行程・コース
この登山記録の行程
【1日目】
新穂高温泉駅(06:34)・・・穂高平小屋(07:26)・・・奥穂高岳登山口(08:10)・・・重太郎橋(09:30)・・・荷継小屋跡(10:26)・・・穂高岳山荘(13:42)
【2日目】
穂高岳山荘(05:40)・・・奥穂高岳(06:20)・・・ジャンダルム(07:50)・・・天狗のコル(09:29)・・・西穂高岳(12:00)・・・西穂独標(13:25)・・・西穂山荘(14:31)・・・西穂高口駅(15:20)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
ジャンダルムへ行きたい!その想いからようやく念願の北アルプスへの計画が叶った。
コースは上高地からが良いと聞いてはいたものの、初心者であること、体力に心配もあることから、新穂高ロープウェイの前を通り、奥穂高登山口、穂高岳山荘(1泊)、奥穂高岳、ジャンダムル、天狗のコル、西穂高岳、西穂高山荘、西穂高口駅とコースを計画。
初日は曇天模様で予定とおり。天気予報でも雲行きが怪しく登山日和では無いことは十分承知でしたが、翌日の天気は登山日和との予報を信じていざ穂高岳山荘を目指しました。
最初は林道で川の音を聞きながら軽快に進み、奥穂高登山口に到着。そこから重太郎橋を目指しました。ここまでもとなりにある川の音を聞きながら余裕な感じ。途中、板っきれの橋を渡り、荷継小屋跡らしきポイントへ到着。???重太郎橋は?まさか、さっきの板っきれ?あれが重太郎橋だったかと思い返しながら穂高山荘を目指しました。ここからは天候も悪く、ガスの中。殆どまわりが見渡せず、そして寒く、風も20mほど。心が砕かれる思いでした。ガスの中、うっすらみえる影が山荘ではないかと近づくと大きな岩でガックリ。足場も岩だらけで歩きにくく、苦労に苦労の末、ようやく穂高岳山荘へ到着。受付を済ませ、山荘内を散策。ご飯までに時間もたっぷりあるので、少し仮眠や暖炉で暖まったりとそんな時間を過ごしました。ようやく夕食のお時間。いろんな登山客の方達と同じテーブルで一緒に食事をしました。ご飯やお茶など同じテーブルのおばちゃんが親切によそってくれたり、山の話をしてくれたりと有意義な食事時間を過ごせました。しかもご飯食べ放題。しば漬けも食べ放題(そんなに食べられないけど)、おかずもうまい!山荘内にストーブもついていて暖かいし、山荘サイコーです。テントに泊まっている方もたくさんいたようですが、これを経験してしまうとテント泊できません。しかも3000mにある山荘です。ここにこれだけの設備があるなんて驚きばかりでした。食後、ビールとおつまみで一杯やってから夜に外へ出てみると、天気はとても回復しており、満天の星空が現れました。天の川が見える!こんな綺麗な星空をみたのは何十年ぶりだろう。
朝方(3:30頃)のまだ暗い時間帯には登山客の方が穂高岳をめざてましたが、暗すぎてまだ無理と二度寝。4:30に起床し、いろいろ出発をしていざ、ジャンダルムへ!
穂高岳山荘から最初の壁がイキナリ急なコース(歩くではなく登る)で少し驚きましたが、登ってみればなんてことなく、スイスイと穂高岳に到着。景色は最高です。天気がものすごくよく槍まではっきり見えました。YouTubeで見た時、かなり恐怖が湧いたウマノセでしたが、己が行ってみると楽しくて仕方なく、ここもスイスイと通過。やっとジャンダルムへ到着。どっから登るの?付近に関西のおじさんに聞いてみると、ジャンダルムには2つ登るコースがあると。1つは、西穂側から普通に歩いて登るコースと奥穂側から直登するコース。
えっ?直登するコースって×が壁にマークされてますけど。そのおじさん曰く、西穂側からジャンダルム登ったなんて言ったら恥やで、幼稚園児でも登れる。コース教えたるわ。なんて言うもんだから、直登しましたよ!危険を覚悟で。
ジャンダルムへ辿り着く前に、昨日の天候でジャンダルム付近から滑落して死亡したって話を途中で会った登山者から聞いてたので、そりゃもう最初はビビりましたが、気持ちは登るしかないへ切り替わってました。ドキドキしながら登りました。登ってしまえば大したことないやって思えましたが、ジャンダルム初心者はふつう直登なんてしないですよね。
そこから西穂高を目指しましたが、私が今まで登ってきた山は、ほとんど歩いて登るってのが一般的なんですが、ここは、手や足を使って登るってのがほとんどのコースです。そして、どこにも安全そうな路はなく崖ばかり。集中力が必要ってのがよくわかりました。
常に意識してないと、すぐ滑落しますよこのコース。西穂高でも滑落情報もあり、そういえば、朝からあっちこっちでヘリが飛び回ってました。
そんなこんなで西穂高山荘へついた時はやっと着いたと達成感いっぱい。そこからロープウェイ口までの山道はかなりだるかったですが、とても大満足でした。今回良かったと思っているのは、体力のあるうちにウマノセやジャンダルムへ行けたこと。これが逆だったら、足や腕がパンパンで登れなかったかもしれません。もしかしたら滑落してたかも。初心者は穂高岳から西穂岳を目指すべきだと思いました。また北アルプスへは行きたいです。今度は大キレットや槍へ行きたいですね。
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装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
登山靴 | バックパック | スタッフバック | タオル | 帽子 | グローブ |
サングラス | 着替え | 地図 | コンパス | ノート・筆記用具 | 腕時計 |
カメラ | ナイフ | 健康保険証 | ホイッスル | 医療品 | 虫除け |
行動食 | テーピングテープ | カップ | |||
【その他】 山荘内での行動着、アミノバイタル、使い捨てコンタクトレンズ(替え)、目薬 |
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