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鳳凰三山、御座石温泉ドンドコ沢オベリスク 旭岳下山ルート

鳳凰三山( 南アルプス)

パーティ: 1人 (山野けいすけ さん )

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行程・コース

天候

1日目 曇時々ガスガス、夕方より晴 2日目 曇時々晴

登山口へのアクセス

マイカー
その他: ファイナルコンビニはセブンイレブン。
かなり手前に「鳳凰三山」の市設置の小看板、セブン前後に青木・御座石温泉の自作看板、その先に大きな案内看板があります。
温泉は10キロ程度先の、「韮崎旭温泉」が600円で源泉が飲める温泉でオススメ。
決して豪華な温泉ではないが、持ち込みOKだったり緩い感じが素晴らしいです。
ちなみに御座石温泉は1500円でしたっけ?

この登山記録の行程

【1日目】
青木鉱泉(05:10)・・・南精進ノ滝[休憩 20分](07:20)・・・五色ノ滝[休憩 10分](09:40)・・・鳳凰小屋[休憩 60分](11:00)・・・アカヌケ沢ノ頭(13:00)・・・高嶺(13:10)・・・アカヌケ沢ノ頭(13:40)・・・鳳凰小屋(14:38)

【2日目】
鳳凰小屋(04:10)・・・アカヌケ沢ノ頭・・・観音岳[休憩 10分](05:15)・・・薬師岳小屋[休憩 10分](05:35)・・・観音岳(06:00)・・・アカヌケ沢ノ頭・・・高嶺・・・アカヌケ沢ノ頭・・・鳳凰小屋[休憩 60分](07:00)・・・燕頭山[休憩 10分](09:15)・・・西ノ平(11:00)・・・御座石温泉(11:30)

コース

総距離
約22.2km
累積標高差
上り約3,127m
下り約3,154m
コースタイム
標準20時間
自己13時間48
倍率0.69

高低図

標準タイム比較グラフ

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

【コースタイム地図に掛けなかった、御座石温泉>青木鉱泉部分】
最初から微妙に道が荒れているが、他にまようような道が無く進む。
途中にゴミ篭が指標で設置されている(写真参照)なんじゃこりゃ。
倒木を迂回し、ゆるやかな道を進んでいくと、下り。
御座石温泉から青木鉱泉は、登り>平地>下りと素直な道の為に疲れは無い。
最後の下りがテープ等が無く、右手に川の流れがチラチラ見える所で、
水の流れで削れているのか、踏み跡なのか、獣道なのか微妙なポイント【写真参照】があるが、地図的に同定しやすい場所なのでそのまま下れば青木鉱泉。
【青木鉱泉までは40分】

青木鉱泉は閉まっていて、駐車場の料金箱も無い?
いっそのこと青木鉱泉からスタートにすればよかったなぁと周りを見回すと
高校生?集団が準備をしている。先行されるとペースが不自由になるので
休憩も無く出発。前に関西弁の集団が居たが、彼らとは抜き差ししあい鳳凰小屋まで。
ドンドコ沢ルートは、滝を横目にアルバイトを稼いでいくルートですが
生憎のガスで景色もほとんどなく、テンションも微妙に上がらず。
久々の山行+幕営の装備に、序盤はノリノリで滝を見に行っていましたが
後半は疲労困憊で、滝は大幅に省略してしまいました。
『南精進ヶ滝』は、直登『地蔵岳方面』行きと、『南精進ヶ滝』方面にベンチで分岐。
ベンチ周辺に荷物をデポし、南精進ヶ滝に向かうと、滝自体は大迫力!
・・・しかし『南精進ヶ池経由地蔵岳』と言う看板が目に付きがっかり。
判っていれば装備を持ってきたのにorz
ただ、登り自体は急で、ロープでの登りが数か所見えました。
『鳳凰の滝』は急登開始の疲労でスルーしてしまいましたが、当日幕営地で
隣になった人の話だと、見つけられなかったとのこと。
『白糸滝』は、登山道から横に30秒ずれた休息スペースにあり。
『五色滝』は荷物をデポして軽く見に行くが、明らかに下っての登り返しがあり
【写真参照】、地図上も離れているので諦める。

疲労困憊ながらも、1100には鳳凰小屋に到着。
関西勢と同時に幕営料についての説明を受けるが、同じ解釈で焦る。
「テント1人800円になります。」「トイレ代1000円になります。」
うん、関西勢とも確認しましたが「トイレ代1000円」と言われました。
ピンチ缶に入れてあるお金除くと、手持ち1600円とお賽銭しかなくて、
混乱していいると、1000円ですと言われて、トイレ代込み「1000円」
だったみたいですが、一瞬混乱がありました。
週末で込みそうなので、幕営地を一番高い所の隅からと決められる。
先客1人に、私と、4型2型1型?テントを準備する関西勢しかいなく、
ゆっくり幕営して、がっつり昼食を食べた後に。
ヘルメットとグローブ、雨具と水と行動食とピンチ缶のみ持ち、
メイン荷物はデポしての地蔵岳へと向かう。
道中は富士山の大砂走のような砂礫で、登っても少し戻ってしまうような足場。
石を積んでも積んでも鬼に崩される「賽の河原」とは言ったものです・・・。
賽の河原を上がっていくと、オベリスクが見える筈なのですが。
この日の天気は雨模様でガスガス、それがまた辛かったです。
地蔵岳まで到達したら、当然今回のオベリスク挑戦に繋がるのですが。

結論からすると、今回は登頂無理でした。
むしろ懸垂下降出来なければ登るべきではない、これは間違いない。
直下10mの位置までは、事前の情報を頼りに登れたのですが。
そこからボロボロの残置ロープの中間地点まで4メートルの登り【写真参照】
そこから中間チェーンまで取り付いたとしても、更に2メートルの垂直登り。
・・・何となくポケットもありますし、勢いで登ることは出来る「かも」
しれませんが、自分の実力じゃ100%下りで足が止まり、覗き込んで
落下するのが判るので、写真だけ撮って帰ってきました。

そして帰り際から天気が回復し、幕営地に遅れて到着した組にはいい天気になった模様。


【2日目】
正直前半で全て書き切ってしまった感がありますが。
普通だと青木鉱泉ドンドコ沢>中道縦走が多いみたいですし、
私の2日目の行程は「鳳凰小屋幕営デポ>観音・薬師ピストン>鳳凰小屋回収>燕頭山>旭岳>御座石温泉」です。

鳳凰小屋から、薬師・地蔵分岐(山と高原地図の近道)分岐までが難関。
最初に暗い中出発したら、沢を渡る所でハシゴ場を見つけられず5分近く彷徨うw
足場を整地していない一枚岩を渡ったり、激登り1時間続き雨の日はキツそう。
ただ、ちょろちょろと雲海から日が出てきたので、稜線上で見たいなと思いペースアップ。
しかし力及ばず、朱に染まる雲海を撮れずにがっくり・・・。
しかもカメラを忘れたので、減価償却の終わった古スマホでの写真はボケボケすぎるi_i

雲海に登るご来光は素晴らしい。
観音・薬師までは、特に特記事項の無い岩稜。ここまで来れる人なら問題無し。
ただ、中道ルートの場合は幕営装備担ぎ上げての道中なので、やはりキツそう。
写真を撮りピストン。幕営地に戻るとほとんどのテントが撤収済み。
慌てて撤収し、下山。
燕頭山まではほとんど眺望無し、旭岳は案内看板を見つけられずスルー。
『西ノ平』に出ると、左右をロープで張られ、旧道行けないようになってました
谷側に多分旧道の木の案内看板がありましたが、ロープを乗り越えなければ見に行けないので省略。
そこからも特に特記事項も無く、御座石温泉まで到着。
最後、左に曲がらないと、意図的に御座石温泉敷地内に引き込まれるので注意。
(左にまがると、すぐに市営無料駐車場のトイレの後ろにある仮設トイレの場所にいけます)

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装備・携行品

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登った山

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