から約1週間後、前々からずっと行ってみたいと思いつつもなかなか行く機会に恵まれなかった志賀高原の岩菅山・裏岩菅山へようやく行く事が出来ました。(自宅から片道340Kmの道のりもなかなか重い腰が上がらない理由のひとつでしたが今回はすんなりと計画を立てる事が出来ました。ここ最近の長野連続遠征でだんだんと距離感が麻痺してきたからでしょうか?汗)
山行当日は天気に恵まれ快晴で開放感満載の稜線歩き + 岩菅山・裏岩菅山山頂からは360°の大展望が広がり、上信越・福島・栃木県境・奥秩父の山々に加え遠く富士山も望む事が出来ました。(間近に見えるはずの信越五岳や北アルプスの山々は朝靄+雲に覆われてしまい残念ながら見る事は出来ませんでした…)
今回は岩菅山登頂後にノッキリから金山沢ノ頭を経由しスキー場内を下って高天ヶ原 → 聖平(一ノ瀬)登山口まで戻る周回ロングコースとしましたが、特に東館山スキー場内の高山植物園周辺のたくさんの花々を見れたので良かったです!
勿論、下山後の温泉や所謂「孤独のグルメ」も大満足でとても充実した山行となりました。
下記リンクは今回の登山のログデータです。
https://connect.garmin.com/modern/activity/19902093061
フォトギャラリー:81枚
本日の朝飯。
孤独のグルメ in 東部湯の丸SA 下り 「ごぼう香るかき揚げそば ビーフカレー小丼セット」¥1,180。
※昨年5月の黒姫山登山以来、久々の上信越道での長野入りでした。
本日の山行のスタート&ゴール地点である岩菅山聖平(一ノ瀬)登山口の駐車スペース。
千葉の自宅出発 00:20 → 04:50頃到着。
※出発準備中、駐車場周辺に鬱陶しい小虫が多く虫除けを持っていけば良かったです…
長野県お馴染みの登山口標識。
登山道入口の携帯トイレ回収ボックス。(復路にて撮影)
はじめは泥濘気味の登山道に敷かれた石積み + 木段の登山道を登っていきます。
小三郎小屋跡に到着。
帰宅後にネットで調べてみましたが、2007年くらい迄はトタンや石積み跡が残っていたそうです。
※参考「群馬山岳移動通信」
https://gun-mtido.sakura.ne.jp/tevo.htm
武右ェ門沢の木橋を渡る。
アライタ沢出合に到着。上条用水路の取水口がありました。
アライタ沢出合迄は殆ど平坦な登山道ですが、ここから本格的な登りになります。
木々の間から目指す岩菅山を見上げる。
刈払いもしっかりとされて歩きやすい登山道です。
歩き始めて1時間半程でノッキリに到着。
一ノ瀬ルートはコース上に山頂まで○/4と書かれた道標も設置されていました。
ノッキリのベンチにて小休憩。
少し進むと樹林帯が終わって一気に視界が開け眼前に岩菅山が迫ってきます。
ノッキリから山頂まで約200mの標高差を登っていきます。
ガレ気味の登山道に変わってくると斜度も増してきます…
登山道を振り返ると遠く富士山まで見渡せる絶景が広がっていました!山頂までもう少し!
岩菅山山頂に到着です!(復路にて撮影)
祠が建つ広い山頂で360°の大展望が広がっていました!
山頂標柱前にて記念に一枚。
撮影後、裏岩菅山方面からソロの男性が戻ってきました。
登山口には僕の車しか無かったので、切明温泉方面から縦走してきたのでしょうか?足早に山頂を去ってしまったのでお話を伺う事は出来ませんでした。
山頂の避難小屋。
思っていたよりも内部は広く綺麗でした。薪ストーブもあります。
岩菅神社の祠。(復路にて撮影)
石積みの小さな祠。(復路にて撮影)
秩父宮殿下登頂記念碑。(復路にて撮影)
少し読みにくいですが、昭和4年8月7日と書いてあります。
昭和4年=1929年なので96年も前になるんですね。
山頂北側の三角点も忘れずに!(草に埋もれかけていました)
新潟・福島・群馬県境の山々。
左から中ノ岳、荒沢岳、巻機山、平ヶ岳。
新潟・福島・群馬・栃木県境の山々。
左から燧ヶ岳、至仏山、鬼怒沼山、燕巣山、根名草山、温泉ヶ岳、日光白根山、男体山。(燧ヶ岳手前に一ノ倉岳、至仏山手前に佐武流山、根名草山と温泉ヶ岳手前に上州武尊山)
浅間山。(右の黒斑山の横に八ヶ岳の赤岳。黒斑山と赤岳の間に草津白根山)
富士山と手前に奥秩父の山々。
左から雁坂嶺、破風山、三宝山。富士山手前に国師ヶ岳と北奥千丈岳。右に金峰山と瑞牆山。
四阿山と根子岳。
※四阿山と根子岳間の奥に薄らと見えるのは木曽駒ヶ岳でしょうか?
群馬・栃木県境の山々。
左から中禅寺湖畔の黒檜岳、皇海山、鋸山、袈裟丸山。(黒檜岳手前に白砂山、鋸山と袈裟丸山手前に堂岩山と白砂山へ至る稜線)
志賀高原最高峰の裏岩菅山を望む。(左奥に鳥甲山、右奥に苗場山)
ハイマツ帯に設置された道標。
笹原に続くシングルトラック。
3箇所ほどのピークをアップダウンしながら進んでいきます。
裏岩菅山に到着です!
こちらも開放感抜群、360°の大展望です!
山頂標識。
三角点も忘れずに。
切明温泉方面へと続く烏帽子岳への稜線の奥に苗場山を望む。
(苗場山の奥に越後駒ヶ岳と中ノ岳、荒沢岳、巻機山)
鳥甲山。
岩菅山への復路より。
開放感抜群のトレイルが続く、気持ちの良い尾根歩きです!
※残念ながら北アルプスの山々は雲に隠れて見えませんでした。
トレイルランニングも気持ち良さそうです!
途中で数名のかたとすれ違いました。
岩菅山山頂に戻ってきました。
今回はこの地点でまた全行程の半分ほど。遠方の山々は雲に隠れはじめていたので小休憩ののち足早に出発しました。
ノッキリの直ぐ南のピークより岩菅山を振り返って。
金山沢ノ頭へのルートも刈払いがしっかりとされていました。
ただ、大小のピークを何回も越えるので想像以上にアップダウンがある印象でした。
木々の間より金山沢ノ頭を見る。
ハクサンフウロ。
高山植物も綺麗でした。
岩菅山を振り返って。
金山沢ノ頭に到着。
ここの少し手前で東館山スキー場より登ってきたご夫婦とお会いしました。岩菅山からここまでのコースタイム、ゴンドラの始発時間などをお話しました。(始発は09:00との事でした)
赤石山、横手山方面の分岐でもあります。
寺小屋峰に到着です。
道の真ん中に三角点がポツンとあるだけの樹林に囲まれた地味なピークです。
岩菅山・赤石山登山口に到着。
スキー場の斜面を進んでいきます。
スキー・スノボーで志賀高原は来たことが無かったので、自身初進出ですね(笑)
ニッコウキスゲ。
ヤナギラン。
ヤナギランの花畑の奥に登ってきた岩菅山を望む。
東館山頂駅方面に進みます。
東館山頂駅周辺は高山植物園となっていて、多くの人で賑わっていました。
コバギボウシ。
キンコウカ。
長野オリンピックのメモリアルコースになっているようです。
1998年…27年も前の出来事なんですね。
まだ11歳の時でしたが、スキージャンプ団体金メダルなど記憶がありますね。
高山植物園の中を進んでいきます。
ここから高天ヶ原スキー場内をほぼまっすぐに下山していきます。
高天ヶ原駐車場に無事降りてきました。
団体さんが高天ヶ原リフト乗り場に向かってきました。
年齢的に大学生くらいでしょうか?
降りてきた高天ヶ原スキー場を振り返って。
ここからスキー場の建物脇から遊歩道へ進みました。
はとバスが数台停まっていました。先ほどの団体さんはツアー客だったみたいですね。
岩魚(イワナ)より人間様へのお願い。
遊歩道も綺麗に刈払いされていました。
一ノ瀬バス停方面では無く、せせらぎ遊歩道を通ってみました。
刈払いもされていますが、旅館街を通るのと時間的には余り変わらなさそうです。
一ノ瀬旅館街への分岐に到着。
この後、上条用水路と並行する遊歩道の入口を探すのに少し戸惑いました…
地形図を見てホテルホゥルス志賀高原の横から遊歩道がはじまっているのかとばかり思っていました。
実際の入口は一ノ瀬ファミリースキー場内にあります。
※スキー場マップだと一ノ瀬クワッドリフトの下辺りです。
今回はスキー場内を突っ切って行きましたが、実際はファミリスキー場の建物の横 (写真だと右側)からスキー場内に入り、遊歩道へ向かうのが恐らく正しい道のりだと思われます。
用水路と並行した遊歩道をほぼ水平に歩いていきます。
本当に通れるのか不安でしたが、思っていたよりも綺麗に管理されていました。
小三郎小屋跡に戻ってきました。あとは駐車場へ階段を下るのみです。
岩菅山聖平(一ノ瀬)登山口に無事下山。お疲れ様でした。
下山後は「湯田中駅前温泉 楓の湯」にて汗を流して行きました。
入浴後は中野市内の「ごはん処 じょうや」にて晩御飯としました。
本日の晩飯。孤独のグルメ in ごはん処 じょうや。
「焼きモツ定食」¥990。
甘辛い味付けの焼きモツは熱々の鉄板に載っていて、少し焦がし気味の香ばしい風味も相まってメチャクチャ美味でした!
それと飯山産のコシヒカリのご飯もとても美味で、箸が驚くほど進みます!
「特大海老フライ 単品」¥580も頂きました。
このあとテイクアウトでアイスコーヒーを購入し、帰路に付きました。
装備・携行品
| 【その他】
<シューズ> Sirio P.F.431 (トレッキングシューズ) <ザック類> Gregory PARAGON 38 (35L バックパック) mont・bell U.L. Pouch S (貴重品用ポーチ) <アウター> mont・bell Storm Cruiser Jacket Men's (レインジャケット) mont・bell Storm Cruiser Pants Men's (レインパンツ) ARC'TERYX Squamish Hoody Men's (ウインドシェル) mont・bell U.L. Thermawrap Jcket Men's (化繊ダウンジャケット) <パンツ> finetrack CHRONO PANTS (薄手ロングパンツ) <シャツ> MONTURA Outdoor Pocket Zip T-shirt (半袖ジップシャツ) <ソックス> FITS ミディアムハイカークルー <アンダーウェア (パンツ・タイツ)> mont・bell ZEO-LINE Cool Mesh Brief Men's (ブリーフ) CW-X GENERATOR MODEL Cool (クールタイプサポートタイツ) <アンダーウェア (シャツ)> MILEET DRYNAMIC MESH Short Sleeve (ショートスリーブドライレイヤー) <その他ウェア類> mont・bell Trekking Fingerless Gloves Men's (薄手フィンガーレスグローブ) SALOMON XA CAP (帽子) C3fit Cooling Arm Covers (アームカバー) <ギア類 (トレッキング用品・テント & 寝具類)> PETZL ACTIK CORE (2023モデル) (ヘッドライト) アライテント ビバークツェルト ソロ (ツェルト) 東京ベル BEAR BELL 森の鈴 (熊鈴) FOX 40 MICRO (ホイッスル) LEATHERMAN SQUIRT PS4 BLACK (マルチツール) <ギア類 (火器・ボトル・クックウェア等)> SOTO SLIDE GAS TORCH ST-487 (ライター) JETBOIL MicroMo (小型バーナー) Camelbak Peak Fitness Chill 0.75L (750mLボトル 水) Camelbak Peak Fitness Chill 0.75L (750mLボトル 清涼飲料水) mont・bell Flex Water Pack 1.0L (新 #1) (1.0Lソフトボトル 水) mont・bell Flex Water Pack 1.0L (新 #2) (1.0Lソフトボトル 水) TOAKS TITANIUM 375mL CUP (マグカップ) mont・bell STUCK IN 野箸 (箸) <GPS、アイウェア等> GARMIN fēnix 8 Sapphire Dual Power 51mm Ti Carbon Gray DLC (GPSウォッチ) 眼鏡市場 i-ATHLETE IA-465 (調光レンズ眼鏡) <カメラ類> PENTAX K-1 Mark II J limited 01 (フルサイズデジタル一眼) PENTAX K-3 Mark III (APS-Cデジタル一眼) HD PENTAX-D FA 21mmF2.4ED Limited DC WR (21mm広角単焦点レンズ) HD PENTAX-D FA 70-210mmF4ED SDM WR (70-210mmズームレンズ) HD PENTAX-DA★16-50mmF2.8ED PLM AW (16-50mm標準ズームレンズ) Velbon UTC-63 (カーボン三脚) Manfrotto Advanced ホルスター S III (トップローディングカメラバッグ) TENBA Axis V2 4L Top Loader Black (トップローディングカメラバッグ) |




