行程・コース
天候
晴れのち曇り
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
氷川キャンプ場の駐車場にて車中泊(12/1~2/29無料開放中)、帰りは「山のふるさと村」からの無料送迎バス(15:40発)を利用しました。
この登山記録の行程
奥多摩駅(06:00)・・・愛宕山(06:20)・・・鋸山(07:45)・・・大岳山(08:45休憩5分)・・・大ダワ(9:45休憩5分)・・・鞘口山直下(江戸小屋山分岐)・・・鞘口山北尾根・・・鞘口山(10:45)・・・御前山避難小屋(11:30)・・・御前山(11:50休憩10分)・・・月夜見山(12:30)・・・鞘口峠(13:20)・・・三頭山(14:00休憩15分)・・・鞘口峠(14:40)・・・やまのふるさと村ビジターセンター(15:40)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
奥多摩三山を一筆で縦走する、以前から温めていた登山を実行するときが来ました。
距離が長いので陽が長い季節がいいのですが、花粉の季節は花粉症のため×、梅雨はそもそも不適、夏は暑すぎて水場がすくない関東の山は過酷、というわけで何故かこの時期に挑みました。
早朝初電の音を目覚ましにして準備開始、まだ暗い間に出発です。朝日を浴びて浮かび上がる川苔山が眼前にそびえます。
大岳山は3度目、鋸岳は2度目なのでサラッと通過と思いきや、晴天の大岳山山頂は初めてだったので美しい富士山と奥秩父から奥多摩へと至る稜線をじっくりと眺めることができました。
大ダワから御前山に向かう途中、鞘口山山頂直下にふと明確な分岐が現れました。地図には書いていません。1本は山頂へ直登、もう1本は右手に山体を巻いています。もしかして、巻道か?きっと普段の行いが悪いのでしょう。右へ。
ルートは山体を巻きながら一時登るもののその後一気に下降、どうやら江戸小屋山へ向かうルートのようです。このまま下山させられたらたまったものではありません。(引き返したらいい?その通り!)下降を続けるルートから少し外れたところに尾根筋が見えたので、ルートを脱出し尾根の取り付きへ。地図を見る限りは鞘口山の北に伸びるルートに取り付いたようです。あとで調べましたがヴァリエーションルートの一つのようです。
ルート上にはピンクテープが散見し、地元の山岳会さんが整備しているであろうことが想像できます。急坂の踏み跡を直登していくと鞘口山ベンチ裏にひょっこり出てきます。
これでプラス30分、、、軽く道に迷ったというんです、それは。反省しています。
ルートに復帰した後は御前山へ。水に不安があったので出てたらラッキー程度の気分で避難小屋の水場へ寄り道。水は凍らず出ていてくらました。少し土っぽかったですが、ありがたくいただきました。小屋もきれいに掃除されてて宿泊も快適そうでした。
御前山から先は落葉が分厚く積もった下降路やトラバースが多く、スリップや隠された石で乗っ転んだり、落葉に足を取られて歩きにくかったりと意外と大変です。
このあたりから足への疲労の蓄積を自覚し始めます。既に稜線の向こうに三頭山を捉えているのですが、一向に近づけません。鞘口山手前の下降と登り返しが効いているのか、後悔とともに続行の可否を検証しながら歩きます。
鞘口山に到着した時点で予定通過時間20分オーバー、行ける、と判断し登山続行。14時に三頭山西峰に到達し、奥多摩三山の縦走達成しました。
帰りは鞘口峠から下降を開始。沢沿いに足場が悪い道が乳酸満タンの足に響きます。
15:30に山のふれあい村敷地に入った直後に拡声器から無料送迎バスのお知らせが・・・15:40にビジターセンターから出発とのこと。16:11に小河内神社から路線バスに乗る予定だったのですが、無料!これはチャンス!最後の最後に全力ダッシュ!!
バスに滑り込んで意識を失うように眠り込んだのでありました。
目が覚めると日没間近の奥多摩駅。全力で登り切り、無事に奥多摩へ帰還。
さぁ、雪山の準備を始めましょう!
※行程すべてを通して積雪・凍結はありません。
落葉が深い場所でスリップ・滑落に注意しましょう。
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