行程・コース
天候
初日:晴れ、稜線上は冷たい強風、2日目:快晴、無風
登山口へのアクセス
バス
その他:
塩山から大弛峠までバス(要予約)
栄和交通
途中、柳平で乗り合いタクシーに乗り換えるが、一貫したサービスなのでスムーズ
トータル料金1800円
この登山記録の行程
<1日目>
大弛峠(9:00)ー朝日岳ー金峰山(11:30)ー富士見平小屋(15:40)(泊)
<2日目>
富士見平小屋(5:45)ー瑞牆山(7:30)ー富士見平小屋(9:30)ー瑞牆山荘(10:30)ー増富温泉
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
梅雨の合間に、金峰山、瑞牆山と一足先にアルペン的な雰囲気を楽しんで来た。東京の自宅からアプローチに5時間近くかかり、そうそう気軽には行けない。しかし、大弛峠から金峰山、富士見平に進み、ここを起点に翌日瑞牆山を往復し、充実した山行となった。
大弛峠から金峰山のコースは標高差も小さく、楽に頂上を踏めるが、唯一の難点は砂払の頭から頂上を前に見ながらアルペン的な稜線を登る楽しみにはやや欠けることだろうか。頂上を背に下るのと、気分を盛り上げながら長い稜線を登るのと・・・達成感の面では前者か?ただし、瑞牆山と両方を楽しもうとすると、私の今の体力では時間的にも少々苦しくなりそう。大弛峠に到着する時間をバスに合わせるのも少々心許なく、悩ましい選択であった。
お目当ての一つであったシャクナゲは、金峯山頂でキバナシャクナゲ、大日岩下で群落が見られた。
今年は2月の大雪の影響で残雪が多かったそうだが、縦走路にはほとんど残っておらず、軽アイゼンは不要。
2日目に目覚めてみると、やはりひざに違和感が。瑞牆山を諦めようかとも思ったが、岩場だらけということでポールも置いて軽装で富士見平小屋からピストン。昨日の不調が嘘のように快調に登る。
今回、ひざの不安を軽減するためにトレッキングポールを初めて使ってみた。まだ使い慣れない上に、岩場に来る度にしまわなければならず、文字通り往生した。今回はポールを使った際のペースがつかめず、結果的にブレーキとなったのは残念。(追記、使い慣れれば確かにひざの負担を軽減することができる)
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塩山から栄和交通のバス、乗合タクシーを乗り継いで大弛峠へ
乗り合いタクシーを降りた大弛峠ですでに標高2360メートル。空気もひんやりしていて、テレピンの香り、始めから高山の雰囲気。
大ナギ
残雪が所々に
この辺りではシャクナゲはまだ蕾のまま
瑞牆山を望む
森林限界を超えると風景が一変
金峰山山頂付近のキバナシャクナゲ
五丈岩
こちらは五丈岩の側面。稜線上は強風だったが、裏に回り込めば風もなく快適。
開放感たっぷりの岩場の下り。
ひざに不安を抱えたため、今回初めてポールを利用したが、扱いが不慣れでペースもつかめず、かえって疲れてしまった。下りで使いたいのだが、こう言う岩場では邪魔。
シャクナゲ
砂払の頭に下る途中、金峰山を振り返る
千代の吹上
大日岩
本日の宿、富士見平小屋。ランプの小屋で、コーヒーが美味しかった
富士見平小屋から富士山を望む
二日目。
目覚めてみると、やはりひざに違和感が。瑞牆山を諦めようかとも思ったが、岩場だらけということでポールも置いて軽装で富士見平小屋からピストン。
昨日の不調が嘘のように快調に登る。
文字通り攀じ登り、ぐんぐん高度を稼ぐ。
瑞牆山山頂直前のシャクナゲのトンネル。
ここを抜けると山頂に飛び出す。
おおー、と思わず歓声。360度遮るものなし。八ヶ岳、南アルプス、さらには北アルプスまで展望できた。ほどなくしてガスが出てきたから、山頂は午前中の早い時間が吉。
瑞牆山山頂から大やすり岩
八ヶ岳もきれいに見えた
林間から望む瑞牆山
辺りは春ゼミが賑やかに鳴いていた
韮崎行きのバスを途中下車して、増富の湯で汗を流す。目の前がバス停なので、時刻を確認して湯につかればゆっくりできる。
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
登山靴 | バックパック | スタッフバック | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | タオル |
帽子 | グローブ | 着替え | 地図 | ノート・筆記用具 | 腕時計 |
カメラ | 虫除け | ロールペーパー | 非常食 | 行動食 | GPS機器 |
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