行程・コース
天候
初日;曇り後雨(強風) 2日目;曇り(強風)後晴れ 3日目;快晴後晴れ
利用した登山口
登山口へのアクセス
バス
その他:
山岳夜行バス(平湯乗り換え)
平湯発4:45 上高地バスターミナル着5:30
この登山記録の行程
【1日目】
上高地バスターミナル(06:00)・・・河童橋(06:05)・・・明神・・・徳沢(07:40)・・・横尾(08:40)・・・本谷橋(09:40)・・・涸沢(11:30)・・・南稜取付・・・南稜テラス(15:15)
【2日目】
南稜テラス(04:45)・・・北穂高岳(05:20)・・・最低のコル(06:30)・・・涸沢岳(07:30)・・・穂高岳山荘(08:05)・・・奥穂高岳(08:53)・・・紀美子平(10:25)・・・前穂高岳(11:02)・・・紀美子平(11:58)・・・岳沢小屋(13:45)・・・河童橋(16:25)
【3日目】
河童橋(05:45)・・・上高地バスターミナル・・・田代橋・・・西穂登山口・・・焼岳登山口(06:30)・・・峠沢・・・焼岳小屋(08:40)・・・中尾峠・・・焼岳北峰(10:25)・・・中の湯新道分岐・・・焼岳登山口(13:00)・・・中の湯温泉旅館(13:20)・・・中ノ湯(13:58)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
初日)涸沢には大学時代に3回行ったが真夏に行くのは初めて。登ってみて分かったが雪の上を歩く方が楽。ヒュッテで休んでいる間に雨が本降り。無雪期の南陵は登ったことが無かったため、踏み跡や目印を見逃して引き返すこと数回。やっとの思いで「南陵テラス」に到着。キャンプの受付を行う気力が消失してそのまま幕営。話には聞いていたが狭い上に岩がゴロゴロ。小屋まで行っていれば小屋泊まりに変更間違いなし。テント場の近くにトイレなし。緊急の場合は…しかないよな
2日目)昨日の遅れを取り戻すため早めに出発。雨は止んでいたが台風並みの風。取り敢えず北穂山頂で記念撮影。晴れていれば素晴らしい景色も霧の中では無意味。風は飛騨側から絶えず吹き付け、気を抜くと信州側に吹き飛ばされそうになる。三点支持を忠実に守って連続する岩場・鎖場を通過。やっとの思いで「最低のコル」に到着。この辺りから風が弱まりを見せ始め「穂高岳山荘」に到着。トイレと食事の後「奥穂高岳」へ。今までの道に比べると楽ではあるが、重い荷物のせいでルートを誤ること数回。山頂に到着しても霧のため何も見えず。記念撮影だけを済ませて「前穂高岳」に向かう。最初は楽だった道も徐々に険しい岩場に変わり、登りなら正確に辿れる道も下りだと分からない。ここでもルート選択を誤り死ぬ思いで「喜美子平」に到着。ここは「吊り尾根」の中でも平らな方で決して広いわけでは無い。ウエストバッグだけを持って「前穂高岳」へ。薄れてきたとは言え霧の中なので視界は今ひとつ。「重太郎新道」は出だしから鎖場。後ろ向きの三点支持で降りる場所が度々あり予想以上に時間がかかった。森林限界を過ぎ岳樺の林に入る頃には足下に危険箇所は無くなる。「岳沢小屋」から先は長い沢沿いの単調な道。車道に出てから「河童橋」までがまた長い。
3日目)前日のハードコースが祟り大寝坊したが「焼岳」だけは行きたかったので予定を変更。観光客まばらな道をひたすら歩き「西穂登山口」を過ぎ「焼岳登山口」で休憩。緩やかな登りが徐々に斜度を増し眼前に「峠沢」が見え、はしごや階段が出てくる。長い3連のはしごを超して、道は緩やかで明るい笹原の峠道らしいジグザグ状態へ変化。「焼岳小屋」は樹林帯の中でヘルメットのレンタルも行っている。小屋の前から「焼岳」の登りが始まる。森林限界を越えると視界は一気に開け、背後に目をやれば「笠ヶ岳」、その右側には「穂高」の山並み、目の前には「焼岳北峰」の尖塔がドッシリ。水蒸気が上がり硫黄の臭いが漂う中、歩き続け「南峰」と「北峰」のコルに到着。荷物を置いて登れば良いものを何を勘違いしたか、そのまま山頂へ。山頂からの眺めは最高!来た道を戻り「中ノ湯」への道を辿る。大岩や転がりやすい小石がゴロゴロしている中、足下に注意して下る。森林の中に入った途端、泥濘んだ道に変化。バス停への直接ルートは泥濘の中に申し訳程度のベンチが1つだけある広場を左に行く(と思う 綠のロープが張ってあり立ち入り禁止)。樹林帯の道なので景色が無く、泥濘と滑りやすい石や木の根に気を張りながらひたすら下る。道が明るくなり斜度が緩くなれば車道までは一踏ん張り。しかし、ここからがまた長い。車道に出てから約30分で「中ノ湯」、更に車道歩き30分で「中ノ湯」のバス停に到着。バスの時間がよく分からないし来ても乗れるがどうか不明なので待つこと20分。運良く「松本」行きの特急バスが来る。迷うこと無く乗車。
帰る時になって天気が良くなるのは当たり前(?)のパターン。今回はそれが如実に表れた登山であったと言える。
フォトギャラリー:35枚
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
登山靴 | バックパック | スタッフバック | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | タオル |
着替え | 地図 | ノート・筆記用具 | 腕時計 | カメラ | 健康保険証 |
ホイッスル | 医療品 | ロールペーパー | 非常食 | 行動食 | トレッキングポール |
GPS機器 | ストーブ | 燃料 | ライター | カップ | クッカー |
カトラリー | |||||
【その他】 低周波治療器 |
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